2008年 03月 07日

月と四季の歳時暦(旧暦) 睦月 一月三十日 (3月7日)

<陰暦・旧暦>睦月 一月三十日(つごもり)

<月名>三十日月

<西暦>2008年3月7日(金)

<国民の祝日>-

<季節>春・仲春(3月5日~4月3日)

<二十四節季>(3月5日~3月19日)
啓蟄(土の中で冬ごもりしていた虫たちが、地上へ這い出してくる季候)

<七十二候>(3月5日~3月9日)
大衍歴・宣明歴:桃始華(ももはじめてさく)[桃の花が咲く候]
宝暦暦・寛政暦:蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)[土の中に隠れていた虫たちが土を開け広げて這い出てくる候]

<暮らしの七十二候>白木蓮開花(白木蓮が咲き開いています)

<観察ノート>
*「万葉の森公園」(浜松市浜北区)では色模様鮮やかなツバキ見ごろを迎えています。なかには珍しい名前の珍しい品種「百路の日暮(モモジノヒグラシ)」も楽しめるようです。
【静岡新聞】3月7日
http://www.47news.jp/localnews/odekake/2008/03/post-973.html
*GWの花見は?札幌の桜開花 気象会社など「平年並みか早め」
2008/03/07 16:58 【北海道新聞】 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/80236.html
<行事・歳時・他>
*島根県立古代出雲歴史博物館(出雲市大社町)にて出雲藍板締め展が開かれます。会期は3月7日から5月18日まで
「よみがえる幻の染色-出雲藍板締め(あいいたじめ)の世界とその系譜」をテーマにし、貴重な版木、はぎれや内着が展示されます。
【山陰中央新報】3月5日
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=500871004

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登録日:2008年 03月 07日 06:00:00

日本の情景:曲水の宴(大宰府天満宮) 3月2日(日)

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 曲水の宴:流れてくる盃が自分の前を通りすぎないうちに詩歌をつくり、盃を戴く平安時代の宮中行事を再現する祭事です。

 起源は中国「秦」時代とされ、清らかな水の流れに、盃を流して禊祓(けがれをはらう)の儀式として行われたのが始まりといわれています。晋の永和9年(353年)3月3日中国蘭亭にて催された宴が、現在の形として伝わっています。

 日本では、日本書紀に485年曲水の宴が行われ、又続日本書紀には728年聖武天皇が宴を催したとあり、古くより宮中を中心に行われていたことを知ることができます。道真公も宮廷で蘭亭にまつわる詩歌を詠ったことが記録に残っています。

 3月2日(日)、大宰府天満宮では満開に近い梅が咲き誇るなか、天候にも恵まれ神事「曲水の宴」が開催されました。午後12時に社務所を総勢100名もの行列が平安時代の宮中での衣装で境内を練り歩き、参拝、御祓いの後、文書館の庭まで行列が続きました。
 「曲水の宴」は午後1時から開かれ、大勢の観客の見守る中、無事神事を終えました。

*写真は境内にある太鼓橋をわたるときのものです。

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登録日:2008年 03月 07日 00:40:00

「月と四季の歳時暦」 はじめに・参考文献

 日本の古来より生活の中には陰暦が使われ、月の満ち欠けが暮らしの中に溶け込んでいました。現在でも東南アジアの国のなかでは陰暦が中心になっているところが多くあります。

  日本では明治の初めまでは旧暦(陰暦)が使われていましたが、1872(明治5)年12月3日から太陽暦に改暦され、明治6年1月1日が新暦の正月になりました。暦がかわるということは、長い間の生活習慣まで変わるのですから、当時の混乱ぶりがよくわかります。

 四季・二十四節季・七十二候も中国からの影響で、太陰暦と太陽暦から組み立てられた太陰太陽暦が重要な役割を果たしていたものと思えます。なかでも、七十二候は自然・花鳥風月を短い漢字のことばにして表現されていました。

 月と四季の歳時暦を思い立ったのは、十五年前ころのことです。この四季の季節感としての七十二候と美しい月の満ち欠けによる陰暦を主にした暦を編集出来ないかを考えていました。月の美しさは平安時代の「源氏物語」や「枕草子」などの古典文学で、月の満ち欠けに応じた名前で称えられていました。

 十五年前ころの旧暦といえば、易などについての暦が主で、四季についても二十四節季までが天気予報や本などの解説がある程度で、暮らしの中に陰暦と七十二候の季節感を取り入れようと紹介するものはあまり見当たらなかったように思います。先般、インターネットで陰暦の暦を検索すると多く発行されており、七十二候についても取り入れた暦もありました。古来からの季節感が認識されていることを感じました。ニュースでも、女性を中心に旧暦の暦が求められているという報道もありました。

 また、気候変動で昔の四季とは著しく変化しており、季節感が合わなくなっているかもしれませんが、季節感の大切さを見つめ直すことになるのかもしれません。 

(ご注意)

<陰暦・旧暦>の表示は漢数字にて、<西暦>の表示は算用数字にて現します。

<大衍歴・宣明歴(七十二候)>:七十二候は中国の春秋時代(紀元前770年頃)に源流があるといわれています。日本で大衍歴・宣明歴は862年から1684年まで使用されていたものです。

<宝暦暦・寛政暦(七十二候)>:宣明歴以降も修正され、江戸期1755年から1843年まで使われていました。

<暮らしの七十二候>現代の暮らしの中から思いつくまま記します。各地域でそれぞれの七十二候を探してください。

<行事・歳時他>データを後付で補足することもありますので、報道記事紹介の月日があわない場合もあります。

*主な参考文献は、「現在こよみ読み解き事典」(編集者 岡田芳朗、阿久根末忠 発行所 柏書房株式会社)を利用します。 

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登録日:2008年 03月 07日 00:01:40