2007年 02月
●地域力に注目(その1)
「地域力」という言葉を最近よく耳にする。NHKにも『ご近所の底力』という地域力を扱った番組がある。背景には、地縁血縁関係や伝統的な地域コミュニティーの崩壊や財政危機がある。従来、それを担っていた行政も、住民サービスをこれまでのように提供できなくなったという事情もある。
日頃何気なく住んでいる「地域」―ここには何もないといわれる町でさえ、長く人が住んできた歴史があり、文化がある。あるいは職人やお百姓などさまざまな技能や才能を伝承している人たちが住んでいる。これらはみんな地域の資源であり、「お宝」である。うまく発掘してつないでいけば、街全体の活性化につながる。「地域力」ということばは地域が秘めるこのような潜在力のことをいう。
最近、とりわけ「地域力」が重要だといわれている。背景には3つの事情がある。
第一は、伝統的なコミュニティーの崩壊だ。昔は近所のおじさんが子供達を集めて、川に遊びに連れていってくれた。あるいは近所の一人暮らしのおばあちゃんの面倒をみんなでみた。つまり地域ぐるみでの相互扶助関係が地域にはあった。だが、最近はそういう関係が失われ、孤独死する老人が出てきたり、子供のいじめの問題に気がつかないということが起きている。このような問題を防ぐためには、昔のような人々のつながりを何とかして復活しなくてはいけない。
第二は、コミュニティーの崩壊を補完して福祉や介護などのサービスを提供してきた行政が、財政危機に陥り、もはや補完機能を果たし得なくなった。行政にはもはやお金も人手もない。そこで再び地域に対し「自分達のことはできるだけ自分たちでやってほしい」ということになる。
第三には、主に都市近郊の現象だが団塊の世代が地域に帰ってくる。かつてのモーレツ社員たちが定年を迎える。今まで「会社に住んでいた」といわれる世代が地域コミュニティに戻ってくる。地域で友達をつくり、生きがい、役割を見いだす必要に迫られる。ちなみに彼らは有能だ。大企業などで培ってきた能力は行政の力が弱り、崩壊しつつある伝統的コミュニティーを再生する上で、大きな力になる。(つづく)
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登録日:2007年 02月 28日 23:05:32
●法王@モスク
ローマ法王、モスクでの「祈り」をイスラム教徒らが歓迎 - トルコ
【イスラマバード/トルコ 1日 AFP】トルコを訪問中のローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI)のブルーモスク(Blue Mosque)訪問に、イスラム教徒から好意的な反応が示されている。
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「祈ったのではなく瞑想した(バチカン法王庁)」そうだ・・。宗教組織はどこでも官僚的。
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登録日:2007年 02月 28日 00:33:28
●81歳の大阪府庁庁舎
大正末期1926年に建てられた大阪府庁庁舎。外見は灰色でいかめしいがディテールが極めて美しい。ぶどう、やじりなど各種の古典的意匠が満載だ。正面のディテールを解説した知人のブログを紹介する。
http://www.doblog.com/weblog/
myblog/73463/91#91
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登録日:2007年 02月 25日 16:44:20
●映画「クイーン」を見て
<第79回アカデミー賞>スティーブン・フリアーズ監督、映画「The Queen」のヒットはまぐれ? - 英国
【ロンドン/英国 23日 AFP】1997年に交通事故で亡くなったダイアナ妃を巡って揺れ動く、英国王室を描いた映画「クィーン(The Queen)」。
≫続きを読む…
(c)AFP
パリからの帰りの機中で映画QUEENを見た。ダイアナが亡くなったあとの英国王室のあわてぶりとブレアの駆け引きが主題。映画としては凡庸だがブレアの奥さんのせりふなどリアルでかなり笑える。英国人の噂好きにフォーカスした感じの作品だがきっと日本でもヒットするだろう。
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登録日:2007年 02月 24日 00:26:05
●中央発の道州制論議に異論あり!
