コレクションを見る最大の楽しみ
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【東京 30日 MODE PRESS】第5回「東京発 日本ファッション・ウィーク」(JFW=ファッション戦略会議主催、経済産業省後援)が29日から8日間の日程で東京ミッドタウンをメイン会場に始まった。
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コレクションを見る最も大きな楽しみはいいショーに出会うことだが、そういつもあるわけではない。しかし、楽しみはほかにも色々ある。会場に集まる顔ぶれやその数を観察するのもその一つだ。
バイヤー席を見ればそのブランドがどんな販路があるのか分かるし、集まるジャーナリストの顔ぶれはそのブランドのマーケティングの仕方を反映している。顧客・ファンは、どんな人たちがそのブランドを好きなのかを示す。
会場では多分みんながそんな観察をしているのだろうが、問題なのは観察が一方的に終わるわけではないことだ。たとえば、ある雑誌の編集長がどんなショーに顔を出すかどうかでその人とメディアの取材スタンスが分かってしまうし、バイヤーならその店のビジネス感覚とセンスの程度を表す。
もちろん、ショーをする側にしても一方的に見られるわけではなくて、観客の反応をしっかり観察することもショーの大きなねらいなのだ。
ショー会場は基本的には非公開で、観客が数百人程度の閉鎖的空間だ。しかしお互いに実は火花の散るような観察が飛び交うことで、それぞれがさまざまな「利」を得るための場なのだ。
ジャーナリストたるものは、その火花の飛び散り具合を観察して、そこに時代を読み取るべきなのである。そんなことを、ショー会場で時には居眠りをしながら考えている、こともあるのだ。
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登録日:2007年 09月 02日 02:01:46
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