2008年 01月 24日
まともさ、とは? 08年秋冬メンズコレクション
【動画】クリス・ヴァン・アッシュ、ディオール・オム08/09年秋冬コレクションを語る
【1月22日 AFP】1月17日から4日間、フランス・パリ市内で08/09年秋冬パリ・メンズコレクションが開かれた。
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(c)AFP/parismodes
パリで08年春夏オートクチュールコレクションが開催中、その前にミラノ、パリと秋冬のメンズコレクションが終わり、今年も新たなファッションシーズンが始動し始めた。今回は直接見ることができなかったが、MODE PRESSの画面を通してさまざまな息吹が伝わってくる。
メンズで感じたのは、いい意味での、手の込んだ「まともさ」ということだった。とりあえずはクラシックなジャケットやコートを基本にしての素材や柄のひねり、きちんとしたカジュアル、上質な素材づかい……といったところ。こういうスタイルだと味付けへのこだわりが欠かせないのだが、それが表にあからさまに見えないのが。今回のメンズの好ましい点だ。
メゾンチームらとの徹底したワークショップを経てディオール・オムの伝統を生かし、自らの新しいシルエットとボリュームをも進化させたクリス・ヴァン・アッシュ。「伝統的なメンズのワードローブに遊び心を」と、素材とプリントで緻密なひねりを盛り込んだドリス・ヴァン・ノッテン。ドルチェ&ガッバーナも今回は本格的なクラシックスタイルだし、アルマーニも今回は本来の「まっとうさ」があるがままで水を得た魚のような感じだ。
目立たないこだわりといえば、かつての英国の伊達男ブランメルのダンディズムを連想させる。それがある種の「男らしさ」に通じることは事実だが、今回の2008年のこだわりはそんな大げさなものでもないし、着る側(=消費者)に負担をかけるものでもない。あえて言えば、トレンドを作ろうとしたり創造性を打ち出したりするよりも「じっくり作ってみました」という感じだ。そんなまっとうさが、なぜかとても新鮮に思える。
オートクチュールはまだ全体の感じがつかめないが、とりあえず、ジョン・ガリアーノのクリスチャン・ディオールとラクロワに心が惹かれ、それと対照的なのにシャネルが魅力的だ。分析は次回に。
23日に降った東京の事実上の初雪。観測史上でも記録的な遅さだそうだが、後でこの雪をみんなが思い出すようなことになるのだろうか? 「まっとうなことではなかった」ということで。
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登録日:2008年 01月 24日 17:21:19
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