どこまで続く?

フリーペーパーの新顔、「フリーコミック」が登場 - 東京

【東京 16日 AFP】世界各地の主要都市で大人気のフリーペーパー。
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(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA

AFPBB News


最近、というか前から頻繁にCMの流れている「デイアゴスティーニ」、知っています?

http://www.deagostini.co.jp/index.htm

ほら、今だと「週刊・ロボザック」とか「週刊・服部幸應のしあわせクッキング」とか「週刊・古代文明ビジュアルファイル」とか。
例えば「ロボザック」なら毎週少しずつ部品がついてくるから、最終回まで購入すればロボットが組み立てられる(それも2足歩行の高度なヤツ)、という企画ね。

<創刊ラッシュ>

第1回は創刊記念定価で790円。この値段で2足歩行のロボットが作れるのか、と飛びついた人も多いんじゃないか?
「服部幸應」だと第1回が100円。第2回には特別バインダーがついてくるけれど、まあこれは比較的地味な部類。1回だけ買っても、ロボットのように中途半端に終わる可能性もないから、お得感あり。
「古代文明」だと第1回に特別バインダーがついて(今だけおまけ、という古代地図までついていた)、290円。2回目以降は590円。100号まで刊行予定ですな。

<不思議なのだ>

モンダイの第1。創刊記念、と書いたけれど、これらのシリーズ、それぞれがほぼ1週間に1号ずつ創刊されているのだ。
1月だけで4シリーズですよ。12月にはサイトで見る限りは1号。月によってずいぶんばらつきがある。

現在刊行中のものが34シリーズ、とサイトには書いてあるが数えてみたら28シリーズ。受注中のもの(完結しているが、在庫はあるということか)が17シリーズ。
2005年あたりから刊行点数が急増しています。

モンダイの2番目はこの刊行予定。
注意書きで「予定完結号数は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください」ってある。

料理本やら、アートものやら、まあそれ1号でもいいか、ってテーマは仕方ない。
しかし「ロボザック」やら「戦艦大和」を組み立てようとコツコツ買っている人はどうする?

サイトを調べてみた。刊行中のもので一番古いのが2003年2月創刊の「スタートレック-ファクトファイル」。つい先週201号!が刊行されていました。
既刊のものだと号数は数十号から200号くらいまで様々。結構ちゃんと最後まで続いていたのか、と驚いた。

しかし、これらを最後まで買い続けている人っていたのだろうか?

最後まで買って例えばロボットを組み立ててしまったとか。すごい金額になるぞ。ロボット関係が一番高価。創刊号以降は1000円以上するし。
確かにサイトで調べれば刊行予定号数は最後までちゃんと出ている模様。だから私が最初に感じた「胡散臭さ」はない。

しかしCMで見て、買った人って完結号数なんて知らないよ、絶対。ロボザックが85号を刊行予定なんて最初から知っていたら、買うのか、本当に。

創刊号だけ790円で、それ以降は1990円よ。えーと計算したら16万7950円也!
2足歩行ロボットの適正価格ですか?それって。

戦艦大和が90号刊行予定。創刊号が590円、それ以降が1190円。計算します。はい。10万5969円也!戦艦大和の適正価格なんでしょうか?

それらをちゃんと判断して創刊号を買った人、いないと思うんですけどねぇ。

で、本屋さんにもだんだん置いてなくなってくるとますます続きは買わないだろうし。

もちろん定期購読はサイトから受けつけてはいる。格安感をあおられて衝動的に創刊号を買った人が、そこまでするだろうか。

ましてや何かを組み立てるシリーズじゃない場合、最後まで買い続ける人がいるとは思えない。
コレクションものも目につくが、好きなものだけを買ってコレクションしたほうがずっと安いし、好きなものを集められるから、本当のコレクターならこんなシリーズ買わないよ。

