怪我(カイガ)、にモノ申す
【11月28日 AFP】麻生太郎(Taro Aso)首相と民主党の小沢一郎(Ichiro Ozawa)代表による初の党首討論が28日、国会で行われ、麻生首相はあらためて年内解散を否定した。
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(c)AFP
本当と嘘とテキーラ、というテレビドラマに惹き込まれた。
かいつまんで話すとーー
真実や実相は意外と単純なもので、
だからそれを言っても人はにわかに信じない。
もっともらしい嘘で糊塗された真実まがいや大嘘のほうが一見通りがいいので、
だからそういうまがい物があたかも真実のようにまかり通る。
そういう世の中の趨勢に負けず、
人間らしさを失う前に我々もよく手を取り合って、正気を取り戻していこう、
そうやってこれからは生きていこう
・・さようなテーマと見受けたドラマだ。
筆者が子供の頃は、高度経済成長とかもう終わっていたが、それでも
まだ日本が取りとめもなく、というか、茫漠と広がっていたような時代だったと思う。
例えば、盛夏の夕暮れに有名な海辺を歩いても、人影はまばらだった。
ユーミンの『守ってあげたい』がスピーカーから流れ、それに静かに聴き入ることが
出来た。(そうして宿に帰って、家族で激しい卓球大会をしたり、
大好きだったおばあちゃんのかわいいボケ発言に妹と笑い転げたりした。)
一つの情報に人が群がらないから、
基本的にどこへ行っても人影がまばらなのである。そんな時代。
やがて、日本には将来のビジョンが必要となった。
一体どういう国になるんですか、
外国からそう問われると右往左往することになった。
それは情けないというより、
元々島国で居続けることが吉のような国民性なのだろうか、途端に将来の見えない・・というようなことになってしまった。
ひとりひとりは凄いのだ、目的を持って馬車馬のように駆って行く人がいる。
橋下さんでもいいし、勝間和代でも茂木健一郎でもなんでもいい。
市井のもっとすごい普通の人でもいい。
皆目標を持って生きている。そういう人がたくさんいる。
それこそ「人生」というものだろうし。
日本が人影まばらでなくなり、茫漠と広くなくなったのなら、
金融危機が企業を襲うなら、終身雇用が崩れたのなら、
食うや食わずの人がいるのなら、国際貢献をしなければならないのなら、
教育でもゴーストタウンでも・・なんでも再生させたいのなら、
まずそのビジョンを示すのは、
日本が生きる目標を示すのは、
政治家が真っ先にやる役回りではないか。
総理大臣が真っ先に、もっともらしい嘘で日本を塗り固める前に、
日本のビジョンを示すべきなのではないか。
そうでなければ、いったい日本の国民は何のために生きているのか。
そう考えるわずかばかりの想像力と強い使命感があれば、
漢字が読めなくてもいいが(「出納簿」と書いたパネルを見せて、
曲がった口で「しゅ・・」と言わせてみたくもあるが)、
少なくともその答えとして、
「ボクの家は金持ちだから大丈夫」
なんて白痴のような発言は言わないんじゃないでしょうか。
これでは、「阿呆」そのもの、でしょう。
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登録日:2008年 11月 30日 17:42:36
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- ■東京在住、フリーライター。
■新聞、週刊誌等で取材記事やコラムを書く日々。活動分野は事件、社会問題、芸能等。
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