パリコレ3日目

<08年春夏パリ・コレクション>イッセイミヤケ、新作を発表

【パリ 3日 AFP】29日から9日間、フランス・パリ市内で08年春夏パリ・コレクションが開かれている。
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(c)AFP

AFPBB News


 パリ・コレ3日目はコムデギャルソンの3ブランドやイッセイミヤケ、ツモリチサトのショーで、日本デーといった感じ。日本のデザイナーや、またその影響を受けたベルギーなどの前衛派が参加しなかったら、パリコレは多分、欧州ローカルのクラシック見本市みたいになってしまったに違いない。とはいえ、では東京ファッションとは何か?という世界に通用するアイデンティティーが相変わらず確立していないことも確か。


 いつも思うのだが、パリのショーでも観衆が一番真剣な顔をして観ているのは、いまでもイッセイミヤケやコムデギャルソンやヨウジヤマモトなのだ。個々のデザイナーの実力は十分にあるのに、それがまとまってアピールするチャンスがなかったこと、国を含めてだれもそれを応援しなかったことが一番大きな理由だと思うのだが、それはとりあえずさておき。


 コムデギャルソンの3番目のデザイナーブランドとして注目され始めたタオが、初めて一般会場でのフロアショーを開いた。これまでの作品はまだ遠慮気味で、シンプルでフェミニンな中に凛とした立ち位置を感じさせるに留まっていた。しかし今回は、その「凛」が前面に出てきて、服に強さと多彩さが加わった。

 布を巻きつけたような造形と砂漠の土のようなベージュ、グレー、淡いが深いブルーなどの色遣いには、どこか野生を思わせる強さがあった。デザイナーの栗原たおは「どこにも属さない、自分だけのトライブ」と表現していた。確かにそんな感じだった。


 ツモリチサトの夜の海辺を思わせるようなショーの設定と服も雰囲気があった。音楽はドビュッシーの「月の光」。海のブルーのグラデーションや波のようなプリント柄、またシルクジョーゼットの波のように揺れるプリーツの表情もよかった。ただし、ショーのラスト近くに登場した派手な色柄プリントとその使い方はちょっといただけなかった。

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登録日:2007年 10月 04日 07:46:49

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