回顧?で、うろたえ
【1月7日 MODE PRESS】創立10周年を迎えたヴェロニク・ブランキーノ(VERONIQUE BRANQUINHO)がベルギー・アントワープのモード・ミュージアム(ModeMuseum、MOMU)で回顧展『Moi, Veronique Branquinho, Toute Nue(ヴェロニク・ブランキーノ、ありのままの姿)』を開く。
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ヴェロニク・ブランキーノの回顧展が3月からアントワープで開かれる。ヴェロニクといえば、「若い女性の揺れ動く……」みたいなイメージをずっともち続けてきたので、回顧というには何となく違和感がある。しかし彼女を最初に見たのは、考えてみればもうずいぶん前のことだった。
まだショーなどは開いていなくて、パリのマレ地区の貸しアトリエでラフ・シモンズと一緒に展示会を開いていた。ラフの服にバイヤーから注文が入って、彼女が注文書に書き入れていた。繊細そうな美少女で、その姿がとても初々しかったのを思い出す。その時は二人についてはまだほとんど知らなかったが、ヴェロニクの服が本人とよく似た硬質で未成熟なフェミニンさを感じさせた。同時に「ひょっとするととてもセクシーなのかな」とも思った。何か話したはずだが、内容は覚えていない。
その後、パリで定期的にショーを開くようになって、たいていは見ていた。若い女性の繊細な感覚で時々の時代の気分をとらえたコレクションだった。それなりに楽しめたが、その決まった枠組みが何となく鬱陶しくなって、最近はショーをパスすることもあって彼女の服からは遠ざかってしまった感じだった。それが、突然に回顧ということで、なんだか不義理を責められたとか、うかつに時間を過ごしていることを指摘されてうろたえたりするような気分になってしまう。
機会があれば、一度系統的にじっくり見てみたいと思う。(c)UEMA
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登録日:2008年 01月 09日 18:25:35
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