暮らしの情景:「ノンちゃん雲にのる」

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  「ノンちゃん雲にのる」の原作者、石井桃子さんが4月2日、101歳で亡くなられました。

  曇りの日、飛行機に乗ると、機体が上昇して雲の中に突入し、雲を抜けると地球という地上は見えず、雲の世界、雲海が広がります。このときいつも「ノンちゃん雲にのる」思い出します。ノンちゃんがいまでも遊んでいるのかなと思いたくなります。

 ノンちゃん役の鰐淵晴子さんがふわふわした雲の上で、飛んだり跳ねたりしていたシーンが浮かんできます。あんな雲の上で遊ぶことができたらと思っていたようで、子供の世界は大人の常識では考えられないようなことを考えていたようです。

 雲というものに始めて触れたのは、小学校高学年の頃、高崎山の猿で有名な大分県の高崎山に登ったときのことです。この山は、海辺からそのままの海抜500メートルありますので、登るには結構きつい山です。頂上手前で、いきなり雲が覆ってきて、あたりは白の世界だけで何も見えず、霧と言えば霧なのかもしれませんが、初めての経験でもあり、怖い思いをしました。「ノンちゃん雲にのる」というようなことは出来ないことも実感しました。

 後に調べてみると、映画には原節子さん、藤田進さん、徳川夢声さん、名古屋章さんなど名優の方々が出演していました。

 鰐淵さんは映画だけでなく、バレーでも活躍されていて、小学校の参観で公民館へ見に行ったバレーでは、たしか「小鹿のバンビ」を踊っていたように記憶しています。

 今、石井桃子さんはふわふわした雲の上でノンちゃんと遊んでるのかもしれません。                                                                      

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登録日:2008年 04月 05日 15:00:36

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