2008年 11月

●新著「行政の経営分析ー大阪市の挑戦」発売!

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時事通信社から,新著『行政の経営分析ー大阪市の挑戦』をだしました。企業の経営分析手法を自治体業務に使って評価するとどうなるか。大阪市役所が、05-08年の市政改革で主要67事業について行なった結果と手法を紹介しています。内容は分析手法、チーム、図表、改革論などを立体網羅。総論は私が書きましたが、事例は、3年間の作業でスキルを身につけたチームメンバー(職員)が執筆しました。事例では、市民病院、下水道、再開発、広報、バス、年金、公営住宅、消防、ゴミ収集処理、施設管理など10事例を収録しました。
アマゾンで売っています。大阪市内を含む全国大手書店でも発売中。

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登録日:2008年 11月 23日 11:53:21

伊丹ー成田便は関空に移転すべし

以下朝日
関西国際空港会社の村山敦社長は14日の定例会見で、大阪(伊丹)―成田便の廃止と、関空―成田便の就航を強く希望する考えを示した。大阪府の橋下徹知事や関西経済連合会の下妻博会長も同様の考えを示していることから、「関西の総意」と強調した。

 関空では、94年の開港以来飛んでいた成田便が99年10月を最後に廃止。一方、伊丹―成田便は現在1日4往復運航され、日本航空と全日空で07年度は年間約34万人が利用した。村山社長は両社について、「この数年で関空の欧米路線を次々と運休する一方、伊丹から成田経由で海外へ旅客を運ぶ動きを推進し、関空の国際線旅客が失われている」と指摘。伊丹―成田便の廃止と関空―成田便の就航を「特に考えてほしい」と述べた。

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登録日:2008年 11月 15日 07:50:06

●画期的。4知事の結束(ダム問題)

以下は読売
「4知事「地方が結束」…大戸川ダム撤回要求 」 
「河川流域の上流、中流、下流が共に真に助け合える政策の実現を目指す」
 国土交通省近畿地方整備局がまとめた琵琶湖・淀川水系の河川整備計画案に盛り込まれた洪水調整用の大戸川ダム(大津市)建設を巡り、三重、滋賀、京都、大阪の4府県は11日、国に計画の白紙撤回を突きつけた。和歌山市内で共同意見に調印し、記者会見に臨んだ各知事らは「地方が結束して地域の現実を踏まえた意見」と成果を強調した。50人以上の報道陣を前に、冒頭、京都府の山田啓二知事が晴れやかな表情で合意内容を発表し、「国と淀川水系流域委員会が対立する異常事態に、自治体が結束して収拾にあたった」と胸を張った。合意で大戸川ダム建設の白紙撤回を求めるとともに、「周辺整備について国が責任を全うしてほしい。京都府、大阪府は滋賀県と助け合って責任を果たす」と力を込めた。
 滋賀県の嘉田由紀子知事は「大阪、京都が滋賀の犠牲を踏まえたうえで新しいルールを考えよう、責任を持とうといってくれたのはありがたい」と述べ、大阪府の橋下徹知事は「我々は府民、県民の中に入って判断している。机の上で治水の教科書、地図を広げて考えた役人の判断とどちらを府民、県民は支持するのか」と訴えた。
 国交省近畿地方整備局長の諮問機関・淀川水系流域委員会の中村正久委員長は、滋賀県庁で記者会見し、「行政(の枠)を超えて連携して取り組み、意見を出されたのは非常に画期的だ」と評価した。流域委は10月、整備局の河川整備計画案について「4ダムの建設計画は不適切」とする最終意見書を提示しており、中村委員長は「委員会として深く敬意を表する。大戸川ダムについては緊急性が低いとする委員会の意見と軌を一にしており歓迎する」と述べた。
・代替案協議、今後の焦点
 4府県知事の合意は、トップ同士が直接協議を重ねて団結し、走り出したら止まらないとされた国の「ダム神話」に一石を投じた。「白紙撤回」は、滋賀の嘉田由紀子、京都の山田啓二、大阪の橋下徹3知事の主導で進んだ。3知事は10月半ばに京都市内で非公式会談を行ったほか、山田、橋下両知事は出張中の中国・上海でも協議。夜中もメールや携帯電話でやり取りを続けた。最終的にまとめ上げた共同意見書では、地域主導の姿勢をアピール。立場の違いを乗り越えた決着に、橋下知事は「地方分権を進めるには、意見をまとめることが絶対条件だった」と言い切った。
 環境社会学者としてダムに否定的な嘉田知事。地方分権を唱える山田知事。国を抵抗勢力と位置付ける橋下知事。共同意見書では、それぞれの立場で地方のリーダーシップを示したが、今後は、今回折り合いがつかなかった代替案を巡っての協議となる。

