カテゴリー [日本の情景]
雨の情景:春雨と長崎、丸山「花月」
今のころに降る春雨といえば、小さい頃からよく聞いた端唄の「春雨」を思い出します。
「チントンシャン・チチ・チントンシャン、春雨にしっぽり濡るる鴬の・・・」と歌が流れてきます。
以前、NHKの大河ドラマで司馬遼太郎氏原作、北大路欣也さん主演の「竜馬がゆく」が放映されました。ドラマの中で長崎の丸山の楼(現在の「花月」)で、北大路欣也さん扮する坂本竜馬が、三味線を弾きながら「春雨」を唄うシーンが思い出されます。小さい頃聞いた「春雨」の舞台がこの丸山だったことを知りました。
後に、長崎、丸山の「花月」に行く機会に恵まれました。
「花月」では、竜馬が酔って刀で切りつけたという床柱が残されており、見ることができます。「春雨の間」と名付けられ、当時の様子を垣間見ることができます。「竜馬がゆく」のなかにも、竜馬と「花月」や「春雨」に関する記述があります。
料理は長崎名物の卓袱料理をだしてくれますし、長崎検番の芸妓さんも呼んでもらえ、芸妓さんの技芸も楽しむことができます。
竜馬が長崎での海援隊の亀山社中で活用していたころは、140数年前くらい前のころですが、意外とそんなに古い時代のことではなく、すこし前のように感じます。
「春雨」では、もう一方忘れてはならない人がいます。新国劇で有名な月形半平太です。
土佐藩士武市半平太こと武市瑞山がモデルということですが、坂本龍馬とも遠縁にあたるといわれています。映画や、地方の芝居でも、町内の祭でもよく演じられていました。
「月様、雨が…」「春雨じゃ、濡れて行こう」の名場面は日本の味わいともいうべき、粋な雨
の情景です。
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登録日:2008年 04月 02日 01:32:29
日本の情景:曲水の宴(大宰府天満宮) 3月2日(日)
曲水の宴:流れてくる盃が自分の前を通りすぎないうちに詩歌をつくり、盃を戴く平安時代の宮中行事を再現する祭事です。
起源は中国「秦」時代とされ、清らかな水の流れに、盃を流して禊祓(けがれをはらう)の儀式として行われたのが始まりといわれています。晋の永和9年(353年)3月3日中国蘭亭にて催された宴が、現在の形として伝わっています。
日本では、日本書紀に485年曲水の宴が行われ、又続日本書紀には728年聖武天皇が宴を催したとあり、古くより宮中を中心に行われていたことを知ることができます。道真公も宮廷で蘭亭にまつわる詩歌を詠ったことが記録に残っています。
3月2日(日)、大宰府天満宮では満開に近い梅が咲き誇るなか、天候にも恵まれ神事「曲水の宴」が開催されました。午後12時に社務所を総勢100名もの行列が平安時代の宮中での衣装で境内を練り歩き、参拝、御祓いの後、文書館の庭まで行列が続きました。
「曲水の宴」は午後1時から開かれ、大勢の観客の見守る中、無事神事を終えました。
*写真は境内にある太鼓橋をわたるときのものです。
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登録日:2008年 03月 07日 00:40:00
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