●地域再生成功の10原則 7/20

 去年から国土審議会の部会で地域再生戦略を議論してきた。雫石や島根での経験を相対化する場としてもたいへん勉強になった。部会作業はここで一段落。わたしなりのまとめをしてみた。
1.コメもとれないような山あいの恵まれない地域こそ成功している(黒川温泉、大山農協、綾(宮崎))
2.農産物や水産品に何らかの付加価値をつけて出荷している(陸前高田の「めかぶ」、北海道限定・・六花亭など、関さばのブランド化)
3.地域の隠れた資産をアピールし、都会のお金とヒトを誘引している(「ごっくん馬路村」のゆず産業、北の屋台、旭山動物園・・寒さを逆用、棚田オーナー制度)
4.役所や農協主導ではなく、地元の人たちが自ら工夫している(長浜市の「黒壁」、上勝町の「いろどり」、雫石町の「軽トラ市」)
5.地域資源の掘り起こしに第3者、特に外国人を活用している(イタリア人シェフが食材をめきき(気仙沼)、外人デザイナー(和家具)、セーラ・マリー・カミングス(小布施町)
6.実践にあたっては縦割りを越え、みんなで協力(地域再生会議(雫石町)
、まずは地産地消(農業、学校、旅館、流通)やエコツアーから、観光協会、商工会、農協の連携)
7.中心市街地の活性化をあきらめない
8.女性、若者、よそ者、ばか者に任せてみる
9.やれるヒトがやれることから始める
10.都会からのユーターン人材を活用する

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登録日:2006年 07月 20日 00:36:35

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プロフィール
上山信一
(男)
慶應大学総合政策学部教授。大阪市生まれ54歳。専門は企業・行政機関の経営戦略と組織改革。都市・地域再生も手がける。旧運輸省、マッキンゼー共同経営者等を経て現職。国交省政策評価会(座長)、大阪府と大阪市の特別顧問、新潟市都市政策研究所長、日本公共政策学会理事、各種企業・行政機関の顧問や委員等を兼務。府立豊中高、京大法、米プリンストン大学修士。著作等 ツイッター@ShinichiUeyama
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