2006年 12月 13日

ポロニウム210の謎

ルゴボイ氏、英捜査当局の聴取に応じる姿勢を再確認 - ロシア

【モスクワ/ロシア 12日 AFP】ロシア連邦保安局(FSB)元幹部、アレクサンドル・リトビネンコ(Alexander Litvinenko)氏と面会した実業家アンドレイ・ルゴボイ(Andrei Lugovoi)氏が12日、モスクワ入りしている英捜査当局の事情聴取を受ける用意があると再度語った。前月23日に死亡した故リトビネンコ氏は、放射性物質「ポロニウム210」による毒殺が疑われている。写真は同日、撮影されたルゴボイ氏が入院しているモスクワの病院。(c)AFP/ALEXANDER NEMENOV

AFPBB News


イギリスに亡命していたFSB・ロシア連邦保安局の元幹部、アレクサンドル・リトビネンコ氏が毒性の極めて強い放射性物質、ポロニウム210で暗殺された事件では、これまでの当局による捜査で、リトビネンコ氏が死の直前に会った二人のロシア人の立ち回り先から次々と放射性物質の痕跡が見つかった。その発見場所は、ロンドンやモスクワ、ドイツと拡大しており、事件の衝撃は各国の捜査機関を巻き込んで欧州全域に拡大しつつある。彼らはポロニウム210を持ち運び、リトビネンコ氏の死に関わったのか、それとも、リトビネンコ氏と同様に、放射性物質を使ったテロの被害にあったのか、ロンドン警視庁はこの点に重大な関心をもって捜査を続けている。
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プロフィール
島崎就成 <Shimazaki Shusei >
■職業:ジャーナリスト
■経歴:国際記者として、米ソ軍縮交渉、冷戦崩壊、湾岸戦争、北朝鮮問題など、安全保障問題を専門に20年以上、世界各地で取材を続ける。
■専門分野:軍事・安全保障 (軍備管理、国際紛争分析、日米同盟、戦争史など)
■ひとこと:国の安全に関わる問題は冷静に事態を直視し、現実の選択肢の中から迅速に解答を導き出すことが重要だ。なぜなら、危機は常にそこにあるからだ。「戦争は嫌だ」「断固報復しろ」というような、怒りや恐怖、嫌悪といった感情によって政策が決定されては断じてならない。
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