●秩序崩壊寸前?大阪市環境局

以下は読売。環境局は以前から問題の多い局だった。市役所全体の士気のバロメーター的存在である。そこで急速にたがが緩んできている。合計367件もの不正支給が「単なるミス、悪質性は低い」と言い放つ?いったい誰が信じるだろうか?1年前なら全件徹底調査し、情報公開したはずだ。関係者の処分も徹底を極めた。裏金調査といい、これといい全くおざなりではないか?ここまで堕ちると心配なのが市民を巻き込んだ事故である。市政改革以前に頻発していた事故がまた増えてくるはずだ。それだけは避けてほしいと祈るのみである。
 さてこの記事がもし真実だとすれば「うそつき大阪市役所」が完全に復活しつつあることを物語る。組織は恐ろしい生き物である。わずか数ヶ月でここまで堕落する・・。これからいったいどこまで堕ちるのだろう?幸いというか、怖いことに経営が緩んでも過去3年間に2重、3重に打ち込んだ監視システムは自動存続する。なぜならこういう事態を想定して随所に楔を打ち込んであるからだ。今後、数年間、大阪市役所は不正事例をひたすら露呈し続けるだろう。しかし、これだけあきれた話が毎日続くと市民もマスコミももはや驚かない。ある種の異常感覚に陥りつつあるのではないか?
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不適切手当 100万円…市環境局、関係者処分へ
 大阪市環境局が職員に支払った超過勤務手当や夜間勤務手当のうち、公休を取った職員に支給するなどの不適切なケースが2004年11月~今年2月に367件、計約100万円にのぼることが、同局の調査でわかった。「ほとんどは事務担当者の記載ミスで、悪質性は低い」としているが、市は職員に返還させ、関係した職員を処分する方針。全庁的なカラ残業が発覚した04年11月以降について全職員約3600人への手当の支給実態を調査。支給の手続き書類と職員の出勤簿を照合した結果、公休を取った職員に手当を支給したり、手当を二重支給したりしたケースが発覚した。こうした不適切な支給は超過勤務手当で217件(約71万円)、夜間勤務手当で109件(約20万円)、特殊勤務手当で41件(約4万円)にのぼった。同局によると、勤務するごとに手続き書類を作成しなければならないのに、各事業所の担当者が月末にまとめて処理したため、ミスが生じたという。(2008年4月4日 読売新聞)

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登録日:2008年 04月 08日 00:02:44

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プロフィール
上山信一
(男)
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慶應義塾大学総合政策学部教授、経営コンサルタント。専門は大企業・行政・NPO等の経営刷新。近年は地域再生も手がける。大学では「経営戦略」「公共政策」等を教える。旧運輸省、マッキンゼー共同経営者等を経て現職。大阪市生まれ。51歳。中央省庁・自治体の各種委員、企業顧問等を兼務。府立豊中高校、京大法卒。米プリンストン大学修士。メール:ueyama@pm-forum.org
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