-- KEIRINグランプリ06

<第15回・アジア競技大会>自転車・男子スプリント、北津留 金メダルを獲得 - カタール

【ドーハ/カタール 13日 AFP】第15回・アジア競技大会(The 15th Asian Games)、自転車・男子スプリント、決勝。日本の北津留翼(Tsubasa Kitatsuru)は韓国のChoi Lae Seonを降し金メダルを獲得した。銀メダルは敗れた韓国のChoi Lae Seon(左)が獲得し、また銅メダルは3位決定戦を制した中国のTang Qi(右)が獲得した。(c)AFP/TORSTEN BLACKWOOD

AFPBB News


●競技で活躍する競輪選手達
先日、カタールで行なわれた第15回アジア競技大会の自転車種目で、日本勢
が大活躍した。男子スプリント、男子チームスプリントでの金メダルをはじめ、多
くの種目でメダルを獲得し、北京オリンピックに向けて大きな弾みとなった。
今回、男子スプリントで金メダルを獲得した北都留選手、男子チームスプリント
で同じく金メダルを獲得した成田選手、渡邉選手、新田選手は、いずれも現役の
競輪選手である。競輪と自転車競技を両立させるのはなかなか大変なのだが、
北都留選手らは積極的に自転車競技に挑戦し、競技でも競輪でも結果を出して
いる。ぜひ、北京オリンピックではメダルを、競輪では特別競輪のタイトルを獲得
し、競技と競輪の双方で、頂点を極めてもらいたいものである。


●年末の大一番

さて、競輪界では今週末、年に一度のビッグイベントが開催される。
30日に京王閣競輪場で行なわれる、「KEIRINグランプリ06」である。
KEIRINグランプリは、特別競輪の最高峰に君臨するレースで、その年の特別競
輪優勝者(今年は6名)と、賞金獲得額上位選手(今年は3名)の9名によって争
われる一戦である。優勝賞金は、破格の1億円。最高額の賞金と、最高の名誉を
目指し、精鋭達が一発勝負に挑む。
ここで、KEIRINグランプリ06の出場選手を、簡単に紹介してみたい。


□山崎 芳仁(88期・福島)
山崎選手は、大津びわこ競輪場で行なわれた高松宮記念杯を逃げ切り、グラン
プリ初出場を決めた。才能豊かな選手が揃った88期生の中で、最初に特別競輪
制覇を達成し、今や88期生を牽引する存在となっている。
グランプリ本番では、昨年グランプリに出場した同期の武田選手同様、先行して
粘り込みを図る展開が予想される。高松宮記念杯の再現なるか。


■後閑 信一(65期・群馬)
後閑選手は、地元の前橋競輪場で行なわれた寛仁親王牌で優勝し、2年連続で
グランプリ出場を果たした。昨年は、僅差でグランプリ制覇を逃しており、今年は
何が何でも栄冠を手にしたいところだろう。
本番では、同県の手島選手の後ろから、虎視眈々とチャンスを窺う展開が予想
される。寛仁親王牌では、手島選手とのコンビで見事にタイトルを獲得した。もう
一度、群馬勢でのワンツーフィニッシュを決められるだろうか。


吉岡 稔真(65期・福岡)
吉岡選手は、立川競輪場で行なわれた日本選手権競輪で、およそ7年ぶりとなる
特別競輪制覇を達成し、グランプリの舞台に戻ってきた。今回の出場選手の中で、
過去にグランプリを制覇した事があるのは、吉岡選手のみである。
本番での作戦はまだ固まっていないようだが、九州勢での連携が予想される。復
活の年となった2006年を、3度目のグランプリ制覇という最高の形で締め括れる
かどうか。


合志 正臣(81期・熊本)
合志選手は、いわき平競輪場で行なわれた全日本選抜競輪で自身初の特別競
輪優勝を果たし、最後の最後でグランプリ出場権を獲得した。競輪選手の中では
目立って小柄なのだが、その小柄さを活かした鋭い追い込みには定評がある。
本番では、吉岡選手か井上選手の後方で、足を溜める展開が予想される。昨年
は、同期の加藤慎平選手が全日本選抜競輪を獲った勢いで、グランプリも優勝し
ている。2年続けて、同じシーンが見られるだろうか。


有坂 直樹(64期・秋田)
有坂選手は、昨年から好成績がぐんと多くなったベテラン選手である。今年は、
競輪祭で3着、日本選手権で2着と、大舞台で安定した成績を残し、賞金獲得順
でグランプリ初出場を決めた。
本番では、北日本ラインの三番手から直線勝負に賭ける展開が予想される。「北
の番長」が、最後にビッグタイトルを射止める事が出来るか。


手島 慶介(75期・群馬)
手島選手は、ふるさとダービー防府でのGII初制覇、寛仁親王牌2着等で賞金を
積み重ね、初めてのグランプリ出場を果たした。「何でもやる」事を信条としており、
勝つチャンスを瞬時に見抜いて積極的に動くレースぶりは、ファンの間で日に日
に評価が高まってきている。
本番では、同県の後閑選手との連携が濃厚。寛仁親王牌では、後閑選手にタイ
トルをプレゼントする形になったが、今回は自らがトップで、ゴールを駆け抜ける
事が出来るだろうか。


小倉 竜二(77期・徳島)
小倉(おぐら)選手は、小倉(こくら)競輪場で行なわれた競輪祭で優勝し、最初に
今年のグランプリ出場権を手にした。吉岡選手と連携した時の相性が良く、7年前
に競輪祭を優勝した時も、そして今回も、吉岡選手の2番手からタイトルを獲得し
た。
本番では、その吉岡選手と連携する可能性もあるが、九州勢が三人で結束すれ
ば、単騎での闘いを余儀なくされるだろう。小倉選手の武器である必殺のハンドル
投げが、グランプリの舞台で炸裂するかどうか。


井上 昌己(86期・長崎)
井上選手は、花月園競輪場で行なわれたオールスター競輪でグレードレース初
制覇を成し遂げ、グランプリへの切符を掴んだ。アテネオリンピックの銀メダリス
トであり、競技と競輪の双方で活躍している選手である。
本番では、山崎選手率いる北日本勢に、果敢に挑む展開が予想される。オール
スターの時に見せた奇襲戦法が、再び見られるだろうか。


佐藤 慎太郎(78期・福島)
佐藤選手は、今年はタイトル獲得こそならなかったものの、近年の安定した戦績
は今年も健在で、賞金獲得順での選抜ながら、4年連続のグランプリ出場を決め
た。高松宮記念杯では山崎選手と連携してタイトル獲得を目指したものの、山崎
選手を交わせず2着。悔しさの残る結果となった。
本番では、高松宮記念杯と同様、山崎選手に前を任せる展開が濃厚である。今
度こそ、山崎選手を交わして念願のビッグタイトルを獲得できるか。


決戦の時まで、あと5日。今年の競輪界を制するのは、果たしてどの選手だろう
か。
 

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登録日:2006年 12月 25日 22:40:17

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プロフィール
高瀬 牧人
[・・Office Q3・・]
 
1978年12月4日、石川県生まれ。10歳から福井県で過ごす。
大学卒業後、IT関連企業等に勤務。現在は、個人事業主としてライティング、コンテンツ制作等の各種業務に取り組んでいる。

ライティングやウェブコンテンツ制作等のお仕事を承っております。詳しくは、上記ウェブサイトをご覧下さい。
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