古代ローマ盗掘品返して(3)

イタリア政府による古代ローマ盗掘品の返還要求のニュースは、読売
新聞では、3回目(11日→15日→23日)となる。

伊・盗掘品返還要求

買い手側に警告 強硬姿勢「制裁辞さず」

イタリア政府が、国外に流出した盗掘古美術品の変換を求める外交を
積極的に展開している。失われた国の文化財を取り返すことが第一の
目的だが、古美術品の大市場である日米欧の美術館や収集家に盗掘
品の”買い手”にならぬよう、強い警告を発し、古美術品流出に歯止め
をかけようという狙いもあるようだ。(読売 ローマ 松浦一樹)

前2回に比べて特段に新しい情報や返還要求に進展があったというも
のではなく、前2回を再度まとめながら”イタリア政府の返還要求にか
ける強い意図”が強調されている。

米・ゲッティ美術館<-->交渉暗礁<-->伊・政府
(全品返還は拒否)                (制裁辞さず)

伊政府のターゲット ->米国6美術館 ->日本、デンマーク

。。。。


国の文化財を取り戻したい。
不法な散逸を防ぎ文化財を保護管理したい。
イタリア政府の施策は常識的に分からないではないが、

パクス・ロマーナの輝きからすれば余りにも貧相な話ではないか。

財産管理もできない末裔が返還要求を外交だと言う?
実になげかわしい。。。

わがローマ帝国に本質を究めんと40年もさまよった塩野という
女性作家の作品のほうがよほど文化財”に値することすら分から
なくなっているのか。廃れば、廃れたものだ。

カエサルが隣のアウグストゥスにふとつぶやく。。。とか?

せっかく塩野さんが”ローマ人の物語”を語ってくれている最中に
戻せ、戻せでは夢がないな。。と思っていたら

最近、ちょくちょく利用しているActiblogに面白いローマに関する記事
を見つけたので、これも他力本願(いいのかな?)になりますが、
そっくり紹介します。

BlogはActiblogOfficial
”ニュースの中のアートな断片”(秋田麻早子)
  (芸術や学問の世界にググっと迫れる裏話とホントノトコロを探る)

この中に、歴史の浅いアメリカが古くからあるいろんな歴史的に意味
がある「シンボル」を意図的に上手に取り入れています。
そんなシンボルたちが歴史の浅い国に、威厳や権力の正当性のイメ
ージを与えるのに一役買っているというわけ・・・知ってると知らないと
では、アメリカの戦略がズイブン違って見えてくるハズ?!

こんなイントロではじまる

 ▼今つくられている歴史~現代のローマ帝国としてのアメリカ合衆国~
 ▼ 【スライドショー:アメリカは現代のローマ帝国?!】

なる記事があるので、興味のある方は参照してみてください。

こういうシンボルのモトをたどっていくのを、図像学っていうらしいですね。
同じ写真ニュースをみても、こういう風に物語を構成できる知識・能力っ
てすばらしいですね。

ところで、こういうのも意匠登録違反なんてそのうちに言い出すのかな?

■MyBlog”忙中閑話”
 ▼ 古代ローマ盗掘品を返して!
 ▼ (続)古代ローマ盗掘品を返して!

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登録日:2007年 01月 28日 14:05:24

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