★We will never forget about you (update5/12)

貿易センター跡地 フリーダムタワー着工 - 米国

【ニューヨーク/米国 28日 AFP】ニューヨークで27日、倒壊した世界貿易センター(World Trade Center)に代わる高層ビルとして設計された「フリーダムタワー(Freedon Tower)」の着工を祝うイベントが開催された。
≫続きを読む…
(c)AFP/Timothy A

AFPBB News


2001年9月11日朝、僕はシアトルのホテルにいた。たまたま妻に電話をして事件を知った。TVをつけて驚愕。予定されていた会議は当然キャンセル。地元企業もほとんど休業。することのなくなった僕はひたすらTVを見る。エレベータに乗るとみんな凍りついたように静か。チャウシェスク時代に行ったルーマニアの人々の死んだような表情を思い出す。レストランでも会話がない。恐ろしいほど静かなシアトルの一日。やがて事件の全貌がわかる。「パールハーバーの再来」というTVコメントを聞いてはっとした。「日本人も何かしなければならない」。ジョージタウン大学政策学部の同窓会に犠牲になった教授の追悼記念募金を募った。ワシントン在住の日本人一同でワシントンポストに弔辞広告を出した。そして星条旗を家の前にそっと飾った。「損しても絶対株は売らない」「絶対に買いだめしない」という一般市民の街頭インタビューのコメントを聞いて感動した。無秩序に見える市場競争原理も人々の倫理感と社会責任意識のもとで制御されている。あれほどばらばらに見える国民の力をいざという時には結集できる。これこそが「この国のかたち」だ。やがてe-mailの発信人署名にみんながこう書き始めた--We will never forget about you.--僕らはあなたたち犠牲者のことを絶対に忘れない。

カテゴリー[ 国際情勢 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2006年 05月 11日 23:56:52

Trackback

この記事に対するトラックバックURL:

プロフィール
上山信一
(男)
慶應大学総合政策学部教授。大阪市生まれ54歳。専門は企業・行政機関の経営戦略と組織改革。都市・地域再生も手がける。旧運輸省、マッキンゼー共同経営者等を経て現職。国交省政策評価会(座長)、大阪府と大阪市の特別顧問、新潟市都市政策研究所長、日本公共政策学会理事、各種企業・行政機関の顧問や委員等を兼務。府立豊中高、京大法、米プリンストン大学修士。著作等 ツイッター@ShinichiUeyama
お気に入りリンク
行政経営フォーラム
検索