2007年 04月

●大阪市議会自民、政調費一部返還へ

以下は日経
大阪市議会自民、政調費一部返還へ──領収書義務付け初年度、1400万円「使い切れず」(4月29日)
領収書の提出が必要となった2006年度の大阪市議会の政務調査費について、自民市議団が「使い切れなかった」として、約1400万円を市に返還する方針であることが28日、分かった。同市議団が政務調査費を返金するのはこれが初めてという。「選挙で政策の研究ができなかった」などと説明するが、「従来ずさんに使っていたことの証明」と指摘する声が上がっている。大阪市の政務調査費は、議員1人につき月額60万円が支給され、東京都と並び全国最高。自民には06年度に計約2億6000万円が支給されたが、約1400万円が使われずに残っており、市に返還する。民主、公明、共産も一部を返金することになる見通しだ。

カテゴリー[ 大阪市改革 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 04月 30日 12:34:35

●自転車の未来

苦境に立つ自転車メーカー、経済発展や都市化進み - 中国

【天津/中国 15日 AFP】毛沢東(Mao Zedong)時代の中国において、自転車「飛鴿(Flying Pigeon)」は庶民にとって、快適な生活とはほど遠くとも、一生を通し安定が約束された同国の「平等主義の象徴」だった。
≫続きを読む…
(c)AFP/Peter PARKS

AFPBB News


メディアの進化は、ラジオ、TV,ネットの順だった。筆記具の進化は、タイプ、ワープロ、PCだ。交通の進化は、自転車、バス・地下鉄、バイク・車だろう。アジアのシンボル、自転車はなくならない。日本でもなくなっていない。だがこれまでのような独特の地位はきっと失うだろう。

カテゴリー[ 国際情勢 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 04月 29日 00:38:32

●快調:大阪市改革 慶應に続き、米大学誘致にも成功!

 創造都市戦略に基づく周到な準備を経て、またもや大阪市が大学誘致に成功。
大阪に必要なのは一過性のイベントやサミットではない。まさにこうした機関の誘致が重要。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大阪市は27日、多数のノーベル賞受賞者を輩出し、情報科学分野で世界的に有名なカーネギーメロン大(米ペンシルベニア州ピッツバーグ)の研究拠点を年内に市内に設置することで、同大学と合意した。大学院生が任天堂(京都市)や松下電器産業(大阪府門真市)などとともに、テーマパークのアトラクションやロボット、テレビゲームなどの共同開発を進める。市によると、工学系と芸術系分野を融合した世界唯一の大学院「エンターテーメントテクノロジーセンター」の拠点で、大学院生30~50人が半年~1年半程度日本に滞在。日本企業などで研修し、映像、情報産業などの研究を進めるが、日本で学生を募集する予定はないという。訪米中の関淳一市長が現地時間26日午後6時(日本時間27日午前7時)、マーク・カムレット副学長と合意。関市長は「新しい文化・技術を創造し、全世界へ発信する仕組みを作りたい」とコメントした。カーネギーメロン大は1900年の創立で、学生数は院生を含め約1万人。2005年に情報セキュリティーを専門とする大学院日本校を神戸市内に開設しているが、本校の拠点設置は初めて。

カテゴリー[ 大阪市改革 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 04月 27日 22:34:08

●フリーハグ

抱きしめあって幸せな気分に、「フリー・ハグ」運動を広める学生たち - 東京

【東京 26日 AFP】道行く人々の怪しむような視線のなか、大学生のグループが「抱きしめあう」ことで日本を変える活動に取り組んでいる。
≫続きを読む…
(c)AFP/Anoek DE GROOT

AFPBB News


最近の日本人はハグどころか知らない人と会話しない。特に東京。関西だと知らないおっちゃん、おばちゃんとみんな割りと話す。いきなり「ええ服やな。どこでこうたん・・」とか。アメリカでもバス停では知らない人同士でおしゃべりして待ったものだ。フリーハグは慣れると確かにいいかもしれない。僕は毎晩、家に帰ると愛犬をハグしてる。あったかくてやわらかくて最高に幸せな瞬間・・。しかしみしらぬ人間同士のハグは日本では普及しないかも。ともあれ若者の熱意には感心。

カテゴリー[ ぱーそなる ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 04月 27日 01:27:16

●関西サミット、なぜ負けた?

