●大阪芸術NPOの行き先の手当てを!

以下サンケイ。大阪市は膨大な土地建物を所有している。典型が廃校になった小学校の跡地。なぜ、それを提供しないのだろうか?彼ら芸術NPOのおかげでフェスティバルゲートが今日までかろうじて維持できてきたという感謝の念も必要だ。局の縦割りを超えた救済策が必須だ。
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大阪・フェスティバルゲート破綻 芸術系NPO、行き場なく
 大阪市が売却方針を固めた都市型立体遊園地「フェスティバルゲート」(大阪市浪速区)を活動拠点にしている3つのアート系NPOの移転先探しが難航している。NPOは、平成13年から10年間展開する予定だった市の「芸術文化アクションプラン」に沿って招聘(しょうへい)されたが、フェスゲは破綻(はたん)、10年プランも立ち消えになり、7月いっぱいで退去するよう求められている。行き当たりばったりの市の方針に、NPOのメンバーたちは翻弄(はんろう)され続けている。平成13年に市が打ち出した「芸術文化アクションプラン」に基づき3NPOを誘致。平成14年度にフェスゲに入居し、それぞれ、「言葉」を主体とするワークショップやコンテンポラリーダンスの普及などの活動を展開してきた。当初、市は同プランは10年間展開するとし、これまで賃料、光熱費など年約6800万円(18年度)を負担し活動を支援してきた。3NPOは、地元と連携した芸術活動を公設民営で実施する「新世界アーツパーク事業」で活躍。活動への評価は高く、18年8月には地域、企業、自治体と協力し「ビッグ盆!」を開催、新世界に42年ぶりに盆踊りを復活させた。
 しかし、フェスゲは破綻。再生策が模索されたが、結局、施設が巨大すぎて安定した運営が難しいことなどから、市は施設の売却方針を固めた。この際、関淳一市長はこれらNPOの活動について評価し、活動拠点について暫定的に移転先の斡旋(あっせん)も検討するとしたが、作業は難航。また、市の文化振興担当は「市としては、正式にはこれらの事業を14年度から5年間実施した『文化集客アクションプラン』の一環として位置づけていた」としており、18年度で事実上事業は終了したという認識で、いつの間にか「10年間、継続する」というプランは立ち消えになっていた。NPOのひとつで、最先端のコンテンポラリーダンスの拠点劇場作りをめざし、海外でも知られる存在になっている「ダンスボックス」は、入居にあたってダンスに理解のある人から4000万円を借り、飲食店だった場所を改装し劇場を整備した。14年から10年間で返済する予定だったが、現在、2700万円の借り入れが残ったまま。フェスティバルゲートの破綻騒動に巻き込まれたこの1年は運営も難しくなり、5人いた有給スタッフの数を減らすなどして、なんとかしのいできた。しかし、秋までに劇場を再開できなければ、文化庁からの補助金にも影響が出かねない。ダンスボックスの大谷燠代表(54)は「これからも大阪の文化振興を目指して一緒にやっていきたいが、そのためにも市には胸襟を開いて話を聞いてほしい」と話している。(2007/07/20 16:20)

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登録日:2007年 07月 21日 00:20:29

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プロフィール
上山信一
(男)
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慶應義塾大学総合政策学部教授、改革コンサルタント。専門は大企業・行政・NPO等の経営刷新。近年は地域再生も手がける。大学では「経営戦略」「公共政策」等を教える。旧運輸省、マッキンゼー共同経営者等を経て現職。大阪市生まれ。50歳。中央省庁・自治体の各種委員、企業顧問等を兼務。京大法、米プリンストン大修士。趣味は登山、鉄道、料理。メール:ueyama@pm-forum.org
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