-- オールスター競輪・決勝
<第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ>ヴィノクロフ 第8ステージを制す - スペイン
【ルーゴ/スペイン 2日 AFP】自転車レース、第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ(61st Vuelta a Espana)、第8ステージ(ポンフェラーダからルーゴ/181キロメートル)。アスタナ・チーム(Astana Team)のアレクサンドル・ヴィノクロフ(Alexandre Vinokourov、カザフスタン)は、4時間02分11秒のタイムでステージ優勝を果たした。(c)AFP/JOSE JORDAN
●ファンの期待
横浜市鶴見区の花月園競輪場で行われている、第49回オールスター競輪。5日
の準決勝戦を勝ち上がった9名の選手が、いよいよ決勝戦で激突する。
今年のオールスターでの注目選手は、グランドスラム(6つある特別競輪の完全
制覇)の期待がかかる吉岡稔真選手と、オールスター3連覇を目指す神山雄一
郎選手だった。だが、ファン投票で1位を獲得した吉岡選手は、本来の力を発揮
出来ぬまま予選で敗退。神山選手も準決勝戦で敗退し、快挙達成はならなかっ
た。
●9名の精鋭達
決勝に進出した9名の顔ぶれを見てみると、既に特別競輪のタイトルを獲得して
いるのは高木選手、佐藤選手の2名のみ。他の7名が優勝すれば、特別競輪初
制覇となる。
今回の決勝メンバーには、個人的に応援している選手が何人も居り、どの選手
にも優勝してもらいたいので、何となく複雑な心境である。
その決勝メンバーを、簡単に紹介してみたい。
□武田 豊樹(88期・茨城)
武田選手は、元々スピードスケートの選手で、ソルトレイク五輪の他、ワールド
カップ等で活躍。競輪選手に転身した後は、デビュー直後から「ゴールデンルー
キー」と騒がれ、特別競輪のタイトルを獲得する日は遠くないと言われていた。
だが、怪我等もあって一時、特別競輪では決勝にも進めない状態が続いた。今
回は、昨年の高松宮記念杯競輪以来、およそ1年ぶりの決勝進出。苦しい時期
を乗り越えて一回り大きくなった武田選手が、悲願のタイトル獲りに挑む。
■高木 隆弘(64期・神奈川)
高木選手は、地元・神奈川のエースとして長年君臨してきた。平成5年の全日本
選抜競輪、平成10年、平成13年の高松宮記念杯競輪をはじめ、これまで数々
のタイトルを獲得しいる。
そんな高木選手も、近年は不本意な成績が続いていた。今回は平成15年の全
日本選抜競輪以来、久々の決勝進出。だが、高木選手は地元の競輪場では滅
法強く、昨年も地元地区で行われた記念競輪を2つ(平塚、花月園)制している。
ここで地元の意地を発揮し、4度目の特別制覇を成し遂げる事が出来るかどう
か。
■佐藤 慎太郎(78期・福島)
佐藤選手は、大舞台で非常に安定した力を発揮しており、特別競輪の決勝には
幾度も進出している。だが、意外にもこれまでに獲得した特別のタイトルは、平
成15年の全日本選抜競輪のみである。そろそろ、2つ目のタイトルが欲しいとこ
ろ。
今回は、6月の高松宮記念杯競輪、7月の寛仁親王牌競輪に続く決勝進出。決
勝で勝ち切れないジンクスを、ここで払拭出来るか。
■井上 昌己(86期・長崎)
井上選手は、アテネ五輪の自転車種目(男子チームスプリント)で銀メダルを獲
得しており、自転車競技と競輪の双方で活躍している。
アテネオリンピック後はしばらく、競技でも競輪でもぱっとしない時期が続いてい
たが、今年に入って徐々に本来の力を取り戻してきた。今回は、6月の高松宮記
念杯競輪以来、自身2度目の特別競輪決勝進出。勢いに乗っている今、一気に
タイトル獲得を達成しても不思議ではない。
■市田 佳寿浩(76期・福井)
市田選手は、福井のエース格として日々鍛錬に励んでいる他、福井の若手選手
の育成にも力を注いでいる。元々底力のある選手で、いつでもタイトルは獲れる
