●がんばれ、橋下知事(大阪府財政再建)
以下は読売。予算を急に切られる府下市長の悩みは当然で同情する。だが、府民の選択である。ここは橋下知事にぜひ、持ちこたえ、がんばっていただいたい。
1.古来、改革に当たって「金がない」ほど強いものはない。ない金はどうしたって出せない。粘れば絶対勝てる!
2.勝つというのは最終的には各市の市民の理解を得るということだ。知事は時間をかけてじっくり繰り返し説明し「市民への直接の語りかけ」をしてほしい。府の財政赤字で泣くのは、大阪の若者と子供たちである。彼らのためにここは命がけで持ちこたえてほしい。
3.お手本は滋賀県の嘉田知事の新幹線問題への対応。地元栗東市は最後まで折れなかった。「折れない、降りられない」という現地市長への思いやりをにじませつつ、嘉田さんは最後は初志を貫徹して新駅投資の断念にもちこんだ。その過程で議会改革までやった。
4.要するに、ことは単に財政再建にとどまらない。目先の小金を求めてこの50年間失敗を続けてきた大阪の政治・行政・財界の長いものに巻かれようという安易な気分を根っこから払拭する好機である。それを正す絶好のチャンスとして「金がない、ないものは払えない」という府の財政状況を前向きに利用すべきだ。大阪府の財政破綻は、いわば神様からの贈り物である。それを生かすも殺すも橋下知事しだい。責任重大だ。だが若いから、素人だからこそできるのではないか。朝令暮改といわれようがまったくかまわない。「財政再建」「子供たちの未来」という基本軸は、就任後、一度もぶれていない。そこからぶれない限り、府民、市民はついてくるはずだ。
かくして意識の高い市民(府民)は、そして子供たちの未来を考える人は少なくとも府の財政再建(NHK批判、岩国住民投票問題、過去の核武装発言などには私も異論があるがそれはこの際さておいて)については一致団結して橋下知事を応援すべきである。
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補助見送り猛反発「市を切り捨てるのか」・・橋下知事 全面対決 市長会
大阪府の新年度暫定予算案について、「ご迷惑をおかけします」と市長らに頭を下げる橋下知事(18日午前10時33分、大阪府庁別館で)=川崎公太撮影 大阪府内の33市長でつくる市長会の定例会が18日、大阪市中央区の府庁別館で開かれ、橋下徹知事は2008年度の府の暫定予算案(4~7月)について説明し、理解を求めた。出席した市長らは市町村への補助・交付を伴う56事業の経費が計上されないことに反発。「市を切り捨てるのか」「予算を理解していない」などと再考を迫る意見が相次ぎ、〈全面対決〉の様相になった。橋下知事は「府が独断で推し進めることがあってはならないと認識した」と改めて協議の場を設ける考えを示したが、各市との調整は難航しそうだ。この日午前10時半からの定例会の冒頭、橋下知事は「おわび申し上げます」と頭を下げ、「各市に多少なりとも影響が出ると思う。ただ、府が(財政赤字で)転覆すると何もできなくなる」と協力を求めた。
これに対し、府の補助を盛り込んだ新年度予算案の編成を終えている市側からは不満が爆発。阪口伸六・高石市長は、府と市の関係を親と子に例えて、「子や孫をつぶして親が助かることはない」と批判した。府財政課長も務めた元府教育長の竹内脩・枚方市長は「行政の在り方を覆す大問題。暫定予算案は欠陥予算だ」と述べた。新田谷修司・泉佐野市長は、知事が「府債発行の原則ゼロ」の方針を事実上撤回したことを念頭に、「知事はマスコミから朝令暮改と批判されているが、気にする必要はない」と、見直し対象となった事業を予算案に盛り込むよう促した。各市長の反発に、橋下知事は「府と市町村が、対等の協力関係で行政を進めたい」と神妙な面持ちで応じ、「十分協議しながら政治決断をしたい」と語った。終了後、市長会長の倉田薫・池田市長は報道陣に「府が補助をやめたからといって、市が事業をやめることはできない。4月の早い時期に知事ともう一度、話をしたい」と語った。
暫定予算案で計上が見送られるのは、補助金・交付金として07年度に計714億円を予算化した56事業。周産期母子医療センターの建設費のほか、地域子育て支援センターや放課後児童クラブの補助金など福祉・教育関連事業が含まれる。橋下知事は、知事直属のプロジェクトチームで検討を重ね、6月までに中止か継続かの結論を出す方針。(2008年02月18日 読売新聞)
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登録日:2008年 02月 19日 21:49:51
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- 慶應義塾大学総合政策学部教授、改革コンサルタント。専門は大企業・行政・NPO等の経営刷新。近年は地域再生も手がける。大学では「経営戦略」「公共政策」等を教える。旧運輸省、マッキンゼー共同経営者等を経て現職。大阪市生まれ。50歳。中央省庁・自治体の各種委員、企業顧問等を兼務。京大法、米プリンストン大修士。趣味は登山、鉄道、料理。メール:ueyama@pm-forum.org
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