 昨年9月、私は大阪にサミットを誘致するのは「あほちゃうか」とこのブログで警告した。9・11直後にワシントンDCで暮らした。その体験からするとわが故郷・大阪での開催なんて120%ありえない。外務省の知人も「大阪?冗談?」と笑っていた。テロの危険を考えると京都も大都会だから現実味を感じなかった。
 だが「オール関西が一丸で京都に誘致」というなら失敗しても誘致活動自体の意義は大きかった。「京都一本勝負」を関西道構築に向けた京阪神の宥和と共同行動の第一歩とする。さらに言えば「関西道サミット」だとブチあげれば(半分、脅迫だが)官邸も説得できた可能性すらある。
 サミットの誘致準備を関西各県で仲良くやる。それを機に関西道のカタチを作っていく議論も始まっただろう。そうすれば関西道が北海道の次の道州制特区として実現できたかもしれない・・・。かえすがえすももったいないことをしたものだ。
 あろうことか何と長男の大阪が次女京都を虐めるという失態だ。そして結局、北海道に取られてしまった。お兄ちゃんにいじめられた妹の怒りは怖い。関西道推進派としてはこういう気分だ・・「京都の人は内にこもりはるし・・。おおこわぁ。いややな・・」(冗談ですが)。
 さて大阪の政財界は関西全体の恨みに対し責任をどうとるのか?知事をバッシングすればいいものではない。大都会に誘致しようという国際感覚の欠如、判断ミス、京都に譲るタイミングの喪失など問題だらけだが知事はそれでも自分のポリシーに沿って動き回った。誘致すると決めた以上は必死でがんばった。知事の見識不足を補えず、またノー天気にも誘致決議だけして後は何もしなかった議会、財界こそ問題だ。大阪人の彼らの責任こそ重い。
以下は読売。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
誘致失敗  幻の関西サミット<上>大阪流「一本化」空回り  首脳会合会場 京都と綱引き 誘致委も有名無実に 

23日夕、府庁の関西サミット誘致課の電話が鳴った。「北海道に正式に決まりました」約2年半にも及んだ誘致活動に終止符を打つ、外務省からの知らせだった。知事への一報のため、公館に走る担当課長の胸に、不思議と悔しさはこみ上げてこなかった。「結局、そうなってしまったか――」
開催地決定を間近に控えた20日、頭を下げる太田房江知事の姿が、外務省にあった。「なにとぞ、大阪でのサミットをよろしく」相手は「関西(支持)派」と言われる麻生外相。知事は「選挙演説みたい」と苦笑しつつ、「京都に決まっても一丸となって全力で支えますので」と結束力をアピールしてみせた。北海道と京都が有力視される中、「京都なら関西サミット実現で、なんとか面目が保てる」(大阪府幹部)。そんな目算があった。だが、安倍首相の考える「美しい国、日本」の舞台は北海道・洞爺湖だった。
1993年、2000年と誘致に失敗。3度目は許されない中、府が新たな仕掛けとして考えたのが、財界や京都、兵庫を巻き込み、「歴史・文化の原点 関西」と銘打って、政府にアピールする方法だった。「関西がまとまれば、より強力に訴えることができる」(府幹部)とは表向きの理屈で、歴史遺産や迎賓館を抱えた京都のブランド力を最大限に利用したい、そんな“下心”があった。05年4月には3府県で誘致委員会を組織。手を携え活動する枠組みを整えた。が、協議は入り口からつまずいた。メーン行事の首脳会合開催地を巡り、京都と綱引きになってしまったからだ。関西として何を「売り」にするのか、どんな手段でPRするのか。毎回1時間程度の会議で、具体的な戦略が議論されることは少なく、A4判20ページのパンフレットが作られたのがほとんど唯一の成果だった。首脳会合をどこに誘致するのかが、最大の懸案のように語られた。昨夏、府は「会合は大阪、歓迎夕食会は京都」という折衷案をひねり出し、京都に「差し向かいでの協議を」と望んだが、きっかけすら見いだせなかった。調停役を期待された誘致委会長の秋山喜久・関西経済連合会会長が「必ずしも一本化しなくてよい」とさじを投げる中、秋以降は「OSAKA CASTLE SUMMIT(大阪城サミット)」と大阪色を前面に打ち出したPR作戦に乗り出した。9月の第4回会合以降、誘致委は二度と開かれることはなかった。落選の報を受けて、記者に取り囲まれた太田知事は言い切った。「警備面が重視された。大阪と京都で一本化できなかったことは関係ない」
が、府議ら関係者の思いは別だ。「大阪と京都が張り合い続けるややこしい地域を、国も開催地として決断できなかっただろう」「知事は常々『関西は一つ』と唱えている。それなら(首脳会合は)京都に譲ればよかったのに」24日には外務省から府に「サミットの関係閣僚会合のうち、財務相会合を大阪で」との打診があった。京都では外相会合、神戸では環境相会合が開かれる方向だ。担当者は「ベストの結果ではなかったが……。一応、成果は得られた」と胸をなでおろした。だが、「一丸」を旗印にするはずだった誘致活動は、肝心なところで足並みが乱れる関西の〈本質〉を露呈してしまった。ある府議はつぶやいた。「大阪のリーダーシップが欠如していることが知れわたってしまった。今後、府が先導して、関西で何かをしようと考えても、到底無理だろう」北海道洞爺湖町に決まった来夏のサミット。「三度目の正直」もかなわなかった(2007年4月25日 読売新聞)