道州制の論議が盛んだ。どういう機能を国から道州に移すか、地域割りはどうする
といった議論も始まった。筆者も道州制には賛成だ。だが、政府、自民党、財界が用意する論点と方法論には異論がある。あれでは実現しても都道府県合併に終わるだろう。今回は関西を題材に「正しい道州制問題の解き方」を考えたい。
・関西EU説--大阪はドイツ、京都はフランス、神戸は英国?
道州制を最も切実に必要する地域は東京でも北海道でもない。関西である。関西は豊かな資産・文化・人材を抱えながら急速に衰退しつつある。筆者は大阪出身だ。地域の自立意識の強い土地柄で幼い頃から「僕らは大阪人。百歩譲って関西人。一番最後に日本人」と刷り込まれた。成人後は東京・ワシントンなどで暮らし世界88カ国を旅した。その体験に基づき、筆者は最近「関西EU説」を唱える。関西道の議論は国の道州制論(あれは中央の統治機構を分権化する発想でしかない)に従って考えるべきではない。関西(地域)が国の議論に合わせるのではない。関西(地域)の都合にあわせて国に道州制を認めさせるのである。
具体的には、(1)関西の各地域は今後は単独ではもちろん個々に国に依存していてはやってはいけないという事実から出発し(現実直視)、(2)これまでの国に対して各県が個々に陳情するという卑屈な姿勢を捨て域内で相互連携し(地域に根ざし“人民解放戦線”の構築!)、(3)その上で国に対して権限委譲を迫る(地域独立運動!)べきである。要は道州制は地域側からの独立運動として組織化する。
これまで関西はまとまりがなかった。特に大阪・京都・神戸はそれぞれ独自の文化を誇り、自己主張が強い。各政令市と各府県も仲が悪い。要はばらばらだ。多様性を活かした上で連携して観光集客や大学・企業誘致をすればいいのにお互い張り合う。サミット誘致でも大阪と京都が対立して譲らず、住民の失笑を買っている。だが今こそ関西はEU統合に見習うべきだ。
考えてみれば関西はEUに似ている。経済の中心大阪はドイツにあたる。文化の町京都はフランス。あか抜けた海洋都市、神戸はイギリス。和歌山はイベリア半島(スペイン)。三重はイタリアで伊勢はバチカンだ。商才に長けた滋賀(近江)はベルギー、海のない奈良はスイスだ。そして勤勉で女性の社会参加が進む福井はスカンジナビアだ。こうしてみると関西は実にEUに似ている。
EU統合のきっかけはいうまでもなく仏独のトップ主導による歴史的融和だ。そして東西ドイツの統一。最近の大阪では東西ドイツの融和に近い現象が起きている。ソ連並みの強固な体制を誇った大阪市の労使そして議会首長の蜜月関係が崩壊した。大阪市では情報公開(グラスノスチ)や大改革(ペレストロイカ)、そして事業の各種民営化が進む。それに伴い大阪府と大阪市の連携も進みだした(冷戦終焉)。次の課題は大阪・京都の「二府融和」だ。これはEU形成における独仏の融和に相当する。双方の知事と財界トップの指導力次第で実現可能なはずだ。州都選定は対立の火種だがこれは早い段階で大阪・京都・神戸の3都以外に置くと決めればよい。例えば大津あたりでどうか(EU本部もパリに近いブリュッセルだ)。
こうして大阪・京都連合を基軸に関西の府県・政令市の権限を一手に吸い上げた道州政府のイメージを作ればよい。中心課題は企業誘致、観光・集客戦略(創造都市戦略)、大学・研究機関の再編、環境政策(琵琶湖・淀川・大阪湾の統一的管理)、交通政策(鉄道・高速道路網の整備)、そして防災対策・代替首都機能あたりだろう。
・地域の必要性から積み上げた議論が必須
EU統合までの道のりは長かった。大昔はローマ帝国で一体だった。その記憶もあって欧州連邦の議論は17世紀頃からあった。20世紀初頭にかなり議論されたがナチス台頭で中座。戦後は英国のリーダーたちが「ばらばらのままでは欧州は衰退する」と問題提起する。当時のフランス外相ロベール・シューマンとコンサルタント、ジャン・モネの尽力でやがて1957年に6カ国間で石炭・鉄鋼の連携を決めたローマ条約が締結。それが拡大発展し、今日のEUにつながった。
