●都心の議員宿舎は本当に悪なのか?

 赤坂の新しい議員宿舎が批判を浴びている。そこで入居辞退という変な方向にいっているがおかしな現象だ。国民の理解が得られないというがそもそもちゃんと説明していない。みのもんた氏の解説をTVで見たが僕はまったく同意しない。鳩山氏の発言は良識を疑う。議員、国会側も入居辞退ではなくちゃんと説明するべきだ。さもなければ衆愚政治に陥る。
1.たとえば地方選出議員にとって東京の家は必須。都心に家を借りると30万くらいかかる。自腹でとなると資産家でない議員にはつらい。ひいては資産家しか議員になるなということになる。
2.そもそも議員の仕事の性格からすると宿舎とは半分仕事場だ。便利な都心において夜も昼も仕事をしてもらったほうが国民も得だ。けちな了見でいちゃんもんをつけずにもっといいところにすんでもっと仕事をさせたほうがよい。そこそこの豪華さは生産性に寄与するのだから目くじら立てるべきではない。批判すべき無駄遣いはもっとほかにいろいろある。少々豪華でも少なくとも使うのだからいいではないか?
3、ろくな議員がいないから・・というのは本末転倒だ。宿舎問題と議員の質の話は別だろう。
4.そもそも作ってしまったものは使うしかない。空室にしておくのはもったいない。
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衆院は30日、4月1日から入居が始まる東京・赤坂の新しい議員宿舎を報道陣に公開した。「豪華で格安」との批判に配慮したと見られる。宿舎は地上28階建て地下2階建て。住居は計300戸で、各部屋とも82平方メートル、3LDKの間取りで家賃は約9万2000円。衆院事務局は「ごく普通の部屋」としている。しかし、世論の風当たりが強いことから入居をためらう議員が相次ぎ、当面100戸以上が空き部屋のままになる見通しだ。与野党からは「国民の理解が得られないなら入居は遠慮すべきだ」(鳩山民主党幹事長)、「堂々と入居すべきだ」(丹羽自民党総務会長)などの意見が交錯している。安倍首相は30日夜、首相官邸で記者団に「議員は地元に家を持っていても、東京にも宿舎を持つ必要がある。そういったことも国民に理解をして頂く必要がある」と語った。(2007年3月30日20時53分 読売新聞)

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登録日:2007年 03月 30日 23:02:54

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プロフィール
上山信一
(男)
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慶應義塾大学総合政策学部教授、改革コンサルタント。専門は大企業・行政・NPO等の経営刷新。近年は地域再生も手がける。大学では「経営戦略」「公共政策」等を教える。旧運輸省、マッキンゼー共同経営者等を経て現職。大阪市生まれ。50歳。中央省庁・自治体の各種委員、企業顧問等を兼務。京大法、米プリンストン大修士。趣味は登山、鉄道、料理。メール:ueyama@pm-forum.org
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