カテゴリー[ 大阪市改革 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 04月 25日 08:51:52

●属地主義か属人主義か

【動画】サウジアラビア国民とホテル業界の嘆き - バーレーン

【マナマ/バーレーン 23日 AFP】ペルシャ湾に浮かぶ小さな島国バーレーン。人口は80万人に過ぎないが、隣国サウジアラビアから観光、そして「飲酒」を目的に毎週末多数の人々が訪れる。自国では楽しめない自由を享受できる特別な場所なのだ。しかし、イスラム教の圧力を受け、バーレーン政府は、アルコール提供を5つ星ホテルのみに限ると決定した。ホテル業界はこの決定に対し不満を表明、決定を守らないホテルも現れている。(c)AFP/Emmanuelle Baillon

AFPBB News


バーレーンだけではない。バンコックにもサウジの御金持ちが集まるホテルがある。ホテル内にはモスクもあってお祈りをしているが、多分酔っ払っている。しかし飲酒禁止は属人的規則のはず、よそに行けば関係ないというのは本物の宗教戒律とはいえないのではないか。

カテゴリー[ 国際情勢 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 04月 24日 18:41:58

●ついに消えた「大阪サミット」と「栗東新駅」

今日はビッグニュースが2つ。時代錯誤の関西2大プロジェクトが消えた。滋賀の新幹線新駅と関西サミットだ。どっちも関西のアナクロニズムを象徴するプロジェクトだった。この2つがついに葬り去られた。特にサミット誘致敗退の意義は大きい。 大阪府はサミットの経済効果(もともとあるはずのない数字だったが・・)を言い訳とした問題の先送りができなくなった。不要な公共工事や無駄遣いもできなくなった。ついに財政危機など目の前の問題を直視せざるをえなくなる。頭を冷やすいい機会だ。
 それにつけても9・11テロ以後の世界の常識を無視して大都市にサミットを誘致した府と市の判断ミス、それを指摘しなかった政財界の責任は大きい。誘致費用の損失額を試算すべきだ。失政のコストの典型だ。
 誘致の決定過程も改めて住民に説明すべきだ。単なる思い付きではなかったのか?本件は総理のせいにすべきではない。くるはずのないものを誘致したほうが非常識なだけだ。政官財の関西指導層は自らの国際感覚の決定的欠如という事実を受け止める必要がある。知事の熱意と行動力は評価すべきだが判断力と国際感覚については極めて大きな疑問が生じた。
(参考)以下は昨年9月のブログより。
ーーーーーーーーーーー
●大阪サミットの誘致:勇気を出して中止しよう 9/25
 9月5日のブログで大阪にサミットは不要と問題提起。直後から賛同メールが多数届く。その後サンケイ(9月19日)も大阪サミットに疑問提示。さらに25日の朝日新聞もこのブログを紹介してくれた。
 サンケイは「最近のサミットは小さな無名の町で開かれている」と解説。これは9・11以後の変化だ。海外経験豊富なビジネスマンは誰でも「サミットと世銀総会はテロの誘引装置」と警戒する。僕も2000年ー03年ワシントンDC近郊に住んだが世銀総会のたびに観光・出張客が激減するのを目の当たりにした。
 そんなサミットを犯罪と財政破綻に悩む大阪になぜ誘致する?観光客は来ない。市民も参加できない。経済効果も見込めない。いったい何が目的か理解に苦しむ。
 こうなってしまった原因は複雑だ。住民抜きの決定過程、指導層・議員たちの国際感覚の欠如、平和ボケなどさまざまだ。昨今の大阪は、教育・犯罪・ホームレスなど地域の本質課題から目をそらしオリンピックなどのお手軽イベントを追いかけてきた。その延長線上に今回のサミット誘致があるように思える。大阪にサミットは絶対にいらない。まだ遅くない。勇気を出して誘致を中止しよう
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1、まず、サンケイ記事から引用