今日の日本の道州制論を見ていて危ういのは、各地域において現場の実態の分析に根ざした地域間連携への具体提案や住民運動が少ないことだ。あっても地域経営の発想の薄い「道政府のあり方」論や行政機能の再編論が多い。中央のいわゆる識者の議論の多くは無責任な東京人の机上の空論だ。例えば「市町村合併したから次は都道府県合併」「多様な地域を擁する米国の連邦制に学ぶべき」「分権化=連邦国家制」「道州政府への分割が霞ヶ関解体への近道」といった善意に満ちた、しかし地方から見るとまるで浅はかな思いつきばかりだ。もうノー・サンキューである。
もちろん識者の意見にはそれぞれ一理ある。だが道州制は地域の人々の悩みや希望に根ざしたものであるべきだ。九州、関西などそれぞれ地域ごとに道州政府の中身も権限も形も違ってよい。それが一国多制度であり、道州制の本質である。東京で、中央で「道州制」の標準を決めるという発想ほど道州制を馬鹿にしたものはない。「中央官僚」「中央のマスコミ」「中央財界人」「東京人」に道州制を語る資格はない。地域から湧き上がる将来への不安や東京一極集中への不満、それを熟知する地域リーダーがまず地域の中で自分たちの道州制の議論をする。そして地域ごとに「道州の日本国からの一部独立案」を練り上げる。それから「中央」の権力を奪取すべくけんか腰で交渉に臨むべきだ。その際には薩長連合のような道を越えた連携の動きもあるはずだ。これまでの10年に改革派首長が作ってきた流れを活かす。道州制とは実は平成の「討幕運動」である。総務省主催の“ナントカ審議会”で議論できる代物ではない。総理直轄で地方の有志を集めて喧々諤々の議論をする。それで決別したら関西が、そして九州が世界に向けて独立宣言をする…。それくらい切羽詰まって、そして深く考え抜くべきテーマなのだ。
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登録日:2007年 02月 22日 22:20:26
●「千の風になって」
「私のお墓の前で泣かないでください・・」で始まる名曲「千の風」。今朝、車の中で急に耳に入ってきた。去年の紅白で聞いて以来、耳に残っていたあの曲だ。実はこの曲、新井満氏が友人の奥さんが急死したときに追悼のために作ったそうだ。英詩を訳し曲をつけたそうだ。2003年に朝日新聞が天声人語でとりあげで以来、静かなブームになっているという。誰でも歌い易い。追悼・癒しの曲でありながら秋の晴れた日のようにさわやかだ。不思議な音楽だ。秋空を思いながら今朝、この曲を聴いて13年前の抜けるような青空の朝を思い出した。幼い頃からかわいがってくれた叔父が59歳で急死。ベッドに臥して泣いたあの朝を思い出した。
http://www.twin.ne.jp/~m_nacht/
1000wind/1000wind.html
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登録日:2007年 02月 20日 23:23:29
●わたしの関西EU説&関西道の作り方
道州制を最も必要とする地域は関西だ。そしてそのモデルはEU統合に求めるとよい。関西はEUに似ている。経済の中心大阪はドイツ。文化の町京都はフランス。海洋都市、神戸はイギリス。和歌山はイベリア半島(スペイン)。三重はイタリア、伊勢はバチカンだ。商才に長けた滋賀(近江)はベルギー、海のない奈良はスイスだ。そして勤勉で女性の社会参加が進む福井はスカンジナビアだ。
さらに興味深いことに関西にもEU統合と同じような条件が生まれつつある。
EU統合のきっかけは仏独首脳の歴史的融和、そして東西ドイツの統一だった。実は最近の大阪で東西ドイツの融和に近い現象が起きている。ソ連並みの強固な体制を誇った大阪市の労使そして議会首長の蜜月関係が崩壊した。大阪市では情報公開(グラスノスチ)や構造改革(ペレストロイカ)、民営化が進む。それに伴い大阪府と大阪市の連携も始まる(冷戦終焉)。次の課題は大阪・京都の「二府融和」だがこれは独仏融和に相当する。双方の知事と財界トップの指導力があれば実現可能だ。州都選定は対立の火種だがこれは早い段階で大阪・京都・神戸の3都以外と決めればよい。例えば大津はどうか(EU本部もパリに近いブリュッセルだ)。