と言われていたが、大舞台では一次予選であっさり敗れてしまう等、脆さが見ら
れた。
しかし、最近になって安定感が増し、7月のサマーナイトフェスティバルで悲願の
GII初制覇を成し遂げた。今回は、平成16年のオールスター競輪以来、およそ
2年ぶりの特別競輪決勝進出。福井に、悲願の特別タイトルをもたらす事が出来
るだろうか。
■諸橋 愛(79期・新潟)
諸橋選手は、ゴール前での鋭い追込を武器としている。ちなみに、名前は「愛」
と書いて「めぐむ」と読む。名前だけを見ると女性と勘違いしてしまいそうだが、
れっきとした(?)男性である。競輪選手には、何故か女性のような名前の選手
が多かったりする。
今回は、昨年の寛仁親王牌競輪以来、自身2度目の決勝進出。鮮烈な伸び脚
で、タイトルを射止める事が出来るか。
■佐々木 龍也(57期・神奈川)
佐々木選手は、今回の決勝メンバー中最年長の41歳。また、花月園競輪場を
練習バンクとする、純粋な「地元選手」である。以前にも紹介した事があるが、
佐々木選手は腎臓に持病を抱えており、体調の悪い時には練習すら出来なく
なってしまうと言う。
しかし、今年の上半期はそうしたハンデを抱えている事を感じさせない強さを発
揮。最近になって一時の勢いはやや衰えたものの、依然大舞台では勝負強さ
を見せつけている。今回は、1月の競輪祭以来となる決勝進出。地元ファンの声
援を背に、決死の覚悟でタイトルに挑む。
■白戸 淳太郎(74期・神奈川)
白戸選手は、高木選手や佐々木選手と同様、地元・神奈川の所属選手である。
準決勝では苦しい戦いを余儀なくされ、決勝進出を逃したかに見えたが、1着入
線の選手が規定違反で失格となり、繰り上がりで決勝の舞台に滑り込んだ。
デビューから、コツコツ努力してここまで力を付けてきた苦労人タイプ。今回、自
身初となる特別競輪の決勝に挑む。幸運と地元の期待を味方につけ、大波乱を
巻き起こす事が出来るだろうか。
■手島 慶介(75期・群馬)
手島選手は、強豪揃いの群馬勢の中で、今タイトルに一番近いとされている期
待の選手。7月の寛仁親王牌競輪では地元の先輩・後閑選手の優勝に貢献し
た。
手島選手には、苦い経験がある。平成15年に自らが招いた不祥事により、その
後1年以上の謹慎を余儀なくされたのである。競輪選手でありながら、競輪に出
走出来ないという苦しみ。だが、その経験が今の手島選手の好調さを下支えし
ている。
今年2度目となる、特別競輪の決勝戦。群馬勢の、特別競輪連覇なるか。
決勝戦の発走予定時間まで、あと5時間余り。トップでゴールを駆け抜け、拳を
天高く突き上げるのは、果たしてどの選手だろうか。
カテゴリー[ 競輪 ], コメント[2], トラックバック[0]
登録日:2006年 09月 06日 11:10:48
コメント
ロードレースと競輪を一緒に掲載するとかなりの違和感が。。。
peta @ 2006年 09月 06日 12:29:34
>petaさん
コメント有り難うございます。
仰られている事は、もっともです。
ギャンブルとしての競輪には、陰湿なイメージが根強くありますからね。
競技としての「ケイリン」の記事も、AFPさんでもっと配信してもらいたいもの
です。
牧人 @ 2006年 09月 06日 17:01:26
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- プロフィール
- 高瀬 牧人
- [・・Office Q3・・]
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1978年12月4日、石川県生まれ。10歳から福井県で過ごす。
大学卒業後、IT関連企業等に勤務。現在は、個人事業主としてライティング、コンテンツ制作等の各種業務に取り組んでいる。
ライティングやウェブコンテンツ制作等のお仕事を承っております。詳しくは、上記ウェブサイトをご覧下さい。
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