シャネルのショー
【東京 20日 AFP】都内で20日、シャネル(Chanel)が07/08年秋冬コレクションを披露した。
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(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA
国立代々木競技場で20日夜に開かれたシャネルの07年秋冬コレクションのショーを見た。服はもちろん、一面の銀世界をイメージした舞台や音楽などの演出も、3月のパリのショーと同じ。会場もグラン・パレと比べてもそれほど遜色はなかったのに、何かが違って見えた。
■オーラの欠如
はっきり言えば、シャネル特有のオーラが欠けていた。以前、恵比寿や日比谷公園で開かれたシャネルのショーは、パリの時に劣らない熱気とオーラがあった。今回違って見えたのは、たぶん観客の雰囲気のせいだった。
シャネルへの憧れは変わらないとしても、これが欲しい、買いたいという「欲望のまなざし」が希薄だったのだ。服や、服を着た女性のオーラは、そのものの魅力よりも、欲望によって見つめられることで支えられているのだ。
■高級ブランド品志向そのものの変化
今回のオーラの欠如は、シャネルに問題があったわけではなくて、日本のマーケットの現状が反映しているのだと思う。所得増につながらない景気回復、雇用不安に加え、最近の極端なユーロ高は、ヨーロッパブランドへの購買欲をかなり落ち込ませている。
もしかすると、これは一時的な現象ではなくて、高級ブランド品志向そのものが大きく変化する先駆けなのかもしれない。
そんな思いにとらわれたショーだったが、シャネルのあの独特なオーラはいつまでも続いて欲しいと思う。そのためには、シャネルのビジネスも、かつてそうだったように時代の変化を敏感にみすえて変化していくことが必要なのだ。
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登録日:2007年 06月 25日 15:45:18
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