●スラムのモデル学校@ブラジル

「少女達に夢を」、スラム街にモデル学校を設立 - ブラジル

【リオ・デ・ジャネイロ/ブラジル 3日 AFP】世界で最も危険で貧しい地域のひとつ、シダデ・デ・デウス(Cidade de Deus)にモデル学校が設立された。
≫続きを読む…
(c)AFP/VANDERLEI ALMEIDA

AFPBB News


地域再生の近道は、地域の資源を掘り起こすこと、そしてひたすら教育だ。ブラジルのこのスラム街の学校は一攫千金を夢見る少女や親にとってとりあえず学校に通うインセンティブを与える。そしていったん学校に来ればモデル修行以外のこともいろいろ教えるという意味で優れた社会化戦略といえるだろう。実際にモデルになれる子は限られるだろうが夢とスキルと社会化の機会を与えるという意味でイノベーティブだ。ちなみに日本にもビッグイシュー(ホームレスのおじさんたちがトレンド雑誌を売る)、スワンカフェ(知的障がい者の若者たちがかっこいいカフェで笑顔ですばらしいサービスをする)という想定外の組み合わせが成功している。「想定外」ということが話題をよび共感と支持をも呼ぶ。スラムのモデル学校も同じ原則にはまる戦略的な事例といえるかもしれない。

カテゴリー[ 地域再生 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 05月 26日 23:09:32

Trackback

この記事に対するトラックバックURL:

プロフィール
上山信一
(男)
http://www.pm-forum.org/ueyama/
慶應義塾大学総合政策学部教授、改革コンサルタント。専門は大企業・行政・NPO等の経営刷新。近年は地域再生も手がける。大学では「経営戦略」「公共政策」等を教える。旧運輸省、マッキンゼー共同経営者等を経て現職。大阪市生まれ。50歳。中央省庁・自治体の各種委員、企業顧問等を兼務。京大法、米プリンストン大修士。趣味は登山、鉄道、料理。メール:ueyama@pm-forum.org
検索