◎開催都市のメリットは?
 問題をひとつ。「エビアン」「グレンイーグルズ」「シーアイランド」「カナナスキス」「バーミンガム」。これらに共通することは何でしょう?水ではありません。 わからない方にはヒントを。東京、ロンドン、パリ、ミュンヘン、ナポリも共通しています。ここまで書けば、都市の名前であることは明らかですが、これらの地で何があったのかが答えになります。オリンピックでもありません。
 答えは、主要国首脳会議(サミット)が過去に開催された都市。しかし、冒頭の都市名の認知度はいかほどでしょう。 2008年のサミットは、日本で開催されることになっているが、その開催都市は未定。関西での開催に向けて大阪、京都、兵庫の3府県や関西経済連合会などが関西サミット誘致委員会を組織して活動をしている。
 ただ、関西に誘致するとはいっても、現実には、どこか1カ所の都市に決めなければならないわけで、現在は大阪と京都が争っている状態だ。両者とも譲る気配はなく、1本化の糸口は見つかっていない。 しかし、大阪側だけをみれば、京都と開催地争いをしている割には、府民の熱意はほとんど感じられない。というより関心がないようだ。 昨年のサミットは英国・グレンイーグルズで開かれたのだが、どれだけの人が覚えているか。また「サミットが開かれたからグレンイーグルズに行きたい」なんて人も聞いたことはない。 かつて沖縄でも開かれたが、その後、沖縄に世界中から観光客が押しかけたといった話は聞かない。 つまり無関心の背景には、サミット開催のメリットが伝わっていないことがあるだろう。かえって、サミット→交通規制→迷惑イベント、といったマイナスイメージもある。 京都と争うのもいいが、肝心の府民に関心が持たれないようでは、たとえ大阪での開催が決まったとしても歓迎ムードが高まる可能性は低いのではないでしょうか。
(田中伸治)
2.次は私の9月5日付けブログだ(再掲)
大阪にサミットをという運動があるが不可解だ。会期中は道路、空港、駅が機能麻痺。町中警官だらけだ。企業の会議は大阪を避け、観光客も敬遠。たいていの商売はあがったりだ。政府関係者とプレス(ANDテロリスト様ご一行)で一部ホテルが潤うだけだ。
 9・11テロ以後のサミットは世界級の「迷惑施設」と化している。いわばテロリストを呼び寄せるゴキブリホイホイのようなものだ。それを大都会の真ん中に誘致していいのか?サミット=都市格の向上というのは田舎もん丸出しの発想だ。知床や上高地などのリゾート地か僻地でやるものだろう。
 万が一、大阪にサミットが来て得るものは何か?知名度向上?いや会議の名前は「関西サミット」だろう。大阪だけではアトラクションが足りず京都にどうせ依存する。かくして名称はきっと「KANSAIサミット」だ。KANSAIは外人にとってはまるで意味不明の単語だ。誰も覚えてくれないだろう。誘致しても大阪はビジネスを失い、GDPを減らし、公債残高を増やすだけだ。
 こういうものをなぜ財界と自治体が一緒になって誘致するのだろう。現実感覚と国際感覚の欠如?市民のことをまったく考えない?大阪府警の実践演習願望?大阪のまちにサミットはふさわしくない。ぼくのからだの中の大阪人のDNAは「あほちゃうか?」と笑いながら、怒っている。
 調査によると福岡市民や都民の多くがオリンピックはいらないと答えている。大阪サミットを望む市民や府民がどれくらいいるのだろうか?手垢のついた出来合いのイベントは田舎が誘致すればよい。大阪は大阪らしく、たとえば世界中の外食産業や全国の地産地消の博覧会をやる。中長期の産業振興につながり、そして市民に開かれた大阪らしいイベントを自ら企画すべきだ。

カテゴリー[ 地域再生 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 04月 23日 17:33:04

●ミュージアム評価とは(その①)

