民主の夏祭り
【8月31 日 AFP】民主党(Democratic Party of Japan、DPJ)の鳩山由紀夫(Yukio Hatoyama)代表(62)は、衆議院議員選挙での歴史的圧勝から一夜明けた31日、新政権樹立に向けた準備に取りかかった。
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(c)AFP/Hiroshi Hiyama
選挙特番の裏で河村尚子さんのピアノ、やってましたが
気づかれた方はいらっしゃいましたかね。
カプリース24番がモチーフになっている定番の『パガニーニの主題による狂詩曲』も、
彼女が弾くと本来ああいう曲なのだな、というのがわかります。
私たちは普段、有名ピアニストという名の「へぼ」を聴かされているのです。
その選挙のほうですが、静岡7区、
城内実さん、圧勝でした。
郵政選挙で苦杯をなめた相手がたの片山さつきにリベンジ、
民主のNHKのアナウンサーにもダブルスコア、まさに完全勝利です。
長崎2区。筆者は、久間さんって前から好きなんですよ。すごい頭いいし。
だから票も競ってるでしょ?
素人が簡単に通用するほど甘くない。
結局、日本人の考えてることって一緒なんだなあ、と思います。
判官びいきなんですよね、一回負けたけどがんばってる姿に弱い。
まあ逆に言えば、そこが努力のしどころなのでもあろうと思うが、それだけでなく、
判官びいきだけど、審判する目は確かなんですね。
その代わり、まだあって、
その確かな目なるものに、ほかの事と一緒で、
日本人らしいドメスティックな感覚が通底している。
ここが重要なんですよ。
やっぱり民主党が勝ちましたが、
官僚主導の政治打破という新たな地平を拓くのに必要なのは、
決してそういう有権者におもねって握手は目を見て両手でしっかり握り締め…なんてことじゃなく、
政策の中身とそれらを貫徹させるクールな意思力を持つことではないか。
簡単にたとえると、世間話が出来ない人は、この国では、「だめな人」になっちゃうんだね。
そんなことはないと思ってたけど、やっぱりそういうのは容易には変わらないんだな、ということを今回の衆議院選挙で実感できた。
でもそうすると政策論争より地元周りが優先されるでしょ。そのほうが頑張ってるみたいに見えるから。
しかし、そこからは、何も生まれないよ。
筆者はたとえば、寿司がまずかったら、うまいとは言わないですね。
なぜだかそうするかわかりますか。向こうの、客はうまいって言ってあたりまえ、いわなきゃ駄目なやつ、みたいな感覚が気に入らないからなんですよ。
それはその方の感覚、です。たぶん傲慢ということじゃない。
ドメスティックな「感覚」。
だからご本人、てめえの寿司がそれほどでもないっていう自覚なしに、客側をだめな客扱いするわけです。ある意味悪意はない。
ドメスティックな感覚に基づいた世間話が出来るか、が、評価基準、というのはそういう感じです。
ちゃんとわかってくれる店主だっていますよ、江戸っ子ってのはそういうもんなんだな。
まあ、おわら風の盆の前夜祭を見に行って、そうやってドメスティックな価値観をもとに知らない人に話しかけてくる美人と緊張してしゃべれなかったので、
このエントリーは書きました。(笑)
譜面のない節を回すオペラ歌手みたいな人たちの驚異的な歌唱に合わせて、
輪踊りの女の子の子供が、じいっと、そのきれいなお姉さんを眺めてた。
どの子も、どの子も。
素敵なお姉さんだなあ、って感じで。まっすぐな真顔で。
これは、血ですよね。日本民族の血みたいなもの。
この祭りのイメージである、無伴奏こそやらなかったけど、
笠で顔のわからない若い女性たちが、地味な着物を着てしずしずと太極拳みたいな複雑な舞を踊ってる姿は、本当に日本女性の圧倒的な美にゾクっとして、ブラボーでした。
婦人参政権を認めなかった政治の汚点は過去と消え、
平和な形でこういう圧倒的な日本美が保存継承されている、というのはすごく大切なことではありましょう。
子供も祭に焦がれ、日本美を継承する。
舞台では、片足上げっぱなし、腿上げしっぱなしの、輪踊りよりずっと激しい踊りを若い男衆が意気に感じ演舞する。
大変だよ、あれは。ソーラン節よりずっとゆっくりなのに50分ぶっつづけでしたからね。
だけど、河村尚子さんみたいな真のピアニストは、この伝統風土に根ざした感覚だけでは絶対生まれないよ。
政治家も同じじゃないか?と。そう、逝く夏の争点なき衆議院選挙に思いました。
厚生労働省が毎月勤労統計調査というのを発表していますが、
残業が多ければ景気が回復したなんて指標も多分にドメスティックなものではないか、と思う。
政策の中身とそれらを貫徹させるクールな意思力、これに国際感覚を加味して是非頑張ってほしいものです。
そういえば、あんまり大きな声ではいえないけど、ある大物議員なんだけど、
うそかまことか票入れると数万円金もらえる、っていう応援のおばさん発言もあった。(笑)まあどっかの地方の選挙区ですよ。
(それって当たり前だけど。)
その人は、落ちたですよ。…まあいいや。
これから、やばいときは、「まあいいや」って書きます。
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登録日:2009年 08月 31日 19:02:20
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- ■東京在住、フリーライター。
■新聞、週刊誌等で取材記事やコラムを書く日々。活動分野は事件、社会問題、芸能等。
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