ネイルは雄弁

<06サッカーW杯>川口、日本の窮地を救うスーパーセーブ - ドイツ

【ニュルンベルク/ドイツ 18日 AFP】06サッカーW杯・グループリーグF・第2戦、日本vsクロアチア。
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(c)AFP/Thomas LOHNES

AFPBB News


ネイルアートって非日常の世界だ。
女にとっては。

桐野夏生の小説に、主人公の還暦近い主婦が夫の愛人-しかも自分より年上の-の爪に真っ赤なマニキュアが塗ってあるのを見て、女としてまだ現役なんだと感じる場面があった。
彼女の小説に限らず、爪がきれいに塗られている女性を見ると年齢に限らずまだ女を捨ててないなと思う。

かくいう私、先週同級生が100人近くも集まる高校同窓会の総会に出席したので、そのときに塗ったマニキュアの名残がまだ残っている。
主婦やっていると、はげるのも早いこと。
こまめに塗りなおすこともしないしね。
もちろん塗るときにベースコートにトップコートはちゃんと施したんだけども。
ものの2日で爪の先端部分は剥げ落ちていくもん。

<ネイルが物語るもの>
・・・あ、私の無残な(文字通り)爪あとは置いといて。
かようにマニキュアは簡単に女を主張して、日常から脱却できる手段だ。
幼稚園の先生をしている知り合いの若い子は、長期学休期間に入るやいなや1本ウン万円もするというネイルアートを施すのです。爪の一本一本に花とか星とか(いや、星はないだろう・・・笑)ちりばめてあるヤツ。
学休期間、家事なんてやってないって証拠だな、こりゃ。
とにかく、凝ったネイルアートをすることでお休みだ!ガキどもから(言葉が汚くてごめんあそばせ。その子の言葉ですから悪しからず)しばし解放される喜びを味わうんだそう。
ま、毎日洗い物だの料理だのする主婦にはとてもそんな贅沢はできないですがね。
それでも、何かあるとマニキュアを塗る。
マニキュアを塗ると何かある、と鋭い夫なら気づくだろう・・・というわけで本当に何かあるときにはマニキュアは塗らない(どっちなんだか・・・そもそも本当に何かあるときって何なんだ)。

<爪は大事>
それにしても、爪の形って悲しいほど親に似るものですね。
老母の爪を切ってやってて、はっとしたもん。何から何まで父似で、まあそれが気に入っていたんだが、爪!爪が老母に瓜ふたつだったんですねぇ。介護なしには生活できなくなった母ですが、爪は本当にきれいだった。ちょっと感慨にふけった。
そんなあたしの足の爪、前に靴のテーマで書きましたが、大足なくせに小指の爪は極小なのだ。
子どもの爪より小さいくらい。
ナースをやっていて、爪の大事さに気づき勉強している友人によると、小さい爪だからとこまめに爪を切ってさらに爪を小さくしてしまってはいけないんだそうだ。
これも巻き爪の話で書いたのだが、巻き爪についても同じ。
爪が指に食い込んで痛いからと、深爪しているとさらに深く食い込むことになる。
爪はある程度伸ばさないといけないらしい。それが歩行やら、体のバランスやら、ひいては内臓にも影響を及ぼしてくるというから、たかが爪と侮ってはいけないのだ。

<息、できてます?>
私と同じ形の爪をした母は昔かたぎでマニキュアなんていっぺんもしたことのない人で、子どもの頃遊びでマニキュアを塗ったりしたら「爪が息できなくなる!」とそれは厳しく怒られたものだ。
確かに今でもマニキュアを塗ると息苦しい気がしてくるから、立派なトラウマになっているんだろうが、本当のところどうなんだろう。

超高級ネイルアートをしている女たちは、女であることの息苦しさなんて一瞬たりとも感じたこともないようで、逆に女であることを享受しているようにしか見えないんだけどね。

カテゴリー[ 独断と偏見・小物 ], コメント[6], トラックバック[0]
登録日:2006年 06月 22日 20:16:53

コメント

わたしマニキュア塗らない~。
ピアノ弾くから爪も伸ばさない~。
それにひどいアレルギーで、手には年中アカギレあるから
他人に見られたくない、おわってますなオレ(涙

くぼ@赤ウサギ @ 2006年 06月 22日 22:18:02

くぼさま

実はこれを書きながら、赤ウサギさんはマニキュア塗らないんだよなーって思っていました。ちゃんと覚えてるよ。
あ、でも肉球だから。笑

すずか @ 2006年 06月 23日 08:45:41

爪の形も遺伝する?
知らなかった・・・すごいね、親子って。
逃げられんっちゃね~

bonao @ 2006年 06月 23日 18:38:56

bonaoさま

そーよ!見てごらん・・・ぞーっとするけん。笑

すずか @ 2006年 06月 23日 19:40:33

マニキュア、ペディキュア、ネイルアート、つけ爪・・・職場の女子高生の爪を見ると、ナチュラルなのはほとんどいません。頭のてっぺんから足の先まであれだけ時間をかけていれば遅刻もするし、間に合わなければ電車の中や授業中に続きをするし・・・どうせするなら願わくばトータルできれいになってほしい・・・。メイクすればするほどそれぞれのパーツが自己主張して汚くなっていくのはかんべんしてほしい・・・そう思うオヤヂであります。せめて服はもっときれいに着ることはできないのか、メイクするのに便所の前の廊下にべちゃっと座るのはどうなのか・・・往年の名レスラー、フリッツ・フォン・エリックの必殺技はアイアンクロー(鉄の爪)。相手の額をつかんで締め上げる、ただそれだけの技だけど、これがめちゃめちゃ痛い流血技。黒魔術で縮められたようなおまえたちの小顔を、皆締め上げちゃる!! という衝動にかられますわいな(笑)。

テツのツメ @ 2006年 06月 24日 09:37:12

テツのツメさま

反撃くらってツメあとを心や体に残されないよう、十分お気をつけあそばせ!笑

すずか @ 2006年 06月 26日 10:24:08

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プロフィール
さかぐち すずか
(女)
福岡は玄界灘に面した町で生まれ育つ。
九州大学卒業後、国と外郭団体にて女性労働行政に携わった後、大学の生涯学習研究所や弱小業界紙、大手進学塾の採点室を経て、現在、ライター&介護生活佳境&3人の子育て終盤戦。
「女・年寄り・子ども」の視点から、介護・おシゴト・受験・ちょこっとエコについて書いています。
なにごとも物事をナナメから見てしまうのが長所でもあり短所でもあります。

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