2008年 08月

未来に残されたことば

ロシアのノーベル文学賞作家A・ソルジェニーツィン氏、死去

【8月4日 AFP】(一部更新)ロシアのノーベル文学賞作家、アレクサンドル・ソルジェニーツィン(Alexander Solzhenitsyn)氏が3日、モスクワ(Moscow)の自宅で、急性心不全のため死去した。
≫続きを読む…
(c)AFP

AFPBB News


 ソルジェニーツィンのメッセージ

「私が集め読者に提示した歴史的資料が、わが祖国の国民の意識と記憶の中に刻み込まれることを、人生の最期まで期待することができる。わが国の辛い経験は、社会情勢が再び不安定になったとき、われわれに警告をあたえ、崩壊を回避する助けとなるだろう」 (ロシア国家賞授与式でのビデオ・メッセージ)

 ・1945年、逮捕。政治犯として8年間の収容所生活
 ・1970年、ノーベル文学賞
 ・1973年、『収容所群島』第1巻をパリで出版、世界に衝撃
 ・1974年、『収容所群島』が国家叛逆罪に。逮捕、市民権を剥奪
 ・1990年、ゴルバチョフ政権のもと、市民権を回復
 ・1994年、ロシアに帰国
 ・2007年、ロシア国家賞
 ・2008年、逝去(89歳)





 

コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2008年 08月 04日 13:59:05

ソルジェニーツィンの「変貌」

 亀山郁夫・東京外国語大学学長 談

 「もともとは社会主義を『健康的に』支持する若者だったが、収容所体験などを経て、ロシアの暗部を暴露していくことになる。スターリン時代の反省なくして国家は成り立たないと考え、歴史作家として歩んでいった。ソ連崩壊をだれよりも早く見通した偉大なる予言者だった。」 (朝日新聞、8月4日、大野正美 記者より抜粋)

 ソルジェニーツィンはもともと、ロストフ大の物理・数学科の卒業。それが後に、20世紀後半のロシアを代表する「文豪」となる。
 
 収容所体験をきっかけに大きく変貌していったソルジェニーツィンが、3日、逝去した。

 

コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2008年 08月 04日 13:46:44

カレンダー
< 2008年 08月 >





1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31





プロフィール
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
お気に入りリンク
検索