成人、おめでとう!

成人の日、ディズニーランドで成人式

【1月14日】成人の日の14日、千葉県浦安市の成人式が東京ディズニーランド(Tokyo Disneyland)で行われた。今年の新成人は全国で約135万人。(c)AFP

AFPBB News


ハタチのみなさん、おめでとう!
かくいう我が家のムスメも成人式でした。

と団塊の先輩に言ったら
「成人式なんて、出席するの?」って言われた。
さすが団塊の世代。

今の子たちは、成人式に出るか否か、なんていう前提なんかありゃしない。
もしあるとしたってせいぜい、引越ししたから、会場には友達がいない、出てもつまんないか、くらいのことだ。
お上の用意した式に出る意義は、なんて考えちゃいないのよ。

ウソみたいに屈託なく、あっけらかんと式会場に集まっているよ、彼ら。
女の子たち、これは私たち親世代の頃から批判されてきたけど、制服のようにキモノを着て、マラボー(ふわふわの肩掛けね)を巻いている。
うちの市の場合、キモノじゃなかったのは実行委員だった子ただひとりだったらしい。
それこそ、なんの疑問もなく、親に用意させたウン十万のキモノをちゃらちゃらと着ているわけで、せめてうちのムスメには、ウソでもいいから「洋服でいい」くらい言ってほしかったです。
ひねくれた親に似ずみんなと一緒じゃないとイヤ派のムスメは、もちろんそんなこと、ウソでも言いませんけどね。

だから、街にあふれるキモノ姿の新成人を見ては、ちとにがにがしくも思っていたのですが・・・
が。
ムスメを連れて、施設に入所中の母をたずねてきました。
いやー、もうすごい人気なんですねー。
94歳のじーちゃんは、突然娘に自己紹介を始めるし。写真は一緒に撮りたがるし。
いつも苦虫を噛み潰しているこわーいおばあさんの笑顔もはじめて見ました。
「おめでとう」とまで声をかけてくれた。
車椅子のじーちゃんも、認知症で廊下をグルグル回っているばーちゃんも、みんな目を細めて、顔が輝くの。
こっちまで幸せになった。それだけで1日限りのキモノに大金かけた甲斐があったと思えた。

成人式のキモノって、周りを幸せにするためにあったんだ。
若いムスメたちのキレイな格好は、そこにいるだけで善なのね。
周りも幸せなエネルギーで満たされるのね。
親たちが、大枚はたいてキモノをあつらえてくれたのも、キモノを着た娘を見て親たちが幸せになるためだったんだ。
親のために屈託なくキモノを買ってもらうことができる、あっけらかんとキモノを着ることのできる子って、いろいろ考えてキモノを拒否する子(昔のあたしだ)よりも親孝行(あるいは世間孝行)だったのかもしれない。
ただキモノを着たかっただけのうちのムスメも、まあすべて許そうと思った。

帰り、ムスメに
「大人気やったね」
って言ったら、
「私じゃなくって、キモノがね」

結構、現実がわかっているんだ。ちょっと見直したぞ。

カテゴリー[ 独断と偏見・こんなこと ], コメント[15], トラックバック[0]
登録日:2008年 01月 15日 19:35:34

コメント

娘さんの、成人おめでとう!!
もう、そんな大きな娘さんがいるんだ。

そういう我が家の娘も、来年には成人
高い着物を着て、成人式に行くことになるんだろうなぁー
でも、一生に一回だから
いいかな。
幼かった我が子達も、大人へと旅立っていくんだね。

でも、施設の話はすごく、よかった。
高齢者の人たちには、若い子達のそういう姿を
見るのはすごく嬉しいもの
娘さんも本当にいいことをしたね。
みんなにとっても、想い出に残る日になったと
思うよ。

スノーマン @ 2008年 01月 15日 23:34:58

ほぇ~、娘さん、成人式でしたか。
うちのは、まだまだ先だわね~。

でも、一瞬でもいいのよ。回りが幸せな空気になるなら、お金を使った意味だってあるものね。
ちょいとあたくしも約20年前になる成人式を思い出した一日でした。(笑)

まさし @ 2008年 01月 16日 00:36:46

 キモノにしてよかったですね。

 自分の時はキモノを拒否したすずねえさんだからこそ、この日の出来事をより豊かに感じられたんでしょうね、きっと。

 こちらまで幸せが伝わってきます。

dekunobox @ 2008年 01月 16日 00:41:15

お嬢様の成人式おめでとうございます
そして育て上げた母にも「よくやった」(笑)

「やさしさの精神病理」という本は若者の”やさしさ”を書いた本なのですが
『小遣いをもらってやるやさしさ』
『(着物を)買ってもらってあげるやさしさ』・・・などなど
親を気遣う孝行者の若者たちなのです・・・

施設はよかったです 気持ちが明るくなるのはとても良い

我が家は2人とも当日不在で、記念品が区役所でもらえるというので
後日、母は出向きました
どんな凄い!記念品かと、リュックを背負ってママチャリをギーコギーコ
段ボール箱から渡されたのは、片手にのる・・何だったか・忘れた

うんうん、おじいちゃん、おばあちゃんの笑顔が浮かぶ
そして、お祖母さまをお訪ねしたすずねえさんとお嬢様の温かさも

Ima @ 2008年 01月 16日 08:27:20

へぇ~、娘さん 成人式ですか。 おめでとうございます!

