●大甘、大阪市改革

以下は読売。驚いた、2年前に、改革本部ではこんな制度は設計しなかった。明らかに改革のメルトダウンが起きている。堕ちるところまで一度堕ちないと改革路線には戻れないのだろうか。唯一の朗報は、読売クラブの健在を確認できたこと。市政改革は読売がリードして引っ張ってもらった。先日の日経の論説にあきれ果てていたところだけに勇気付けられる記事でうれしかった。各紙とも厳しくチェックしてほしい。明らかに改革は骨抜きされつつある。記者諸君、玉虫色にだまされるな。
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「劣る」「やや劣る」十数人だけ
 勤務成績に応じてボーナスに差をつける新制度を導入した大阪市が30日支給する夏季ボーナスの査定で標準額を下回る「劣る」や「やや劣る」と評価された職員は十数人しかいないことがわかった。市は「適正に評価した」とするが、職員は市長部局だけで約2万7000人を数える大組織とあって、議会から「不祥事も多い中、度を越した甘口採点だ」と疑問の声が上がっている。


 新制度は、課長代理級以上の幹部職員に対して2006年冬の支給分、係長級以下の一般職員には07年冬の支給分から、適用された。士気を高めるのが狙いで、仕事の成果のほか協調性、責任感などの基準で評価し、支給額に最大約30万円の格差が出るという。

 今回のボーナスは平均支給額85万5729円(42・4歳)で昨年に比べ4753円増。評価の内訳をみると、交通局と水道局を除く市長部局の一般職員約2万5000人の場合、3段階で「A(優秀)」39・5%、「B(標準)」60・5%に対し「C(劣る)」はわずか0・03%。約2000人の幹部職員は、5段階で「S(非常に優秀)」9・2%、「A」35・4%、「B」55・2%に対し「C(やや劣る)」は0・3%。「D(劣る)」は該当がなかった。

 市は各ランクの職員数を明らかにしていないが、C評価は十数人にとどまるため、昨年度、カラ残業やマイカー通勤など不祥事で懲戒処分した計705人の職員も、おおむねB以上の評価とみられる。

 市総務局は「Cが極端に少ない印象はあるが、処分を受けても、仕事上の成果があれば評価は上がる。能力、業績を適正に判断している」と説明。一方、自民市議は「なれ合いで甘く評価したとしか思えない。横並びなら制度導入の意味もない」と指摘している。

(2008年6月30日 読売新聞)

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登録日:2008年 07月 02日 23:04:31

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プロフィール
上山信一
(男)
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慶應義塾大学総合政策学部教授、改革コンサルタント。専門は大企業・行政・NPO等の経営刷新。近年は地域再生も手がける。大学では「経営戦略」「公共政策」等を教える。旧運輸省、マッキンゼー共同経営者等を経て現職。大阪市生まれ。50歳。中央省庁・自治体の各種委員、企業顧問等を兼務。京大法、米プリンストン大修士。趣味は登山、鉄道、料理。メール:ueyama@pm-forum.org
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