怪しいパトリス・ルコントが好き

映画「Mon Meilleur Ami」のフォトコールにパトリス・ルコント監督が登場 - イタリア

【ローマ/イタリア 27日 AFP】フランス映画「Mon Meilleur Ami(英題:My Best Friend)」のフォトコールが27日、ローマ市内で開催され、同映画の監督を務めたパトリス・ルコント(Patrice Leconte)が登場した。同作品は、友達のいない中年男が本当の友達を作るまでの友情を描いたコメディ。写真はカメラにむかってポーズをとるパトリス・ルコント監督。(c)AFP/TIZIANA FABI

AFPBB News


■孤独なオヤジたち

パトリス・ルコントの映画に漂う孤独感が、たまらない。
彼の映画、特に彼が脚本を執筆した作品には、
コミュニケーションがへたくそで、
どことなく寂しげな、冴えないオヤジが、いつも登場する。

■仕立て屋の恋

そのなかでも、私が好きなのは「仕立て屋の恋」。
かなりにキモいタイプの、オタク系の孤独なオヤジが、
ひっそりと恋をし、ひっそりと破滅していく……。

とても残酷な話だけど、限りなく美しい映画。
「僕は君を恨んでないよ。死ぬほどせつないだけだ」という
映画のキャッチにもなっていた、名台詞が忘れられない。

私には、「電車男」は、ロマンチックだと思えない。
(↑ちゃんと読んでないし、観てないけど……)
たぶん、「世界の中心で愛を叫ぶ」も嫌い。
(↑これまた、読んでないし、観てないけど……)

ほんとの痛みは、もっとキリキリしてて鋭い。
ほんとの孤独は、もっと残酷で、もっと深くて、
生暖かい涙なんかで、洗い流せないほどに、
恐ろしく、冷たいんだと思うから。

■友だちのいない中年男って……

ところで、この映画は、アスペルガーの匂いがプンプンする。
ティム・バートン、ペドロ・アルモドバル、エミール・クストリッツァ……
アスペルガー系の映画監督は、多い。
古くは、フェデリコ・フェリー二とか、タルコフスキーなんかも、
アスペルガータイプではないかと思う。

パトリス・ルコント……。
この人も、要チェックね。

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登録日:2006年 11月 28日 16:33:29

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プロフィール
オザキミヲ
ライター・チーム・TIGRE
編集ライター
10代でマジョリティからドロップ・アウト。イベントや店舗の企画、フリーペーパー、インディペンデント誌の編集などに携わり、クリエイターとして活動する。
2001年、スズキケイコとともにライターチーム「TIGRE」を設立。定期刊行物、ムックや書籍の企画・編集、WEBサイト企画など、キャリアを重ねる。
また、04年からは自閉症の支援を行うボランティアに参加、NPO団体の理事なども務めている。

■得意分野
教育、育児、発達障害、心理、音楽、食、など
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