外野と渦中

民主党の小沢代表、辞意撤回

【11月6日 AFP】4日に代表辞任を表明していた野党・民主党(Democratic Party of JapanDPJ)の小沢一郎(Ichiro Ozawa)代表は6日、党執行部の慰留を受け辞意の撤回に同意した。

 同党の鳩山由紀夫(Yukio Hatoyama)幹事長の説明によると、説得に対し小沢氏は「みなさんの意向を受けてぜひ、もう一度がんばりたい」と述べたという。(c)AFP

AFPBB News


 外野で無責任に「わいわい」いっているときなら、何の躊躇もなく「スパっ」と判断できる気になれるのに、渦中に置かれると、いきなり戸惑う。

 例えば、結果的に、とても失礼なことをされたとする。失礼なことをされたのだから「失礼なことをされたっ」と、瞬時に思うことは思う。普通に思う。けども、

すべての物ごとはそう単純なものでもないから、相手の立場に(別に「立ってみよう」と思ったわけでもないのに)立ってみてしまったりする。すると思いに反して当初の「怒り」が若干うすれはじめる。で、そこらで止めとけばいいものを、いったん考えだすと、勝手に脳は動くから、なおのこと「相手が何故に僕に失礼するに至ったか」を探し出しはじめる。そして探せば、何か、ある。「ないもの」だって見えてしまうのが脳なのだから、探せば何かある。探すから何かある、といってもいいけど。いずれにせよ、その見つけなくてもよかった「何か」を見つけてしまった結果、当初の「怒り」の行き場がなくなる。ていうか「にぶる」。

 ここらへんで第三者に「どしたの」と聞かれたりするのが1番困る。事態はどの時よりもその時は複雑化している時だから、聞かれても切れ味よくなんて到底話せず、気持ちだけはパンパンなまま、何だか訳のわからないことをダラダラと口にして、聞いた方も、話してる方も、何なのかよくわからなくなってしまう。

 だから今度は、もう1度最初から「第三者」になったつもりで、出来事を反芻してみる。3割5分を下回りはじめた打撃王イチローに「フォームが崩れてるんちゃうん」と寝転びながら口にする状態で、反芻してみる。ニュースキャスターに苦笑まじりで揶揄されている親より年上の政治家に「しっかりせーよおっさん」と口にする態度で反芻してみる。そうすると、物ごとは幾分単純化されるけども「やっぱり失礼されたっ」と、当初の怒りが鮮やかに甦って来る。

 でまあだいたい、ここらを「僕の態度」として表明して、その「失礼」に対する対応をとりきめる。じゃないと、キリがないし。

 のだけれども、いったんそれで「対応」しといて、けども頭には、それに至った相手の理由を考えた形跡がくっきりと刻まれているから、おりにふれ「それ」が頭をよぎる。よぎると、物ごとを単純化した小さな罪悪感もそこへ加わって、とたんに気持ちがふさぐ。で、挙げ句に「した」判断を「良し」として割り切ることができずに、またグズグズしはじめる。なら判断を覆すかというと、された「失礼」はやっぱり結果としてあきらかだから、覆す事はない。のだけれど、ならいいではないかという話なのだけれど、そんなグズグスをくり返すことで、結果、とっても疲れて、楽しみにしてたテレビを見逃したり、「夜から雨」という予報も耳に入らず、無傘で外出し、予報通りふり出した雨に濡れて風邪ひきました、とかいう「失礼」されて「二転三転」したことによる「疲れ」から来た「様々なこと」に対して「謝罪せよ」という、された「失礼」に対する「怒り」以上の「あらたな怒り」が沸き起こり、なおのこと、疲れる。

 あれ?

 「辞めるいうたり、やっぱりやるいうたり。どないなっとんねん」と、外野から「好き勝手」いうのは簡単だけれども、この程度の渦中ですらこのように二転三転するのだから、渦中というのは、なかなか「外野」でいうほど簡単なことではないのかも的なことを「身に起きた事」に照らし合わせて書くつもりで書いてみましたが、何だかどこかで少し道に迷いました。

 あはは

 先日ぎっくり腰になりました。そのとたん風邪をひきました。
 


 

 

コメント[4], トラックバック[0]
登録日:2007年 11月 12日 02:42:22

コメント

すぐバッときれてやればよかったのに。
そうもいかないか。

ロンロン @ 2007年 11月 12日 10:53:50

『渦中』は、字のごとく、くるくるぐるぐる頭の中がまわります。
決断して「良し」としても、「いや、待てよ」と・・・。

これは、魔法使いが杖をぐるぐるまわして、混乱させ、雨に打たせ、
ぎっくり腰にさせ、風邪をひかせたのでは・・・・。

なんて、失礼しました。
お忙しくて疲れから、免疫力が弱まってしまったのでは・・・。
『外野』は、言いたい放題で、すみません。。

kumi @ 2007年 11月 12日 16:11:19

政治家が「プッツン」てなんや。「プッツン」て。
わしでもそんな日本語使わんぞ。

ギックリて。読んで字の如く痛そうですね。
お大事に。

yuko @ 2007年 11月 13日 00:33:12

どことなく亡くなった父に似ているからなのか
こうなった今でも結構嫌いじゃないし
へ~今度は今までと違って、頑張るんだ~
この人が思い留まってまでも目指す政治というものも見てみたい気がする…
と、政治もわからずに勝手に思ったりしてます。
政治家に『失礼された』事件はあまりにも多くて
辟易するところですが
事件がおおごとになってずっと言われ続けてしまう人と
事件にはなるけどそれ程長引かず、いつの間にか消滅してしまう人がいますね。
イメージや対応によるものなのかな…
現在の首相が後者であったことに、野党に誤算が生じたのか?
衆議院で議席数の少ない気の優しいいいひと集団では
到底決断力に欠けるわけで…
強引なところも必要なのだろうな~と思ったりします。
党首にダメだしされ、党内末端に至るまで
『失礼された!!』と思った人は多いようですが
身内にニュートラルな判断が出来ないカッコ悪さより
私は結構好感もちましたけど…
失礼コメントでしたら、削除して下さいね(^_^;)
っていうか、毎回長いコメントで失礼していたらごめんなさい(^_^;)

kiki @ 2007年 11月 15日 20:24:54

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