モンダイの3番目。完結せずに消えてしまったシリーズがあるのじゃないか、ってこと。
これが一番の詐欺だと思っていたのだが(続々創刊されるこのシリーズのCMを見て一番に考えたのがこれ)しかし、これはサイトを見る限りではないような気がする。胡散臭い目で見てごめんなさい。

うーん、それでもやはり、というかますますわからない。この本。というのか週刊誌、というのとも違う。食玩ってあるけれど、本玩みたいな部類か。
利益はどこから出ているの?衝動的に飛びつく創刊号と、5号くらいは続けて買う人たちで元が取れるのでしょうか。

最近似たような企画が多い。朝日からは日本の寺。
第1回配本は格安ってところも似ている。なんだかどうもこの手のものまで疑惑の目で見てしまうのだ。

あ、通販でナントカ頒布会とか言って、毎月ひとつづつ商品が送られてくる企画がありましたね。下着とか食器とか。今でもあるのかどうかは知りませんが。
ひとつほしい商品があると、それが目当てで毎月いらないものまで買い続けるという女性は結構多かった。
だいたい1年企画で、何十回も続かないし、途中でやめることができた。
それでも好きなものを集めたい一心でコレクションしてしまう消費者心理をうまく利用した企画だったと思うが、このデイアゴスティーニもそんな通販の一種か。
本と思わなければいいのか。それでもなぁ、なんだかなぁ。

カテゴリー[ 独断と偏見・こんなこと ], コメント[4], トラックバック[0]
登録日:2007年 01月 29日 21:24:51

コメント

私もやや気になる会社と企画。
創刊号プラス2,3号までで勝負を決めるのでは。
興味がある分野、だけどアクションを積極的に起こしてまで追求したくない、そこでお手ごろな入手方法。
これは、まさに趣味のインスタント化っちゃない?
そこで満足する人々って意外に多いのかもよ。
これも世相を現してる気がします。

bonao @ 2007年 01月 29日 23:57:26

bonaoさま

実はね、うちもずいぶん前その手の「恐竜」組み立てシリーズの創刊号に手を出した。子供用。
もちろん創刊号だけでオシマイ。
サイトを見たんだけど、見当たらない。もう完結して、在庫もないのだろうか?
それとも別の会社が似たような企画をしていたんだろうか?

全然満足感なかったぞ。

すずか @ 2007年 01月 30日 19:03:45

ヒジョーーーに耳の痛い話です!><;
私の始まりは、クラシックCDのこの類
確か100枚までと記憶してますが、創刊号は
780円ぐらいで、その後1800円ぐらいで推移してたかと?
さすがに80数巻目で、オペラに変わった時を機に、思い切って
止めました。正直キッカケがあってホットした気持ちでした。
その後は、パソコンの教本…
隔週本と記憶していますが、途中で切るに切られず
最後まで購入してしまいましたが、
結局、ほとんど読まずにお蔵入りです。

戦艦大和…
触手は動きましたが、確実に途中で止めれないと
判断して、購入しませんでした。

ディアゴスティーニ
この会社、なかなかやるわい!と
秘かに尊敬していた自分が昔いたとです^^;

hideえ~話! @ 2007年 01月 30日 21:06:03

hideえーっ!?さま

いたか、ワナにかかった人がここに!笑
本屋さんに行ってみたら、今置いてあるのはロボザックと、料理と古代文明。
あとは、定期購読してるのかなぁ?
定期購読したらやめられないんだろうなぁ・・・
かわいそうに。
やっぱ、近くに本屋さんのない地方の人が手を出すんだろうか?

すずか @ 2007年 02月 01日 20:10:57

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プロフィール
さかぐち すずか
(女)
国と外郭団体にて女性労働行政に携わる。3人の子育てトンネルを抜け出し、大学の研究所や弱小業界紙を経て、現在、介護生活&塾の採点室のセンセイ&地元紙で情報発信をする。物事をナナメから見てしまうのは、人生のメインストリートをはずれたせいかもしれません。
理屈より感覚。好きか嫌いか。ちょっと毒舌入ります。小心者の博多女ゆえ深い意味はありません。
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