2007年 10月 05日
パリコレ4日目
【パリ 4日 上間常正】08年春夏パリ・コレクションの中盤を迎えた3日、ロエベやヴァレンティノ、クリスチャン・ラクロワなど11ブランドのショーが開かれた。
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パリ・コレ4日目となると、特にミラノから続いて来ている人たちは疲れがたまってくる。腰を痛めたり、下痢、悪性の風邪だったり、と症状は色々。睡眠と栄養不足が疲れに追い打ちをかけるのだ。
今日のスタートはヴァレンティノから。このブランドの創始者による最後のコレクションなので、やはり感慨深かった。ショーでは特に記念めいた仕掛けはなかったが、最後に現れたヴァレンティノの表情がとてもよかった。引退を事実上決めていた前シーズンは涙を浮かべていたが、今回は何かがふっ切れたような晴れやかな笑顔。こういうさりげなさの方が、人の心を打つものだ。
改めて見ると、ヴァレンティノの服は素材、デザインのバランス、シックな色使い、とどれを取ってもエレガントで完成度が高い。当たり前だと思っていたものの偉大さというのは、無くなった時にしか分からないということなのだろう。
今シーズンの特徴の一つは、色彩とプリント柄が久しぶりに復活したこと。ドリス・ヴァン・ノッテンはいつもよりずっと派手な色柄で、クリスチャン・ラクロワはむしろいつもより少し抑えた色調で表現した。そして、どちらもどこかアフリカを連想させる野性的でナチュラルなタッチだった。
それぞれニュアンスの差はあるが、「アフリカ」も今シーズンのキーワードの一つになった。そういえば、東京コレクションでネ・ネットが人類の起源としてのアフリカンテーストを出していたのを思い出した。東京も捨てたものではない。
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登録日:2007年 10月 05日 09:05:46
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