回復期
頭の中で転がしていたものが、あまりにも頭の中でうるさいから、寝そべったまま書き出してみた。だけど、書き出したとたん頭の中で転がしていた
ものはどこかへ飛んで行って消えてしまい、書けば書くほど、書かれていくものは転がしていたものから、どんどんかけ離れて行って、しまいには何を転がしていたのかもわからなくなった。
だけどどうも、それこそが、この頃思うのだけど「書く」ということで、書く前と、書きはじめてからとに、変化も何もないのなら、「書く」という作業はただの徒労、というか、面倒くさいことでしかなくなる。小学校の頃、図工の時間に、工作するものの絵を描いて、描いたものを作るというのがあって、ぼくはいつも描いたものと作るものが違ってたけど、それと同じ。描くのと作るのとは違う。ましてや考えたものと書かれるものは違う。
テレビを見たり、ご飯を食べたりしながらいろいろと劇の断片を転がしているときというのは、たえず頭のどこかが動いていて、意識できない部分が疲れてたりするからか、寝ててもすぐに目が覚めたり、手足が冷たくなったりほてったり、風邪をひいたりして、あまり具合がいいとはいえなくなるけど、そんなことの全部をふくめて楽しい、のだと思う。体調もよく、スパスパものごとが滞りなく進んで、みんな仲よく、ニコニコしているときだけが「楽しい」だなんて、それではあまりにも「楽しい」が薄すぎる。
家人がミクシィをやっているから、のぞいたら、いろんなコミュニティーがあって、ぼくの出た小学校や中学校のコミュニティーとかもあったりしてびっくりした。地元を離れてもうずいぶんになるし、その当時の友達もいることはいるのだけど、でもあらためてそうやって、ぼくの知らない人たちによって、かつて知っていた場所のことが書かれているのを見ていると「ああ、やっぱりあの場所はほんとうにあったのか」と、すごくおかしな気分になる。
こないだテレビで『東京タワー』をやってたけど、あれのどこで泣くのかがわからないまま、終わった。あ、ひとつあった。お母さんが入院して、世話してたウサギがほったらかしにされて死んでたというとこ。だけど、お母さんが入院して、もうすぐ死ぬからと、いくら気が動転していたとはいえ、ウサギをほったらかしにして死なせる奴(主人公)ってどうなのさ。死ぬおかんも、死なれた息子も、誰のこともかわいそうとは思わないけど、だけどあのウサギはかわいそう。ほんとにかわいそう。
ということで、ご心配いただいていたみなさま。ようやく、歩けるようになりました。
それから明日から川崎の新百合ケ丘で開催されるワークショップ、見学とか随時受け付けてますので、よかったらどうぞ。問い合わせ先等は、左欄にある『FICTION WEB』まで。
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登録日:2009年 05月 12日 22:37:53
コメント
ワークショップの初日を終えました。
基本、別に札幌でのときと何かを特別変えようとは思ってなくて、同じように、っていうか、どうせ集う人が違えば同じようになんて行かないから、と思ってはじめてみたのですが、場所が広いということだけで、あんなにすべてが違ってくるとは思ってもみませんでした。
まだ1日を終えただけなのに、早くも、いつもの症状があらわれて、帰りに見た、人の全部が、シーンに見えて疲れました。
山下 @ 2009年 05月 14日 03:51:14
へえええ。ほおおお。
札幌のワークショッパーはめぐらせてます。
お疲れ様でした。明日も未知ですね。見たい。
ハタノ @ 2009年 05月 14日 04:43:59
お疲れ様でした。
どんな感じなのか見たいです。
きっと初日の緊迫感と頭がいつもと違う方向にぐるぐる回る濃い時間に、誰もが興奮したのではないかしら。ふふふ。
札幌制作子ハタノさんのレポートにもありましたが、ワークショップのチラシの山下さんの文章。今までに読んだ文章の中で最も好きといってもいいくらい最高に好きな文章で、山下さんのすべての創造の根底に流れているものを感じる。
それは本当に尊敬に値し、ワークショップという共に考え創造する場にどっぷりまるごと浸かることで、もう他のどこでも得られない特別なものになる。どこでもいいのだ。誰とでもいいのだ。
『ありとあらゆるときに、目に飛び込んで来る人びとの姿(ぼくも含む)や、それらの人びとを含む世界の全部は、何ひとつ誰一人欠けることなく、そのままで、全部が完璧で完全で・・・』(以下略)
へとへとになるまでどっぷり浸かってくださいね!
なな @ 2009年 05月 14日 17:00:25
ファミレスで何人かと食事をしていたら、皿を下げにきたウエイトレスと、たばこについての話に、突然なり、挙げ句にその人のたばこと、ぼくのたばこを1本、交換した。
さっきテレビで、世界最強の男ヒョードルが格闘技を習う子供たちと質疑応答のあと、軽いスパーリングをするのを見た。スポーツのヒーローと子供がからむのを見ていると、なぜか無条件に、すごく「じん」とする。
ワークショップ、2日目終了しましたー。
山下 @ 2009年 05月 15日 02:19:21
たまたま2ちゃんねる開けたんで、また保坂和志の悪口でもいっぱい書いてないかー、と思って検索したら、あら、スレッドたった一個しかないじゃん。しかも大した悪口書いてない(笑)。と思って読み進めていたら。
★「保坂さんのHP、管理人が・・・だよね・・」
げっ、オレの悪口だー!
