●慶應義塾と大阪
以下はサンケイ
福澤諭吉先生は堂島浜で生まれ大阪・適塾で学んだ。慶應義塾は大阪の合理精神と咸臨丸の米国渡航からDNAを育んだ。慶應義塾は大阪生まれ、東京経由の米国育ちである(私も実は同じDNA配列なのだがそれはさておき)。義塾の中ノ島の拠点設置にはこうした歴史への思いがある。
話は変わるが関西の優秀な高校生にもっと慶應にきてほしい。特に湘南藤沢(SFC)は関西人気質にあう。常にイノベーション、尖がったことを試す合理精神。それでいて人間関係は濃い。おまけにSFCは各種奨学金が充実している。いずれ義塾は入学金も廃止し家賃補助もする。特異な才能を持つ高校生にはAO入試や別枠の奨学金制度もある。世界中の才能ある学生の獲得に向けた投資を惜しまない。卒業生の協力を得て地方出身学生の学寮の建設計画も進行中。
「私立はお金がかかる」というのは昔話。特に慶早は奨学金制度が充実している。全般に今は授業、教員、設備とも私立がかなり充実している。
もっと関西から関東の私立大学に人材を送り出すべきだ。流出なんてけちなことは言うべきでない。ヒトを育てないと地域再生は始まらない。よその地で過ごしてこそ愛郷心は育つ。大阪人は特に華僑のようなもの(阪僑)。出て行く反面、愛郷心も強い。大陸中国の再生に華僑が果たした役割は大きい。人材を育てるためにも若い子はいったん東京、さらに海外に出す。地域特性にあった人材戦略が必要だ。
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慶大が入学金40%削減、近く全廃 「優秀な学生集めたい」
慶応大学(東京、安西祐一郎塾長)は21日、平成21年度から入学金を約4割引き下げ体育実習費を廃止するなど学費の抜本見直しを発表した。安西塾長は「国際的に優秀な学生を集めるため、諸外国にない入学金を近く廃止する一歩としたい」と説明。徴収趣旨があいまいとの指摘もある入学金廃止を視野に、世界標準の学費制度で人材を集めるねらい。文系学部では授業料が引き上げられ、4年間の学費総額はアップするが、奨学金制度の拡充や家賃補助の創設で支援する。現行34万円の入学金を20万円に引き下げ8000円の体育実習費も廃止する。ただ、文系学部の場合、年間73万円の授業料を78万円に、施設設備費8万円を18万円に引き上げる。在籍基本料6万円を創設し、留学などで休学した場合、施設設備費と、現行の授業料に代わって在籍基本料を払えばよい。初年度納入金は122万円(20年度比4・3%増)、4年間の納入額は428万円(同17・8%増)となるが、項目を簡素化し、「グローバルな学費体系にした」(安西塾長)。
一方、学生の負担軽減のため、20年度から1人当たり年12万円の家賃補助を開始。1学年当たり約400人、総計約1600人に4または6年間支給する。また、留学生を対象に10億円の奨学基金を創設する。慶大では現在約870人の留学生を27年度までに1500人に増やしたいとしており、優秀な留学生を集める“切り札”に、との思惑もある。6年後には約25億円の増収になるが「教育内容などで学生に還元したい」としている。優秀な学生を集めようとする動きは他大学にも広がっており、東京大では20年度から家庭年収が400万円未満の学生は授業料53万5800円を免除する。東京工業大も博士課程に進学する学生に授業料(同)相当額を報酬として支給し、事実上免除する。
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登録日:2008年 03月 25日 00:07:50
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- プロフィール
- 上山信一
- (男)
- http://www.pm-forum.org/ueyama/
- 慶應義塾大学総合政策学部教授、改革コンサルタント。専門は大企業・行政・NPO等の経営刷新。近年は地域再生も手がける。大学では「経営戦略」「公共政策」等を教える。旧運輸省、マッキンゼー共同経営者等を経て現職。大阪市生まれ。50歳。中央省庁・自治体の各種委員、企業顧問等を兼務。京大法、米プリンストン大修士。趣味は登山、鉄道、料理。メール:ueyama@pm-forum.org
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