書道家/矢萩春恵

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6月1日~6月9日、矢萩春恵展「書、そして、西太后ー猛女にしてぼさつ(菩薩)」が銀座の和光ホールで開かれました。

今回私は行かれませんでしたが以下のように横田氏の素晴らしい批評が述べられていますのでご紹介いたします。当時の撮影を担当しました。


 矢萩春恵さんは30年以上前、彼女を主人公にドキュメンタリー作品を撮ってからの付き合いで、私は現存する最高の書家と個人的には思っています。
今回は大清帝国に46年間も君臨した女帝「西太后」の没後100年を記念したもの、浅田次郎氏の「蒼穹の昴」や歴史書などから抜粋した50篇あまりの文言を見事な書の世界に昇華させています。
矢萩春恵さんはこれまでシェイクシピア、忠臣蔵などまったく異なったテーマに挑戦していますが、そのたびのまったく新しい顔を見せています。現状に満足せず、つねに新しい可能性に挑戦する芸術家魂にはいつも感服させられます。
矢萩春恵さんと初めてお会いしたころは繊細で流麗な女文字を得意としていました。古今和歌集に代表される平安朝の和歌などは息をのむほど素敵なものでした。その後矢萩さんはテーマにしたがって見る見る変貌をとげ、11年前のシェイクスピア箴言集の作品などは書の領域をはみ出し、まるで抽象画のようなものもありました。いつも新しい地平線を目指すこの芸術家はいつになっても歳を感じさせない人です。 横田安正 評

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登録日:2007年 06月 15日 12:51:11

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