●団塊おじさんの地域デビュー

 もうすぐ公園デビューならぬ団塊世代の地域デビューが始まる。以下は友人(といってもかなり年上だが)が会社退職したときのはなし。あんまりおもしろかったので紹介。
1.地域貢献がしたいとまず町会の寄り合いに出かける。だが議題も司会もいない。べちゃべちゃしゃべるだけ。それでも我慢して3回出たがついに業を煮やし「今日の結論は1,2,3」とやったらみんな黙ってしまった・・。翌日、道路でばったり、顔見知りになったおばさんに会う。親切でやさしい人だが彼女いわく「あんた、会議の結論なんていったら話がまとまらないじゃないの。反対だとか賛成だとかそういう野蛮なことは口に出していわないの!。言ったら角が立つから近所の雰囲気が悪くなる」「私たちは結論だの期限だのそんな言葉は使わないの」「話してればなんとなくわかるの」「ところであんた選挙事務所はどこにおくの?」「それとも新興宗教の勧誘なの?」・・要するに昼間から大の男が町会に行くということは宗教の勧誘か選挙運動としかみられない・・。
2、最近は少し違うし地域よっても違うだろう。だが地域の本質は保守だ。会社と違い、目的が発展ではなく現状維持。ボーとしててもかまわない。そしてお互い付き合い続けるしかない。対立は絶対に避けなければならない。当然、話はまとまらない。だが時間をかけて話すしかない。会社で成功した人ほど違和感を覚える世界かも知れない。

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登録日:2007年 03月 27日 12:04:54

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プロフィール
上山信一
(男)
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慶應義塾大学総合政策学部教授、改革コンサルタント。専門は大企業・行政・NPO等の経営刷新。近年は地域再生も手がける。大学では「経営戦略」「公共政策」等を教える。旧運輸省、マッキンゼー共同経営者等を経て現職。大阪市生まれ。50歳。中央省庁・自治体の各種委員、企業顧問等を兼務。京大法、米プリンストン大修士。趣味は登山、鉄道、料理。メール:ueyama@pm-forum.org
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