パリコレ2日目

<08年春夏パリ・コレクション>ジョン・ガリアーノ、ディオール新作を語る【動画】

【パリ 3日 AFP】フランス・パリ市内で1日、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が新作を発表した。
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(c)AFP/parismodes

AFPBB News


 パリ2日目のスタートは、日本人の新人デュオ、コミューン(COMMUUN)。ドレスが中心のコレクションだが、新進とはいえ無駄と淀みのない見ごたえのある服だった。素材選びのセンスも良くて、シンプルなデザインを引き立てていた。シルクジョーゼットのすっきりしたドレスやオーガンディの重ね、ドレープの切り替え方も、さりげないが巧みだ。余計な色を使わなかったことも、このシックで軽やかな服の印象を高めていた。今年のANDAMの賞を受けたのもうなずけることで、今後も期待がもてそうだ。


 ビッグブランドのトップをきったクリスチャン・ディオールは、ひたすらシックなクラシックスタイル。たいていの破天荒な天才画家が精確なデッサン力をもっているようにに、ジョン・ガリアーノには優雅さへのセンスと高いテーラード技術がある。今回はそちらだけを見せただけで、見る方は残念だがこういう時の方が服は売れるらしい。


 この日のハイライトは、アンダーカバーとマルジェラだった。アンダーカバーのパンクの持ち味を効かせたリゾートウエアは、肩の力の抜けた凄みがあった。この服の中には、リゾートを求める気分とエレガントな服を作る技量の習熟という二つの「成熟」、そしていつまでも反抗精神をわすれない「若々しさ」が同時に含まれている。

 リゾートへの思いは、目まぐるしく変化して忙し過ぎるファッション業界、そこに呑み込まれていることへの苛立ちも背景にあるようだ。コムデギャルソンのショー会場で、デザイナーの高橋盾は「いつも寝不足で、苦しんでいて、このままでいいのか。もっとゆとりを持って、もの作りをしなくちゃいけないと思う」と話していた。


 成熟と反抗精神といえば、この日のヴィヴィアン・ウエストウッドのショーも感慨深かった。パンクといえばヴィヴィアンは高橋よりかなり上の世代の元祖だが、さすがに若々しさよりは成熟がずっと勝っていた。肩に力の入った若々しさの素振りが痛々しかったが、今回のショーではそれが素直に見えてちょっと感動した。服も悪くなかった。


 もう一つ良かったのは、ケイタマルヤマの展示会。軽いスイングジャズの演奏に乗せたミニショーでは、和風のモチーフでひたすら作り込んだ服が、彼らしくてとてもキュートに見えた。彼には反抗精神などなくていいのだ。

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登録日:2007年 10月 03日 08:45:28

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