●そのまんま東知事のマニフェスト

宮崎の新知事、そのまんま東さんのマニフェストは一読に値する。マニフェストの出来において明らかに対抗馬の官僚出身のお2人を凌駕する。東さんのマニフェストは宮崎県の潜在能力の活用を訴え、知事は宮崎をセールスすると言い切る。
具体的な政策提言もたくさん掲げる。例えば、
・子供向け日本語教育サマーキャンプの創設(観光)
・新規立地企業100社、雇用創出1万人
・外郭団体、嘱託員との成果主義契約導入
・中小企業向け証券市場「グリーンシート」株式公開支援
・移住者支援NPOとの協働、空き家バンク立上げ支援
・高校生留学プログラム、「宮崎人づくりファンド」創設
・宮崎型ホームドクター制度の導入(中山間地等)
・生保世帯生活力向上のための専門支援チーム設置
・お母さんと子供のための4施策
・被災時の生活費支援「基金」創設(資金3億円)
・「叱る大人の会」など地域内防犯監視体制促進
・単年度350億円の財源捻出(うち150億円は基金へ)
・企業会計、財産の再評価により不要部分売却
・人件費100億円削減
・「部局マニフェスト」の強化
・知事退職金に出来高制を導入(一部返納制度)
・入札改革にコンストラクションマネジメントの活用検討
など。
具体に詰めないと実現できないものも多いがよく練られている。人はいくらでも変われるし、タレントは立派な自営業者だ。知事になるための前職としてなんら問題はないはずだ。レーガンは名大統領だったし、シュワちゃんもよくやっている。新宮崎県知事には、鋭敏な経営マインド、強靭な精神力、郷土愛、そして何よりも県民が期待する誠実な対話能力を活かして大活躍していただきたい。

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登録日:2007年 01月 24日 08:36:46

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プロフィール
上山信一
(男)
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慶應義塾大学総合政策学部教授、改革コンサルタント。専門は大企業・行政・NPO等の経営刷新。近年は地域再生も手がける。大学では「経営戦略」「公共政策」等を教える。旧運輸省、マッキンゼー共同経営者等を経て現職。大阪市生まれ。50歳。中央省庁・自治体の各種委員、企業顧問等を兼務。京大法、米プリンストン大修士。趣味は登山、鉄道、料理。メール:ueyama@pm-forum.org
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