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登録日:2008年 11月 11日 20:59:36

●これからの世界をどう読むか――3つの時代の並存

 世界経済危機とドル暴落の恐れ……ずっと言われてきた問題がついに現実化しつつ
ある。これからの世界はどうなるか。日本、そしてわれわれはどう生き抜けばいいの
か。今秋、筆者は慶應SFCの授業「パブリック・ガバナンス」で学生たちとこの問題
を討議している。教材はジャック・アタリ、サミュエル・ハンチントン、レーニンな
ど世界の思想家の代表作だ。毎週一冊ずつ読みながら日本への意味を考えている。
■一足先にテロとバブル崩壊の両方を経験した日本
1989年にベルリンの壁がなくなり東西冷戦が終わった。その後しばらくは「米国一
国集中」「パクス・アメリカーナ」の時代だと言われたものの約10年後の2001年、
9・11事件が起きた。それを契機に米国型資本主義とイスラム原理主義との対峙が新
たな“南北問題”となる。そして今回の経済危機で強いドルの時代が終わりを告げ
つつある。通貨が弱くなれば当然国力も落ちる。帝国としての米国の歴史はおそらく
第1次世界大戦の参戦に始まる。だが約100年で終焉を迎えつつある。
 90年代、日本はどうだったか。実は一足先にテロとバブル崩壊の両方を経験した。
前者はオウムサリン事件。警察庁長官まで狙撃される国家の危機だった。バブル崩壊
は91年に始まり、97年には日本長期信用銀行などが破綻。終結まで約10年を費やした。
その後はIT景気に沸く米国、拡大EUやユーロの誕生で力を増す欧州、海外投資をてこ
に高成長を謳歌する中国を尻目に影が薄くなる。だが、今にしてみると欧米よりも先
に日本で資本主義の破綻が露呈しただけだった。今回の危機では日本経済は比較的傷
が浅いといわれる。だがわが国は防衛も経済も深く米国に依存し、巨額の米国債を保
有する。米国の衰退からは無縁ではいられないだろう。
■3つの時代の並存--単純な世界観は意味をなさない
 これからの世界についてはサミュエル・ハンチントン(米国人、『文明の衝突』の
著者)など識者がいろいろなモデルを提示する。多くはドルと米軍が次第に力を失
い、米国が仕切ってきた世界秩序が緩むという。世界は絶対的支配勢力のない状態、
ヨーロッパの「中世」のような乱世になり、各地で局所的な紛争が起きるという向き
もある(ジャック・アタリ『反グローバリズム』、田中明彦『新しい中世』など)。
 個々の地域はどうなるのか。日本を起点に外交や投資・貿易の戦略を考える新たな
世界観が必要だ。筆者はこう考える。世界の基本単位は依然、国家である。だが国家
を基軸とするガバナンスがグローバリゼーションと地域主義の2つの力で崩れていく。
前者はすでに先進国で著しい。EU統合や他国籍企業がその典型だ。一方、国家の数は
細胞分裂のように増えるだろう。まずソ連が分裂した。途上国でもエリトリアなど
“スピンアウト”国家が増えた。海賊やならず者が支配する無政府地域も増える。そ
の一方で多くの途上国は国威発揚、軍隊重視の近代国民国家の建設を目指す。
 かくして地球には最先端のグローバリゼーション、地域主義、そして一昔前の国家
主義の3つが同時並存する。ときには3つが同一地域で起こる。中国が典型だ。中国経
済はグローバリゼーションに支えられる。米国向け輸出と海外からの投資が経済を支
え、政府も米国債を買う。だが辺境では反政府テロや地域独立運動が絶えない。一方
で政治と軍事は広大な国土を束ねて共産党と人民解放軍が全権を掌握する。一昔前の
国家主義モデルだ。もはや「北京はこう反応するはずだ」といった国を人にたとえて
外交ゲームを考える時代ではない。
 中国だけでなく世界各地で国家の概念が揺らいでいる。あるいは「国家」という政
府(組織)、「国」という地域(場所)、そして「国民」(人々)の3つが一致しな
くなる。例えば中国人の若者の多くは「日本」に憧れる。日本人については嫌いでも
好きでもない。だが日本国政府や過去の歴史には反感を覚えるという。
 世界には、今や3つの時間が流れる。21世紀のグローバリゼーション、20世紀の国
家主義、そして伝統的な地域主義の噴出である。冷戦時代や米国一極集中時代の単純
な世界観は意味をなさない。3つの時間の交錯を巧みに読み解きながら外交、貿易、
投資の戦略は考えなければならない。
 さて社会、あるいは国内の変化はどう捉えるべきか。世界観と同様に3つの要素で
整理できる。つまり「自由」「平等」「博愛」である。この3つのフランス革命の基
本原理がなぜ21世紀の社会を読み解く鍵になるのか。次回で解説したい。(続く)

