2007年 11月

最も足らないのは“人的資源”~枯渇する石油、日本の対応は?

G20が閉幕、原油高で「新しいエネルギーの開発」の必要性を強調

【11月19日 AFP】南アフリカ・クレインモンド(Kleinmond)で17、18日の両日開かれた20か国財務相・中央銀行総裁会議(G20)は、原油高の影響で世界経済の先行きは不透明と指摘し、「新しいエネルギーを模索する必要性」を強調した声明を採択して閉幕した。
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(c)AFP/Mariette le Roux

AFPBB News


 このところ、ニュースで「原油高」という言葉を必ずと言ってもいい程、見聞きする。緊迫が続く中東情勢や、中国やインドなどでの原油需要の増大、サブプライムローンの焦げ付きで、投機マネーが原油に向けられている等が原油価格の高騰につながっているとされるが、問題はそれだけではない。石油そのものの枯渇が近づいていることが、原油高の背景にある。より正確に言うならば、石油生産がピークを越え減少に転じ、需要と供給のバランスが崩れるということが、近い将来起きるだろうとされているのだ。いわゆる「ピークオイル」である。
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登録日:2007年 11月 30日 22:50:52

長井さんの死とミャンマー(ビルマ)と日本

ミャンマー中部で僧侶ら行進、武力弾圧以来初めて

【10月31日 AFP】ミャンマー中部のパコック(Pakokku)で31日、僧侶ら約100人が行進した。
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(c)AFP

AFPBB News


 ミャンマー(ビルマ)*で、ジャーナリストの長井健司さんが殺害されて、早くも一ヵ月が経った。私は長井さんとは面識が無かったが、同じ紛争地を取材する者として、全く人事だと思えない。長井さんのご冥福を祈るのと共に、彼が命を賭して日本の人々に伝えようとしたことを忘れないようにしたいと思う。現在発売中の週刊SPA!(07年11月6日号)には、私の担当したビルマ特集が掲載されているが、今回の取材でお世話になった、ビルマ事情に詳しいジャーナリストの田辺寿夫さんはこう語っていた。

「皮肉にも、長井さんの死が日本の人々の目をビルマに向けさせた。長井さんの犠牲を無駄にしないためにも、一過性の報道だけでなく、一人でも多くの人々がビルマで何が起きているか、関心を持ち続けてほしい」

 およそ40年もの間、ビルマと接し続けた彼は、この一ヵ月という間、かつてない程のメディアの取材攻勢(私も含めて)を受けた。その中で田辺さんが口にした率直な言葉である。各テレビ・新聞がビルマ情勢を取り上げる状況は、長く続かないのだろうが、報道が少なくなったからと言って現地の状況が改善された訳では決してないのである

*現在、外務省や日本のメディアの中でよく使われるミャンマーという呼称は、1990年の総選挙でアウンサンスーチー氏ら民主化勢力に圧倒的な差で敗北したにも関わらず、権力の座にしがみつく軍事政権が勝手に改称したものであり、同国の民主化を支援する人々は以前からの国名である「ビルマ」を好んで使う。
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カテゴリー[ 戦争・紛争全般 ], コメント[5], トラックバック[0]
登録日:2007年 11月 01日 00:07:05

プロフィール
志葉 玲(シバレイ)
志葉 玲(シバレイ)
(男)
HP:志葉玲Official Web Site
■1975年生まれ。番組制作会社を経て2002年からフリーに。イラク、レバノンなどの紛争地での現地取材の他、地球温暖化などの環境問題、共謀罪など国内政治まで幅広く取材している。

■志葉関係の本が相次いで出版されました!二冊とも、御一読いただければ幸いです。

『川田龍平 いのちを語る』 (川田龍平 著 志葉玲 写真/明石書店)

『たたかう!ジャーナリスト宣言 ボクの観た本当の戦争』(志葉玲 著・写真/社会批評社)
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