フセインを死刑にして終わりか?
【クローフォード/米国 29日 AFP】米政府高官が28日、米政府はサダム・フセイン(Saddam Hussein)元大統領が早ければ30日にも死刑執行されると見ていると語った。
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(c)AFP/DAVID FURST
フセインは独裁者? 彼をどう感じるのかは、その国の国民にしか分らない。ネオコンが始めたイラクへの侵攻は正義だったのか。善だったのか。不明だ。
現代は、善と悪の区別がつきにくいことばかりが起こっている。
もともと善と悪とは、主観的な要素が非常に強い。相対的な概念と言えるのかもしれない。世の中には、絶対的なものはない。ただ、西洋社会では神が唯一、絶対的な存在として認められている。日本人にはまったく分らない、神の概念である。
これにともない、西洋では、過半数をもってして決定するという民主的な方法が、次善の方策として採用された。独裁者の国では、独裁者がその善悪を決めることができるので問題はない。まさに神の存在なのである。
クリスチャンには、そういう「神」の存在は認めがたいのである。そんな「神」の一人が現人神であった天皇だ。
敗戦の際、あやうく連合国によってフセインのように裁かれ、死刑判決を受けるところであった。しかし、フセインと違うところは、米軍により掴まることもなく、法廷に引き出されることもなかったということである。
天皇もアメリカ国民には独裁者として映っていた。それが、なぜ守られたのか、ぼくには世界七不思議の一つである。説得力ある説明を聞いたことがない。真相は闇に隠れたままだ。
世に独裁者は多いが、もし昭和天皇が米軍より死刑宣告を受け、刑が執行されていたら、日本はどうなっていたのか。すごい混乱はあったろうが、その後、落ち着きを取り戻した日本人は、天皇のいない、民主的な共和制の国を作り上げることができたのであろうか。
イラクは西洋流の民主主義を強く拒否している。日本人は事なかれ主義で受け入れたように見せ掛け、今だに、民主主義は本当に機能していない。
まだまだ封建的な制度が根強く社会に残って、影響を与え続けている…
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登録日:2006年 12月 29日 12:18:48
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