こうして大阪・京都連合を基軸に関西の府県・政令市の権限を吸い上げ道州政府を作ればよい。中心課題は企業誘致、観光・集客戦略(創造都市戦略)、大学・研究機関の再編、環境政策(琵琶湖・淀川・大阪湾の統一的管理)、交通政策(鉄道・高速道路網の整備)、そして防災対策・代替首都機能などだろう。
さて関西道を成立させるためには、(1)関西の各地域は今後は単独ではもちろん個々に国に依存していてはやってはいけないという事実から出発し(現実直視)、(2)これまでの国に対して各県が個々に陳情するという卑屈な姿勢を捨て域内で相互連携し(地域に根ざした“人民解放戦線”の構築!)、(3)その上で国に対して権限委譲を迫る(地域独立運動!)べきである。要するに道州制の導入は国任せにしない。地域側からの独立運動として組織化すべきである。
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登録日:2007年 02月 19日 22:47:21
●神戸市役所の苦悩
神戸市役所が迷走し続けている。市民に違法な支出行為を指摘され是正するどころか訴訟で戦う。2回負けてもまだ懲りない。市長は正常な感覚の持ち主だろうか?労組、議会、各種団体のしがらみの中で動けない?たかが旅行券だが、これすら是正できないということは組織体質に根ざした問題があるに違いない。大阪市は不祥事を契機に急速に変わりつつある。一部では改革の「先進自治体」のひとつにあげられ始めた。京都市も教育改革などで変わり始めた。神戸市はいつ眠りから覚めるのだろうか。以下は朝日新聞。
ーーー
「勤続旅行券」2審も違法 神戸市の控訴棄却
条例の規定なしに神戸市が永年勤続の職員に最高10万円の旅行券などを支給したのは違法だとして、市民団体「ミナト神戸を守る会」のメンバーが同市を相手取り、04年度に支給された9827万4500円を矢田立郎市長に請求するよう求めた訴訟の控訴審判決が16日、大阪高裁であった。大谷正治裁判長は「高額旅行券は実質的な給与で、条例によらない支給は違法だ」として、4827万4500円を矢田市長に請求するよう市に命じた昨年3月の一審・神戸地裁判決を支持し、市側の控訴を棄却した。 神戸市の小柴善博・行財政局長は「判決文を見ていないのでコメントできない。判決内容を見て対応を決めたい」としている。
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登録日:2007年 02月 18日 11:58:55
●書評「小泉官邸の真実 飯島勲前秘書官が語る」(アスコム)
田原総一朗氏の責任編集「オフレコ!別冊」という標題の雑誌。こういう本はふだんは買わない。僕は永田町や政界の動向にはあまり興味がない。政界の動きはスポーツのような現場中継がない。企業情報のように市場や株価もない。政治記者のバイアスまみれの憶測情報に時間を費やすのは無意味だからだ。
だがすでに役割を終えた政治家の話は別。サッチャー回顧録は特に面白かった。この本もすでに終わった話を当事者との対談で書いているから買う。しかも国の経営者である総理の補佐役という珍しい仕事の回顧録だ。プロとしての政治家秘書、首相秘書の役割がよくわかった。田原氏との対談形式で本音がテレビ的ににじみ出て読み物としても軽快でお勧め。一番驚いたのは飯島氏が実は週刊誌を含めたマスコミとの接触を一手に引き受け、情報操作していたというのはまったくの嘘だったというくだり。首相番記者への対応は4人の首相事務秘書官にゆだね自分は出なかったという。政策秘書と事務秘書官の情報にずれが出たら記事になる。事務秘書官を守るためには沈黙を決めたという。小泉内閣の本旨は情報公開にあったという。そのためにこそ情報はひとつだけ正しいものを出す。プロの流儀のひとつだと思った。それにしても「飯島秘書官がマスコミを操作している」という情報自体がマスコミが作り出した虚像だった・・。もしこの証言が本当にそうだとすれば「官邸が正しい情報公開をするとマスコミは情報操作をされたと感じる」ことになる。これからのプレスは大変だ。会見内容を伝えるだけだと政府のインターネット広報に負ける。透明性が高まると憶測記事の価値がなくなる。おのずと調査報道に移行しなければならない。だがOJTでは限界がある。若い記者を鍛える場を別途用意しなければならない。