評価とは受けるものではなく、自ら行うもの
ミュージアムにとって評価とは何か。「たかが評価、されど評価」とでもいうべき存在だ。ミュージアムは利潤追求、拡大再生産の施設ではない。入場者数や収支だけで良し悪しは評価できない。その価値は収蔵品(作品、コンテンツ)と企画力で決まる。また美や感動は数字だけで割り切れない。だから“たかが評価”である。だがミュージアムのスポンサー(財政当局など)は数値による評価結果を重視する。彼らは自分の感性や評判に左右されず客観的な評価指標を通じて資金提供先の実態を把握する。実績値が低ければ価値も低いと見る。だから“されど評価”だ。評価は無視できない。
1.評価なくして支援なし
 考えてみればミュージアムはお客に不親切かつビジネスとしても非効率な業態だ。リアルな現物を見せるのでお客が現地に出向く必要がある。法外な料金を取るわけでもない。お客の数も単価も限られビジネスとしての発展性に乏しい。ミュージアムの対極にあるのがテレビである。テレビはお客の代わりに現地に行って映像情報を宅配する。バーチャルな情報だが多くの人に提供できる。こちらは高収益産業である。ともあれミュージアムの経営は入場料だけでは成り立たない。補助金や寄付金が必要だ。だが今度は病院、学校、老人ホームなど公共サービスとの資金獲得競争になる。議会では「なぜ老人福祉やSARS対策よりも博物館の改築が大事か?」「なぜ学校改築よりも美術館の建設が先か?」といった疑問が出る。政治も絡み“業界”を超えた競争に晒される。こうなると実績数値を示すしかない。ミュージアム評価で「入館者数」が偏重される理由がここにある。「入館者数」は選挙の得票数に通じるからだ。財政当局は前年比の収支改善度合いも要求する。先進国では官民、分野を問わず毎年、生産性が上がっている。ミュージアムにも当然、それが求められる。来館者満足度も大事だ。高ければ赤字を選挙民が容認していると抗弁できる。ミュージアムを評価する指標はほかにもたくさんある。こうした指標はミュージアムの外に対して存在価値と仕事ぶりを納得してもらうために使うと割り切る。数値の向上を主眼に経営すると歪みが生じる。だから「たかが、されど」と達観する必要がある。

カテゴリー[ アート ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 04月 22日 21:24:28

●年に2回のよい夫婦の日

今日はいい夫婦の日だというニュースを聞いたが、そもそも11月22日だったはず・・。実は11/22=「いい夫婦の日」は1988年に(財)余暇開発センターが提唱し、4/22=「よい夫婦の日」は1994年に講談社が提唱したそうだ。経済産業省系の外郭団体による民業圧迫がここにも・・?でも11月のほうが語呂合わせはよくできてる。この際、くっつけたらどうか?あるいは4月はよいにんじん(4・2・2)の日にして、この際全国にんじん協会(そういうのがあるのかどうか知りませんが・・)に買い取ってもらう(売れるものかそうか知りませんが・・)と丸く収まる?。ま、夫婦喧嘩の防止に年に2回でもいいかもね。

カテゴリー[ 行政改革 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 04月 22日 18:18:59

●信頼の証

ハノイ発9日ロイターより引用。
以下の記事読まれた感想はどうか?ベトナムは信頼できる、と思った人が多いのでは?ねずみはたぶんいろいろな機内にまぎれてたくさん日本に来ている。一匹見たという通報を元にちゃんと探すのは先進国だけだろう。ベトナムの信用アップだ。
ーーー
ベトナム航空のハノイ発成田行きボーイング777機が、機内で逃げ出したネズミの捕獲に手間取り、4時間以上遅れて出発となった。複数の現地紙が9日に報じた。同機はダナンからハノイに現地時間7日午後10時に到着。その際、乗客の1人からネズミを機内で見たとの報告を受けた。
各紙の報道によれば、関係者がネズミを捜索する間、乗客は全員いったんホテルに向かい、荷物も全て機内から降ろされた。その後ネズミは8日早朝に捕獲され、同機は同日午前4時に出発した。同航空会社の従業員らは、乗客が機内に持ち込んだネズミが逃げ出した可能性があるとの見方を示している。

カテゴリー[ 国際情勢 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 04月 21日 16:45:32

1   |   2   |   3      »      

プロフィール
上山信一
(男)
http://www.pm-forum.org/ueyama/
慶應義塾大学総合政策学部教授、改革コンサルタント。専門は大企業・行政・NPO等の経営刷新。近年は地域再生も手がける。大学では「経営戦略」「公共政策」等を教える。旧運輸省、マッキンゼー共同経営者等を経て現職。大阪市生まれ。50歳。中央省庁・自治体の各種委員、企業顧問等を兼務。京大法、米プリンストン大修士。趣味は登山、鉄道、料理。メール:ueyama@pm-forum.org
検索