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「美しい昔」とサイゴン陥落(再掲分2008年2月5日)
AFPBBNewsで、サイゴン陥落のきっかけとなった「テト攻勢から40年」というフォト記事があったときのブログ掲載のものです。
1975年にサイゴンが陥落しました。当時、現地の報道は心を動かされた出来事でした。
約10年続いたベトナム戦争ですが、それ以前からのインドシナ戦争も影響しており、長い長い戦争でした。雑誌・新聞・TV・ラジオでベトナム戦争の経過を見聞きし、特にカメラマンの沢田教一氏や岡村昭彦氏などの報道写真での惨状はかかわりの無い住民が犠牲になった悲惨なものでした。
その戦争もサイゴンが陥落し、南ベトナムの無条件降伏で終わりをむかえました。陥落の時の様子は報道を通して、とうとう陥落したのかという熱いものを感じました。いずこの国でも、住んでいた街が、国がなくなるのは悲しいことです。
長い、悲惨な、泥沼の戦争がやっと終わって、数年後、サイゴン陥落のときに、現地に特派員として派遣されていた近藤紘一氏の本が出版され、ドラマも制作されました。その本とドラマが「サイゴンから来た妻と娘」でした。ドラマのあった4年前頃のサイゴンが陥落したときの状況を、近藤氏役の林隆三さんが臨場感ある演技で再現していました。
同じようなことでは、「プラハの春」の著者、春江一也氏もプラハのチェコ・スロバキア日本大使館でソ連の軍事介入を日本に打電していたことも重なります。
ドラマの主題歌「美しい昔」は当時のベトナムの現状の中にあって、このように美しい歌があるのかと思えるくらい、心に残る印象的な歌でした。インターネットで調べてみると、この「美しい昔」の曲に感動されている方が多くいることを知りました。当時は、昔から歌われている歌かと思っていたのですが、ベトナム戦争への反戦歌で、チン・コン・ソンさんが作り、ベトナム女性歌手のカーン・リーさんが歌っていたことは後に知りました。今でもあのドラマを見ていたときの歌が流れ、ベトナム戦争の惨状の報道、ドラマの場面が浮かんできます。
近藤紘一さんは、残念ながらその後、46歳の若さで亡くなられました。『ウィキペディア(Wikipedia)』では、葬儀の送辞は司馬遼太郎氏が読まれたとあります。
「美しい昔」の歌詞を載せてくれているホームページがありますので、参考まで・・・http://homepage3.nifty.com/daovaquat/Diem%20Xua.pdf
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登録日:2008年 03月 08日 21:48:46
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