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登録日:2008年 11月 10日 10:45:17

●伊丹ー成田便の不思議

以下は毎日新聞
橋下・大阪府知事:関空利用増へ「伊丹-成田廃止」
 大阪府の橋下徹知事は4日、「西日本の人が関空(関西国際空港)を使って(欧米などの)海外に行かないのは、伊丹(大阪国際)-成田線があるから」と話し、関空の国際線利用を増やすために伊丹-成田線を廃止する方策を検討する考えを明らかにした。国土交通省や航空会社への要望も視野に入れる。
 上山信一慶応大教授ら府の特別顧問と非公開で意見交換した後、報道陣に話した。伊丹経由で成田から出国している利用者を関空にシフトさせようとの発想だが、国内外の航空会社は成田に国際線を集中させており、現実性は不透明だ。橋下知事は伊丹-成田線について「関空がなかった時代からの路線で、(関空が存在する)現在も必要なのかを国交省に確認したい」と話した。国交省によると、伊丹発成田着の利用者は約18万人(07年度)。関空の日系航空会社の欧米線は来年3月でなくなる見通しで、日本航空と全日空は現在、成田を出発する欧米線に間に合うように伊丹-成田線のダイヤを組んでいる

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登録日:2008年 11月 05日 23:03:36

●年金特別便、発送終了

以下は読売。社保庁のみなさん、ご苦労様。私の手元にも着たが、ちゃんとくると安心だ。僕のケースは転職が多いからかなり複雑だが間違ってなかった。電話の応対もたいへん丁寧だった。加入者としてだけではなく霞ヶ関の会議で接することも多いが過去はともかく最近の社保庁はよくやっていると思う。残る課題は「特別便」がこなかった人に問い合わせするよう、働きかけることではないか。

 社会保険庁は、年金受給・加入者約1億800万人への「ねんきん特別便」の発送を10月末に終えた。300億円超の費用を投じた記録漏れ対策だが、わかりづらさもあり、めざましい効果は上がっていない。特別便は、記録漏れの被害者とみられる人に送ったものと、その他の全員に対するもの(通称・全員便)とがある。まず、約5095万件の記録漏れを名寄せして、持ち主とみられる約1030万人に昨年12月から今年3月末までに送り、それ以外の約9843万人には4月以降に発送した。回答期限は設けていない。1030万人のうち約655万人がすでに回答しているが、約4割が「訂正なし」だ。1030万人は何らかの形で記録漏れに関係しているはずで、見落としている人がなお多いと考えられる。社保庁によると、9月9日の時点で、5095万件だった記録漏れのうち約751万件が持ち主に結び付いたが、特別便による特定はうち260万件だけだ。特別便は、過去の年金加入履歴だけを記載し、どの部分に記録漏れの可能性があるのかを示さなかったため、「ミスを見つけにくい」と指摘されている。社保庁は来年度から加入者約7000万人に「ねんきん定期便」を送って再点検を求めるが、記録改ざんなども見抜けるよう、年金加入履歴に加え、〈1〉標準報酬月額〈2〉将来の年金見込み額〈3〉保険料の納付実績――を記載する。記録漏れに気付いていない人には漏れている期間を同封し、事業所名も含めて記録漏れを申し出るためのヒントにする予定だ。社保庁は定期便の様式案をホームページで公開し、17日まで意見を募集している。

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登録日:2008年 11月 04日 08:50:34

●男は青、女は赤の意味

赤い服を着た女性は「より魅力的に見える」、米大学が実験

【10月29日 AFP】かつて『レディー・イン・レッド(赤いドレスの女)』というバラード曲が大ヒットしたが、このタイトルに全く新たな意味が付与されることになった。
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(c)AFP

AFPBB News


 子供の頃から不思議だった。男は黒か青、女は赤かピンク。

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登録日:2008年 11月 03日 11:21:59

●「祇園をどり」始まる

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 11月1日ー10日は恒例の祇園をどり。昨日は初演で満席、補助椅子も出しての賑わい振りだった。踊りは藤間流。最初の演目では加賀友禅など全国各地の着物がオンパレード。日本の染め物文化の奥深さを感じた。今年は平成生まれ初の舞妓さんもいるらしい。最後のフィナーレには全員出場。それはもう超豪華、あでやか。宝塚のレビューの原点はやっぱり、ここ祇園の花街文化にあるともおもう。歌と三味線も歌舞伎とはちょっと違った細やかさがよい。八坂神社の向かい、祇園会館で10日までやっている。当日券もあるのでぜひお出かけください。写真はサンケイ。

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登録日:2008年 11月 02日 11:04:09

●米作りの経営分析が完成

わたしが所長を務める新潟市の都市政策研究所で「米作」と「農業政策」の経営分析をしました。米の算出価値と補助金の比率を出したり(費用対効果)、全国各地の米の生産価格の比較表(本邦初)を作ったり 新しい発見がありました。以下のHPで公開しています。http://www.city.niigata.jp/info/toshi_ken/report.htm

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登録日:2008年 11月 01日 00:27:36

プロフィール
上山信一
(男)
慶應大学総合政策学部教授。大阪市生まれ54歳。専門は企業・行政機関の経営戦略と組織改革。都市・地域再生も手がける。旧運輸省、マッキンゼー共同経営者等を経て現職。国交省政策評価会(座長)、大阪府と大阪市の特別顧問、新潟市都市政策研究所長、日本公共政策学会理事、各種企業・行政機関の顧問や委員等を兼務。府立豊中高、京大法、米プリンストン大学修士。著作等 ツイッター@ShinichiUeyama
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