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登録日:2007年 02月 17日 17:35:22
●「株式会社」のオーケストラ誕生
以下は朝日新聞より引用。
フォンタナ・フィルハーモニー交響楽団(大阪市北区)は、「株式会社」のオーケストラだ。昨年8月に発足し、28日に初めての有料演奏会を開いて、活動を本格化させる。国内のオーケストラは財団法人などの公益法人がほとんどで、株式会社は珍しい。財政難などで再編・統合問題に揺れる大阪のオーケストラ界に一石を投じる挑戦、として注目を集めている。同楽団の代表取締役は、経営コンサルタントの中村祐一さん(49)。オーケストラの設立は、中村さんにとって幼い頃からの夢だったという。「私は、小学生のなりたい職業に『指揮者』が挙がった世代です。テレビやラジオのクラシック番組に夢中になった」ピアノを習っていたこともあり、中学生の時には自身でオーケストラ用の楽曲を作曲するほど音楽にのめり込んだ。2年前、知人の音楽家から「国内は楽団数が少なく、舞台に立てない音楽家も少なくない」と聞かされた。「なんとかしたい」と考えるうちに、「夢だったオーケストラを自分で作ろう」と決意した。株式会社組織にしたのは「経営コンサルタントの目からみて勝算があるから」という。既存のオーケストラの多くは公益法人で、自治体などの支援を受けている。中村さんは「民間企業の強みや経営手法を駆使して収益を上げたい」と話す。楽団員は登録制で演奏家約90人、合唱団員約100人が在籍している。団員側から出される企画案を、会社側が実現化して演奏会などを開く。団員の給料は当面、演奏会ごとの支給になる。4月末までに大阪・兵庫などで8公演の開催が決定。将来的には株の上場も検討している。初年度に120公演、売り上げ12億円を目標としているが、音楽業界では、その達成を疑問視する声も少なくない。現在は常任指揮者がおらず、演奏メンバーも固定化していないため、「音楽性やレベルが、ぶれるのではないか」といった指摘もある。しかし、中村さんは「自信があるからやるんです。多くの演奏家にチャンスを与えることができる。音楽の技量も、どこにも負けない」と話している。初めての有料公演は28日午後7時、大阪市北区大淀南2丁目のザ・シンフォニーホールで。指揮者に高谷光信さんを招く。ホルストの組曲「惑星」、ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」を演奏予定。チケットは1千~5千円の4種類。問い合わせは、同楽団(06・6374・4433)へ。
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登録日:2007年 02月 17日 00:07:06
- プロフィール
- 上山信一
- (男)
- 慶應大学総合政策学部教授。大阪市生まれ54歳。専門は企業・行政機関の経営戦略と組織改革。都市・地域再生も手がける。旧運輸省、マッキンゼー共同経営者等を経て現職。国交省政策評価会(座長)、大阪府と大阪市の特別顧問、新潟市都市政策研究所長、日本公共政策学会理事、各種企業・行政機関の顧問や委員等を兼務。府立豊中高、京大法、米プリンストン大学修士。著作等 ツイッター@ShinichiUeyama
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