2007年 12月 12日

展示会シーズン到来

コスチュームナショナル、東京で21周年記念パーティー

【12月12日 上間常正】コスチュームナショナル(CoSTUME NATIONAL)のブランド創立21周年を記念するパーティーが10日、東京・南青山のショップで開かれた。
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AFPBB News


 各ブランドの展示会シーズンたけなわで、12月6日は5つを超す会場周り。グッチ、アルマーニ、プラダとミラノのビッグブランドもそろい踏みで、みんな大忙しだ。

 ミラノでショーと展示会も見ているのだが、東京で見るとまた新たな発見があって楽しい。ショーを見てから2か月くらいの間に、記憶が知らず知らずのうちに再編成されていて、それがまた現物と再会して新たなインパクトを引き起こすからなのだと思う。

 11日もルイ・ヴィトンから始まって、ブリオーニ、ダイアン・フォン・ファステンバーグ、ディオール・オム、そして最後はクロエの香水の発表パーティー……といった具合。

 そんな中でちょっと印象に残った展示会をいくつか。

■サンタクローチェ

 プラダ・グループの高級なレザー製品のメーカーというイメージはあるが、何となくなじみの薄いブランドだった。不勉強で恥ずかしいけれど、展示会で服のコレクションを見て、なかなかいいなと感心してしまった。08年SSの新作は、「フィッシャーマンが住む小さな村」がデザインテーマ。

 海と波、砂浜を思わせる淡い青とシルバー、サンドベージュ。波間に漂うクラゲのような曲線模様やシルエットなどが特徴的だ。波の上の大きな貝殻から誕生したヴィーナスのような、ラミネート加工のシルクのドレスもあった。

 デザイナーのマリアンナ・ロザーティがいて、「漁村といっても、ただ懐かしくてロマンティックなイメージじゃなくて」と熱心に説明してくれた。たとえば、嵐が襲ってくれば悲惨なことになるし、人々はそのためには、とてもタフだったり、ときには頑なで閉鎖的だったり……。

 そんな目配りがあるから、穏やかな波のような服の色やシルエットがより詩的でロマンティックに見える。目先のトレンドや量産体制にとらわれずに、物事をきちんと見て、表現しようとした結果なのかもしれない。

■コスチュームナショナル

 記事を書いてしまったので、デザイナーのエンニョ・カパサの言葉をひと言。「インド」だったコレクションテーマのポイントは、「瞑想して自然の声に耳を傾けてみること」だという。そんな感じとは最も遠いところでひたすら頑張ってきたのが君なのに、と聞いてみたくなったが、やめた。

 今回の新作はパリで最もいいと思ったコレクションの一つだったし、テーマのインドについてエンニョが「たまたまインドに行ったため」とくどくど語らなかったためだ。(c)UEMA

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登録日:2007年 12月 12日 19:29:09

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