インド人は頭が良い?
【ニューデリー/インド 30日 AFP】1月27日から2月4日まで首都ニューデリー(New Delhi)で「世界ブックフェア」(World Book Fair)が開催されている。国内外の約1,300の出版社が参加。ニューデリーの旧市街にあるダルヤ・ガンジ(Darya Ganj)では、市場が約2キロメートルにわたっており、30年以上前から日曜には熱心な読書愛好者で賑わってきた。写真は29日、ダルヤ・ガンジの歩道に詰まれた本を見て回る買い物客。(c)AFP/Manpreet ROMANA
現在の世界人口は約63億人。その内のおおそよ10分の1である10億人の人口を擁するインド。古来よりインド人は学習能力に秀でている。そんな事が定説となっているのには、れっきとした理由と歴史が存在した。ここで頭が良いとはどういうことか論じ出すと貢(ページ)数が何百にもなりそうなので割愛させていただくが、端的に考えて論理的思考が出来るかどうか、という観点が必ずからんでくるように思われる。論理的思考に不可欠なものこそ、哲学、論理学、数学。この3つの学問を確立させたのは、ギリシアとインドだけという歴史的事実がある。
【ブックフェア】
私見だが、こうした学力を向上させるためには本を読むことではないだろうかと思う。時は変わり、文明も発展を遂げインターネットを利用しての電子書籍が出回る時代であっても、紙に印刷された文字を読む楽しみは普遍であろう。インドの人たちもまた、そうした読書の時間を大切にしている。
1月27日から2月4日まで首都ニューデリー(New Delhi)で「世界ブックフェア」(World Book Fair)が開催されている。国内外問わず、約1300の出版社の本や雑誌の群が、2キロに渡って道端に並んでいる光景に、ただただ驚くばかりだ。人によっては、30年以上も前から、毎年開催されるこのブックフェアを楽しみにしているという。
【一枚の写真からの妄想】
天気の良い日曜日。身支度を整えて出かけていく。約束の店に向かう途中、ニューデリーの旧市街にあるダルヤ・ガンジ(Darya Ganj)では長蛇の本の列。
足を止め、覗き込んでみると見たことも無い言語で書かれた本、小さい頃に両親や祖父母に読んで聞かせられた神話や御伽噺の本、現代のゴシップを連ねただけの雑誌が所狭しと平積みされている。手にとって眺めているだけでも高揚し、古い刷新印刷インクの匂いがほのかにする古紙を鼻に近づけたくなる衝動にも駆られるが断念。
ここを立ち通ったのも何かの縁と思い、おもむろに一冊手に取り衝動買いをする。友人との約束の時間まではまだあるし、というか何時に待ち合わせをしているかも定かではないインド的時間の使い方。今手に取った本を読む時間が欲しい!と思うのは自然な流れのこと。最初に目に入ったオープンカフェに立ち寄った。インド地方での一般的な飲み物“チャイティー”を注文して腰を落ち着けた。
身体をずらしつつ、少し小さめのイスの上で脚組みした後、手にした本を開いてみた。本というか、それは異国の小冊子だった。文章は少なく、写真でほとんどを構成されており、文字が理解出来ない苛立しさも、全く触れた事の無い言語を見る楽しみを失ってしまうほどの悔しさも感じない、丁度良いものだった。
パラパラとめくっていると、一枚の写真に目が留まった。ストリップバーのような所で女が裸同然の格好で踊っていた。隣に何故か服を脱ぎ出している泥酔男もいた。一体どっちが演者?などと考え出すと笑いが止まらなくなった。程無くしてチャイが運ばれ、笑っている客を怪訝そうにチラ見するサリーに身を包んだ店員。チャイをすすって改めて思った。
「今日は何時に待ち合わせだったっけ?」
【妄想から現実へ】
時間に“寛容”とされるインドを、ふと想像してしまった。
コメント[1], トラックバック[0]
登録日:2006年 02月 04日 20:26:03
コメント
インド人が賢いということは聞いたことがありましたが、インドでそのようなブックフェアがあるとは知りませんでした。
ただでさえ人が多い上にそんなにたくさんの本が道に並ぶと、なんだかとてもごった返してそうですね。
まだ行った事のない国ですが、私もいつか行ってみたいです。
というか、妄想、すごいですね笑
写真がなくても目に浮かびます。
でもやっぱり写真も見てみたいな、ブックフェアの。
どこかで見ることができるのでしょうか?
fishyface @ 2006年 02月 04日 20:29:04
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- 菅野貴之(かんの たかゆき)
- (男)
- 雪崩式大胸筋@2nd Stage
- 26才。米国留学後にライター活動開始。健康、格闘技・プロレス、宗教・哲学に縁がある。特に格闘技関連に造詣が深いとされ、専門誌並みの情報量を併せ持つ。また、身体作りが高じて筋肉バカになり、身長(165cm)と相反する身体の厚みを手にする。
webサイトコンテンツ編集、音楽レビュー(JAZZ、BLUES)、各種コラム等の執筆経験があり、今後も幅広く活躍の場を求めている。
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