●慶應SFCの新挑戦・・ハウス制度に期待

以下は読売
慶応大学は創立150年記念事業の一環として、湘南藤沢キャンパス(SFC)で、新入生が教員や上級生と交流する「ハウス制度」の試験運用を進めている。今月14日には、同制度の活動拠点となる「ハウスの家」を設立。将来的には、海外の研究者や留学生らを受け入れる滞在型教育・研究施設「未来創造塾」=写真は完成予想図、同大提供=も開設し、世界水準の大学を目指すという
 上級生のリーダーを務める4年のトランティ美佳さん(23)は、「広大なSFCでは、人間関係が希薄になりがちで、こうした制度があれば良いと思っていた」と評価する。

 パーティーには、村井純・環境情報学部長や「ハウスマスター」を務める国領二郎・総合政策学部長も出席。SFCがこの制度を重視する姿勢がうかがえた。村井学部長は「仲間との絆(きずな)を共有する場所を作ることが、社会に出てから大きく役立つだろう」と話した。

 ハウス制度は、欧米の一流大学にある学生寮がモデルになっている。慶応大でハウス制度を担当する古谷知之・総合政策学部准教授は、「ハーバード大やスタンフォード大などでは、新入生が全員、寮に入り、大学のカラーを受け継いでいく良さがある」と話し、今後、ハウス制度の対象を、希望者だけでなく、新入生全員に広げる方針という。

 将来、滞在型の教育・研究施設「未来創造塾」を建設。海外の研究者や留学生を招き、国際会議やセミナーなどの教育活動を実施する。そのため、昨年12月に米連邦最高裁初の女性判事だったサンドラ・オコーナー氏を招いてセミナーを開いたほか、日本研究が盛んな海外の大学との交流も活発化させている。

 国領学部長は「国内で一番になるより、世界中から優れた研究者や学生が集まるような世界水準の大学を目指す」と意気込んでいる。

(2009年10月23日 読売新聞)

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登録日:2009年 10月 24日 07:21:39

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プロフィール
上山信一
(男)
慶應大学総合政策学部教授。大阪市生まれ54歳。専門は企業・行政機関の経営戦略と組織改革。都市・地域再生も手がける。旧運輸省、マッキンゼー共同経営者等を経て現職。国交省政策評価会(座長)、大阪府と大阪市の特別顧問、新潟市都市政策研究所長、日本公共政策学会理事、各種企業・行政機関の顧問や委員等を兼務。府立豊中高、京大法、米プリンストン大学修士。著作等 ツイッター@ShinichiUeyama
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