・・・ってなによー、気になる。
それに追随するように他のやつが、、
★「あれがキモくてファンやめる人多いんだよな」
ちきしょー、言われ放題だー!
そしたら、、ちょっと下の方に、「あれがキモくて…」を指して、
★「逆だとおもうな」
おぉぉ、救いもあるなー(笑)。
でもって、オレも実名(管理者@@がぶん)でメルアドまで公開して書き込んでやった。
★「キモくて悪かったな〜!ごめんねごめんねー!(笑)」と。
がぶん@@ @ 2009年 05月 15日 23:50:31
わははははは
悪口書く甲斐がない(笑)(笑)。
しばらく現れないなぁと思ってたら、
U字工事であらわれたー!
しらさこ @ 2009年 05月 16日 01:12:19
2ちゃんに対する小さな革命じゃないですか、それ。
ということで、3日目終了。
仕事の打ち合わせの日にち連絡がワークショップ中に来て、まったく顔にも態度にも出してなかったけど、日にちを見て、少しあわてた。ただまあ、あわてたもくそも、のばしのばしにしているのはぼくなので、連絡をくれた人は1ミリも1ミクロンも悪くない。ていうか、まったく悪くない。
何人かの人が「明日あさっては来れないんで」とあいさつしてくれた。
明日は昼から。
山下 @ 2009年 05月 16日 01:44:03
えー、がぶんさんがワークショップにも現れたらいいなあ。
ハタノ @ 2009年 05月 16日 14:42:48
今日はびっくりした、世界で一番びっくりした。どのくらいびっくりしたかというと、たまたま隣にいたヒップホップ系の見知らぬ若造二人に「おいおい、見た?今の見た?」と思わず声をかけてしまうほどだった。若造は「ヤバいっすねー」「ってかヤバいの通り越してるよ」。
で、なにを見たというか見ているのかというと、藤沢の駅前ロータリーの真ん中を横断している女の人。真っ正面から来る時に見えたのは真っ赤なパンティの逆二等辺三角形がもにょもにょと動くとこ。普通ミニでもマイクロミニでもパンティが直接見えることはない。おそらく彼女のスカート丈は10センチくらい。膝上じゃないよ、腰から下へ向かって10センチ。だもんで、パンツ丸見えというかおへそも見えそう。で、通り過ぎて後ろ向きになると、そのパンティがハイレグなもんで、生地はほとんど見えず、お尻丸出し状態で、軽く尾てい骨まで見えている。そんなのあり!?そりゃもうみんなの注目の的。僕は思わずカメラを探して「なんだこりゃ?「さくら企画か?」と若造二人に言ったが、とんちんかん。これを読んでいる人もとんちんかんだろうけど(笑)、、、真っ昼間の衆人環視の中を縄で縛った素っ裸の女性を平然と歩かせたり、面白半分で寄って来る男達とその場で××××しちゃったり、そりゃ過激なAVなのだ。それはともかく、残念だったのは、その女性がたぶん40代くらいだったこと。そのまま彼女は駅の階段をのぼっていった。若造は言った「あ〜見たくなかった!」。でも100%絶対見ちゃうよ、あれは。
がぶん@@ @ 2009年 05月 17日 01:41:01
おもむろに人差し指を適当なところに「すっ」と出されると、ほぼ絶対に、出されたその指の先を、ぼくは見てしまう。
4日目終了。土日はスタートが昼からなので、長かったのだけど、長くは感じないからおそろしい。明日で終わり。公演もそうだけど、はじまるとほんとうに早い。
あ、それから、がぶんさんは「ぼくが顔を出すと山下くんの調子が狂っちゃうだろうから」と、ご遠慮してくれたのです。ははは。
山下 @ 2009年 05月 17日 02:21:21
それもそうかもしれません。わはははは。
ハタノ @ 2009年 05月 17日 05:32:07
すっと指を指された先を見ず 指した人の顔をじっと見る ヘタレな私です。
というか がぶんさん... 40代の それは 「残念」ですか...
ほぉ〜 そうですか。じゃあ 私も それをしたらきっと 「見るんじゃあなかったあ!」と 絶対言われるのでしょうね...
ちゃんとしよう ちゃんと。
つくね @ 2009年 05月 17日 13:08:42
はいつくねさん、もしアナタがその彼女と同じ格好で町を歩いたとしたらやっぱり残念です(笑)。
40代には40代の美しさがあるんです。その彼女は40代にもかかわらず10代(笑)くらいの美しさを、いや10代にも滅多にそんなのいませんけど、求めたわけですね。それが失敗。相応の格好でいればけっこうイケてる人だったような気がします。
関係あるやなしや、、、、
小説家中村光夫は、江の電に乗っていて楚々とした和服姿のご夫人を見かけ、着物の襟がかすかに汚れているのを発見して性的にたいそう興奮した、、、と。
がぶん@@ @ 2009年 05月 17日 19:34:19
40代の女の人はスカート履くの忘れてた訳じゃないんですよね?
へぇー、10センチなんてささやかすぎる布地のスカートが世の中にはあるんですねー。
おもむろに指を指されたら、指された先と指と指した人の顔と...さて何処を見るかしら。
指された先と指した人の顔を交互に、かしら。
ワークショップお疲れさまでした。
よこ @ 2009年 05月 19日 04:19:20
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