2007年 07月 03日
馬鹿騒ぎのリアルさ
<07/08年秋冬パリ・オートクチュールコレクション>クリスチャン・ディオール創立60周年
【パリ 3日 AFP】(一部更新)07/08年秋冬パリ・オートクチュールコレクションの開幕を飾って2日、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)の新作オートクチュールショーとブランド創立60周年の記念パーティーがパリ郊外のベルサイユ(Versailles)宮殿で開かれた。
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(c)AFP/FRANCOIS GUILLOT
今週2日からパリで07年秋冬オートクチュールコレクションが始まった。初日はヴェルサイユ宮殿でブランド創立60周年を迎えたクリスチャン・ディオールのショーと記念パーティーが開かれた。
先週までのメンズコレクション、その前のミラノのメンズとフィレンツェでのピッティ・イマジネ・ウォモ。今回は多忙のため取材を見送ったが、考えてみればこの時期に日本にいるのは随分久し振りだ。
AFPの記事と写真で見ると、ディオールの今回のショーはこれまでのジョン・ガリアーノの軌跡とディオールのアーカイブを融合させたもの。新味はないが、力を入れて作り込んだ服としての力強さと、オートクチュールならではの今ではもう期待できないような豪華さに満ちている。
こんな服をヴェルサイユ宮殿で開くアナクロ(時代錯誤)な美しさには、ある種の感動を覚えるほかない。ドレスコードはブラックタイということで、以前の新聞社の同僚記者が出発前に大慌てでタキシードを買ったのを微笑ましく思い出した。そんなことも悪くない。
リアルクローズの流れも、服の新しい機能性も、それが大事なことは否定できないが、「服の力」の根源にはこんな馬鹿騒ぎに似た浪費と、力とお金の集中も必要なのだ。今回は出席しなかっただけにかえってそれがリアルに理解できた気がした。(c)uema
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登録日:2007年 07月 03日 21:01:47
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