貧乏の理由
【7月14日 AFP】時事通信社が13日に発表した7月の世論調査結果によると、安倍晋三(Shinzo Abe)内閣の支持率は前月比3.1%減の25%まで下落、政権発足後最低となった。
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(c)AFP
時代設定を「昭和」あたりにおきながら繰り広げられるドラマとかを見ていて思うのは「その当時、そんな髪型の奴はおらんやろ」というやつで、出て来るにーちゃんねーちゃんの髪型やメイクや眉毛の形が気になって仕方がない。何となく、
誤摩化そうとはしているけれど、あきらかにその彼氏彼女らの髪型やメイクは「現代風」で、ドラマは「昭和」を醸し出そうとしているのに、演じ手の立ち居振る舞い風貌が「今」で、何だかしらける。
もちろん、僕だってそういう類いの業界におけるまったくの門外漢でもないので、そうなるに至るにはそれなりの「理由」があり、掛け持ちのお仕事をされている人気者だとかが、いちいちドラマにあわせて「髪型」を決めてられないのだとか、人気者でなくともたかだか安いギャラでそこまで「できませんよ」だとかいう、まあある角度から耳をかたむければ「まあなあ」との事情が多々あるのだろうとは察するけれども、それでもやっぱり何だかしらける。
それは話を拡大していけば、それこそ「時代劇」なんて、実際、江戸時代あたりの人びとがあんなかっこうをしていたのか、だとか、あんな「今」風の価値観で話ししていたのだろうかとかいう書き出したらキリがない展開を見せはじめるけれど、だけれども、実際にその当時のことを知っている人が人口の半分以上をしめている時代の物語を、同じ理屈で語るのは如何なものかと思うし、少し腹をすえれば対処できる範囲くらい(だから髪型だとかメイクだとか)何とかカバーしなさいよ、と強く思う。
でも、結局はようするに「受ければいい」という体質があるかぎり、そんな重箱のすみをつついたところで、何かが劇的にどうにかなるものでもないということも、わかる。一見些細な問題だけれども、それでもその程度のことすら改善していくには、とても使い古されて、いいように使いつづけられて、今はもう大した意味のなくなってしまった「作品に対する誠意」というものでしか、たぶん、どうにもすることができないのだろうし、誠意を持ち続けていられるほど「強い意志」を持つには、あの世界は、ていうかこの世界は、あまりにも「勝ちゃあいい」という品のない理屈に巻き込まれすぎている。
視聴率も高い方がいいのだろうし、支持率だって高い方がいいのだろうけど、それでもあんまりその「よくわからない数字」に意味を持たせてしまうより、しみじみと「いいもの」が身の回りにたくさんある方が、いいと思うのですけれど、たぶんそういう考え方はあまりにも「素朴すぎる」のでしょうし、だからいつまでたっても「あんた貧乏なのよ」といわれても、返す言葉なんかひとつもない。
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登録日:2007年 07月 15日 02:39:01
コメント
思い出したことがある。 ・・・
NHKだから出来たンだと思う、 かの先生『倉本聰』が書いた『玩具の神様』
「根津甚八」演じるTVマン、『落石』が局の制作から外されて営業にいく事になった時の台詞。
「いいものをつくるのは俺だって夢だった。――― 視聴率、視聴率って まず数字を稼いで、それからいいものつくれってゆわれて来たんだ ――― 俺は会社に出世するために入ったんじゃないんだ。 ドラマつくりたくて入ったんだ。 ――― 」
ココのシーン、沁みたなぁ~
・・・門外漢だけど、なんかいろいろ共通するトコがあってね。
無責任にだけど、兄さんには拘って創ってほしいね。
貧乏って、キツイだろう・・・けどね。
ホントに無責任だとは思うけど、やっぱりそう思ったから・・・。
大番頭 @ 2007年 07月 15日 23:21:52
ちょっと期待していた邦画をTV録画していたので昨日やっと観た。事件モノで、主人公が潜入する場面でいきなりがっかり。だって、見つからないようにしているはずなのに、信じられないくらい靴音が響いてた…それに、女性の主人公の髪の毛。視界絶対に狭いよねって感じ。本気なら結べ。私なら結ぶ。例えば汁モノ麺類食べる時、邪魔だったら結ぶでしょ??? 必死さを出したいのか、男女問わずに、もう髪型どうにかしてちょうだいっ、ってひとり気分が冷めていく。つまんない演出でごまかすな~~と最近がっかりが多い。コレじゃ役者もツライよね…などとまで考えてしまう。主人公が陥っていく、展開するためのくだらないエピソード(どう見積もってもダメなのに、まわりが見えてなくて突っ走ってしまうとか、恋愛の誤解による行き違いとか…)もがっかり通り越して怒りさえ感じイライラする。見せ方一つで、それらも随分と効果的だったりするのだけど、ほとんどが作品をつまらなくしている。役者はそういうことも指示通りにこなす。役者って偉いなー。私だったらやっていけない職業だな、と思う。だいたい映画とTVドラマの同じ2時間なら、私は断然TVドラマが好き。なんで、映画になると、壮大過ぎて、中身が薄くなるんだろう。同じ密度なら、狭くて濃い方が絶対に満足するのにな。しみじみとグッとくるおもしろい作品、観たいな~。
kiki @ 2008年 05月 04日 01:32:18
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- 「FICTION 」主宰。映像監督作品に「ON THE ROCK」。季刊誌『真夜中』 (リトルモア)5号にエッセイ掲載中。劇についてのワークショップを時々開催中。
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東京 新宿シアターモリエール
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富良野 富良野演劇工場
9月 3日(木)4日(金)
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