●教育の垂直統合・・工業大学と中高の経営統合

以下は朝日新聞。JALとJAS、カルピスと味の素、伊勢丹と三越など統合が
相次ぐが工業大学とカトリック系の中高の統合は珍しいのではないか。日本のM&Aも欧米並みに成熟してきた証拠だ。わが慶応大学も名門、共立薬科大との経営統合により来春から薬学部が発足する。企業、病院についで学校も統合の時代に入る。そして自治体、さらにお寺や神社、NPOの統合もあるだろう。
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 大阪工業大学などを運営する学校法人・大阪工大摂南大学(大阪市)と、全国高校ラグビー大会で4連覇した学校法人・啓光学園(大阪府枚方市)が年明けにも、経営を事実上統合することが26日、明らかになった。少子化が進んで、両法人とも学生・生徒を確保することが難しくなっており、中学から大学までの「一貫教育体制」を実現して教育機関としての魅力を高め、勝ち残りを目指す。12月初旬に正式発表する。 受験生と募集定員の数がほぼ並ぶ「大学全入時代」を迎え、複数の大学を運営する大阪工大側は、中学から大学までの一貫教育体制をつくるため、付属中学校の開設を検討してきた。 一方、中学・高校を併設する啓光学園側は、安定した系列の進学先がないこともあって、90年代は300人前後いた入学者数が、ここ数年は200人以下に。生き残りのためには進学実績の向上が欠かせず、教育体制の充実が期待できる大阪工大との統合が得策との判断に傾いた。 両校は26日に理事会を開き、統合の基本方針をそれぞれ承認した。学校法人同士は合併せず、啓光学園の理事会(7人)の過半数を大阪工大側が得ることで、実質的に経営統合する。それぞれが運営する学校はそのまま残る。 統合に伴い、啓光学園は来年4月から学校名称を「常翔啓光学園」に改め、男子校から男女共学校に変更する。大阪工業大学高校は、来春から「常翔学園高校」に名称変更することがすでに決まっている。啓光学園高校と大阪工業大学高校はともに、大阪を代表するラグビーの強豪として知られている。
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大阪工大摂南大学 1922年に関西工学専修学校として創設。大阪工業大学と同高校のほか、摂南大学、広島国際大学を運営。学生・生徒数は全体で約2万1千人。卒業生は20万人を超える。
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啓光学園 カトリック系の学校として、57年に中学、60年に高校が開設。高校ラグビー部は01~04年度の全国高校ラグビー大会で4連覇を達成した。生徒数は中・高校で約600人。

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登録日:2007年 11月 28日 00:49:17

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プロフィール
上山信一
(男)
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慶應義塾大学総合政策学部教授、改革コンサルタント。専門は大企業・行政・NPO等の経営刷新。近年は地域再生も手がける。大学では「経営戦略」「公共政策」等を教える。旧運輸省、マッキンゼー共同経営者等を経て現職。大阪市生まれ。50歳。中央省庁・自治体の各種委員、企業顧問等を兼務。京大法、米プリンストン大修士。趣味は登山、鉄道、料理。メール:ueyama@pm-forum.org
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