そんなに、大きなお子さんがいらしたのですね~
娘さんの晴れ着姿が、沢山の方を幸せに出来たこと良かったですね! 
また、娘さんがちゃんと現実をわかって行動されていたこと・・・
すずねえさんのお子さんらしいです。

わたしは、成人式にも出席拒否組でした、、、
その分、子供には有無を言わさず 晴れ着を着せ成人式に出席させましたが (^-^;

えいと @ 2008年 01月 16日 08:41:03

確かに一時期洋服のお嬢さんが多かったような気もするけど、
今年はほとんど見なかった。
可愛いよ~あの「ふわふわ(マラボーっていうの?)」も。
いつもジーパンからおへそ出しているお嬢さん達も特別な日に特別なスタイル・・・・いいよね~振袖パワーの炸裂。

着物業界もここぞ!と力を入れる年に一度の行事でしょう。
これも文化といえば文化よね。

bonao @ 2008年 01月 16日 10:35:08

スノーさま

スノーのところも来年でしたか。
キモノ屋のダイレクトメール攻撃、すごいでしょ。
まあ、ムスメが二人もいたら、元が取れておつりも来るよ、幸せの。
うれし泣きする覚悟、今からしといた方がいいですよ、お父さん!笑

すずか @ 2008年 01月 16日 19:59:31

まさしさん

あれー。初コメ、ありがとう!
パソ、買ったの?←すごく個人的なことでごめんなさい。笑

まさしさんも、素直に成人式に出席したクチね?
田舎って、出るのが前提だよねー
いろんなしがらみがあるもんねー

すずか @ 2008年 01月 16日 20:02:37

dekunoboxさま

私は、正確に言うと「拒否」じゃなくって、「遠慮」かなぁ。。。
いや、その両方かな。
あのクソ田舎のワルたちは、キモノでも思いっきりヤンキーだったから悲しくなりましたよ。
あいつらと同じ土俵に上がらなくてよかったと心から思いました。はは。

すずか @ 2008年 01月 16日 20:04:54

Imaさま

やさしさの精神病理!すごい!!
しかし、うちの場合、それは結果であって、そこまで考えているわけじゃないな。
単にキレイなキモノを着たいだけ。
息子は単に小遣いがほしいだけ。
自分勝手な子どもらでございます。
教育間違ったかなー。笑

すずか @ 2008年 01月 16日 20:07:05

Imaさま(追伸)

うちの市はなーーーんにも記念品なるものはありませんでした。
そんなに予算がないのか!?
と思ったら、抽選会で当たった子だけにIpodやらデジカメやらを与えたらしい。
そんな1点豪華主義じゃなくって、みんなに紅白饅頭でいいからくれた方がよかった。。。と意地汚い(そして、くじ運のない)ムスメとその友人たちはぼやいておりました。
でもあたしもそう思う。。。饅頭でいいから。。。しつこい。笑

すずか @ 2008年 01月 16日 20:10:17

えいとさま

いえいえ、うちなんてえいとさまに比べたらまだまだヒヨっこ。

えいとさま、拒否組?
ってことは団塊・・・?闘争してたとか?笑

すずか @ 2008年 01月 16日 20:13:25

bonaoさま

成人式のキモノ、って言えばあたしはいつもbonaoさんのキモノを思い出す。
紅型のものすごく高価な着物。
あれで親孝行しとったっちゃねー。
とても子どもには買ってやれんよ、今の親たちは。
なんであの時代の親たちはそんなにお金をかけたんだろー?
やっぱり自分の幸せやったとかねー?

すずか @ 2008年 01月 16日 20:15:58

成人式
結局うちの息子は式にでませんでした。
昔、私が反抗的な感じで出なかったのとは
微妙な違いの訳みたいでしたが~
あ~理由はともあれ、親子の血は
延々と受け継がれていくのだな~と><

翔もない息子… @ 2008年 01月 16日 22:07:47

翔さま

翔さんも出なかったのかー。。。
息子が出ないのもなんだかわかります。
絶対うちの息子も出ないよ。
お祝いのお金だけせしめて。泣

親としては、やっぱり出てほしかった?

すずか @ 2008年 01月 17日 09:12:44

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プロフィール
さかぐち すずか
(女)
国と外郭団体にて女性労働行政に携わる。3人の子育てトンネルを抜け出し、大学の研究所や弱小業界紙を経て、現在、介護生活&塾の採点室のセンセイ&地元紙で情報発信をする。物事をナナメから見てしまうのは、人生のメインストリートをはずれたせいかもしれません。
理屈より感覚。好きか嫌いか。ちょっと毒舌入ります。小心者の博多女ゆえ深い意味はありません。
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