パリ・コレ開幕

<08年春夏パリ・コレクション>ミナ ペルホネン、新作を発表

【パリ 2日 MODE PRESS】08年春夏パリ・コレクションが29日、開幕した。
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AFPBB News


 雨で寒かったミラノと比べて、パリは暖かくて気持ちがいい。29日は新人のプログラムなのでパスして書類やチケット整理、カメラの打ち合わせなどで過ごし、30日のミナ・ペルホネンのショーからスタート。いつもの通り、朝から晩まで食事抜きでパリを駆け回る一週間となる。

 パリの特徴は、その多彩さだ。コレクションの中身もそうだが、観客もビジネス関係やプレスのほかに、学生やお針子もいるし、どうしてこんな風体の人が入れたのかと思う労働者風の人や、大富豪だというのだがいつもカウボーイハットを被ったファッションとは関係無さそうなアメリカ人など、さまざまだ。


 ミラノが一種の産業見本市だとすれば、パリ・コレは学校の文化祭みたいな雰囲気がある。ビジネスをまるで無視したような実験的な服やショーの見せ方が多くあるのもパリの特徴の一つ。時々、世界中から大人たちが集まってよくこんなことをやっているな、と思うこともある。


 ミナのショーも、そういう意味では実にパリ的だ。生地の素材の段階からこれほどクリエーションを注ぎ込んだブランドはほかにはない。それが生み出した温もり感は、トレンドとしてのナチュラルとは別次元のものだ。今回は「自然そのものでもなく、工業製品でもない」とうたっていたが、その服にはそうした意図が十分に感じ取れる説得力があった。


 アントワープ出身のブルーノ・ピータースの考え抜かれたカッティングによるシャープな造形も、時代意識は感じないものの独自のデザイン意図があってパリらしかった。ショーの会場をサッカーの試合にしてしまったブレスも、ミラノやニューヨーク、また東京でさえもないような破天荒な見せ方だった。このショーでは本物のサッカーボールを使っていたので、玉が飛んでくるたびに真剣に緊張してしまった。


 ベルンハルト・ウィルヘルムの展示会形式で見せた新作もおもしろかった。モデルが彫像のように木の荷物箱の中にいるのだが、星条旗をまとったモデルだけが手を縛られて、ほとんど幽閉されているようなのがおかしかった。

 こんな訳で、パリの初日はトレンドどころではない多種多様さがまず目立った。

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登録日:2007年 10月 02日 17:00:31

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