海氷の消失とともに絶滅する野生の北極熊
【12月16日 AFP】インドネシア・バリ(Bali)島のデンパサール(Denpasar)にあるクタ(Kuta)ビーチで15日、国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)のメンバーが、海面上昇から次世代を保護する必要性を示すため、ホッキョクグマに扮(ふん)して抗議活動を行った。
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(c)AFP

野生の北極熊が絶滅するのは時間の問題
一方、米国地質調査所(USGS)は9月上旬、北極海の海氷の減少により、21(今)世紀の半ばには野生の北極熊(Polar bear)の生息数が、現在と比べて3分の2減るという予測を発表した。
北極熊は、主要な食物であるアザラシを狩るための足場を海氷に依存しており、それらの海氷は地球温暖化の影響で北極海の至る所で減少している。今世紀半ばまでに北極熊の生息する北極海の氷が、夏の間に42%消失するという条件のモデルで推測したものだ。が、実際に観測された海氷の減少ペースはもっと早く、これらの予測結果は控えめなものと科学者は見ている。実際、今夏の観測では50年以内に北極の氷が夏になくなると予測されるので、そのころの北極熊は水族館や動物園だけで生き延びることになるかもしれない。
USGSの調査は、米国の絶滅危惧種法に、北極熊を絶滅の危機に瀕した動物種として記載するかどうか検討するために行われたもので、来年1月に決定されることになっている。国際自然保護連合(IUCN、本部スイス)は、2006年に初めて北極熊を「レッドリスト」(絶滅の恐れがある動植物)に加えた。
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登録日:2007年 12月 16日 15:30:05
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