ライブドアで頑張ってきた人
【東京 24日 AFP】インターネットの若き起業家で、ライブドアの創業者、堀江貴文容疑者が23日に証券取引法違反容疑で逮捕されたのを受け、東京のホテルで24日記者会見が開かれた。写真は24日、記者会見で頭を下げる、新たに代表取締役となった熊谷史人氏(左)と、社長に就任した平松庚三氏。(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO
〇はじめに
河本といいます。これからとりわけ雑誌のフリーライターという立場でよしなしごとを書き連ねて行こうと思います。事件や社会ネタの取材裏話から始めたいと思います。週刊誌で売り物の記事を書くには、「事件の新事実」を得なければならないんですよ。それも大きな事件の場合でも、新聞報道があってから一ヶ月くらいまでが続報の限度です。それ以上は「腐った」ということになりますね。どこもそういうことでやっています。だからライブドアの場合は続々と新事実が発覚しているし、今後もしそうだから続いて出来るんですね。
〇事件検証になじむか
事件検証はすべきなんですけど、これを本当に真面目にやるのは難しい・・そういう感想もあります。新聞で言う“社会面”に当たるジャンルでは、とりわけ一介のライターには過激さが求められています。圧倒的な新事実やもしくは、なんとなくインパクトのある話、でも可なのですが、そういうことが週刊誌の続報には求められます。偽医者8年・・というやつがいましたが、普通に面白いのに「女の裸さわってたとかそういうことで頼むね」とか言われてしまう。あんまり関係ないかもしれませんが、この話で思い出したのは、藤井隆さんがラーメンのコマーシャルで、辛いから「ホット!ホット!」とやるのが嫌だった、とテレビで言っていた話に似ていますよ。あなたに会えてうれしはずかしオンマイハートでしたっけ?(笑)そういう出会いを得た高揚感で体の一部が「ホット!ホット!」というストーリーがあるのにどうして(辛いから「ホット!」なんて・・この担当者はそんな配慮のないことを言うのだろう、俺は魂を売り渡すのか・・)と煩悶された、というのに似てますね。たまに感じます。(笑)でもそれがビジネス。諸制約で個を捨てて、プラス面もある訳です。基本はライブドアの事件も一緒ですね、ネタがあるのが前提なんですね。
〇複雑な事件ゆえに話題も豊富
いずれにせよニュース性ということですよね。とりわけ、週刊というのはそういうことなんです。取材が終わった後はもう次の話題です。キャンペーンを張っていく週刊誌もありますが、これは検証の価値のある話題が選ばれる。卑近なことだと字数が持たないし論旨が陳腐になりますからね。ネタ選択にはそういう活字上の制約もあります。私は週刊誌で社会問題系では、編集者氏とともに一ヶ月も動いてキャンペーンを張れたらいいほうですね。それもやはり地味に終わることが多いです。ライブドア事件はそういった意味では今後検証されていくのにうってつけの複雑なネタではあるでしょうね。
〇月刊誌のニュース記事
月刊の雑誌類のニュース記事はどうでしょう。今度は『括り』というのが最重要視されます。(1カ月もあったんだから気の利いたこと言ってよ)、(あと俺達時間ないし800字で笑わせて。彼女に受け売りするからさ!)との読者さんからの声がノイローゼのように編集部の皆さんの頭にこだましてるんですよ。今度はそういうことに懸命になってますから、「『アノ事件検証』なんてどうですか?」なんてユルいことを言ったらこちらまでとばっちりを受けて白い目で見られます。こういう月刊誌のプレッシャーはエンタメ系の雑誌に限らないんですね・・。世間とマスコミの間で齟齬をきたすというか、諸制約(?)から来る感覚の違いはいろいろあるんですね。ブログなら、卑近に見える話題でも真面目に検証できますよね、ロリ犯罪とか。これも社会不安を増大させないために真面目に論じる事は必要です。長くなりましたが今後ともよろしくお願いします。
〇●●さん号泣のワケ
セレブ社長、がテレビに出ます。あれは広報戦略です。堀江社長も無名時代からこの戦略を立てていました。当時それほど・・どこのテレビ局でもいいんですけど、まともに取り合ってはいなかったんです、無名だから。そんな中、「うちの堀江をお願いします!」「是非テレビに出させてください!」って果敢にテレビ局を走り回っていたのが〇〇さんでした。タレントの事務所の人達が営業で毎日顔を出しているいわば戦場の中に彼女もいて偉い人に食い下がっていたわけです。「しつこくて何かに憑かれた感じ。そのうち相手にしなくなった(笑)」(某有名ディレクター)。他、制作会社社員のこんな証言もありますが・・。「社長の悪口をディレクターに言いまくるんですよ。まあ・・痩せてないとか動きが早くないとか、そういうことですけど」。それでまた『お願いします!』と来るのだそうだ。●●さんは、「堀江は嘘をつく人じゃない」と号泣しましたよね。激情家の一面を垣間見せながらも、大変な中頑張ってきた。それでいろんな思いが頭を駆け巡って号泣されたんじゃないでしょうか。たぶんこの人があって堀江さんがあったんでしょうね。堀江さんは彼女に頭が上がらないんじゃないでしょうか。事件は、事前の別の機会に自社株を発行しておいて、それを容疑の偽計や風説の流布の後売り抜けるなど、事実ならかなり悪意も見えるんですけど、皆さんそれぞれの立場で頑張って一から出直してほしいですね。
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登録日:2006年 02月 02日 22:07:20
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- 河本 宗春
- (男)
- ■東京在住、フリーライター。
■新聞、週刊誌等で取材記事やコラムを書く日々。活動分野は事件、社会問題、芸能等。
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